私は子どもの頃、寝るのが大嫌いでした。お昼寝をしなさいと言われても苦痛で苦痛で、隣で横になっている母がスースー寝てしまうことが余計に恨めしく感じたりもしました。

 

 若い頃は、睡眠というものをあまり重要に考えてもいなかったので、睡眠時間はそんなに長い方ではありませんでした。しかし、寝ている間に見る夢というものは楽しいという感覚はありました。

 

 私は、単純なのか、その時に考えていたことが、すぐカタチを変えて夢に出てくるので、もちろん、怖い夢、苦しい夢などを見ることもあるのですが、楽しい夢もけっこうあり、ダイビングを始めて、やたらと旅行していた頃は、一晩のうちに宇宙旅行をして、ロンドンにも行って、そして、どこか南の島でダイビングをするという大旅行をとても気軽にするという夢を見て、その話しをしたら、周囲の人々に「まったく、幸せな人だね~」と言われたこともありました。

 

 今は、年齢を重ねて、体力的にも気持ちに体力が追い付いていかなくなってきて、すぐ疲れてしまって、しっかり眠れないと、もう翌日がしんどくなってしまうので、睡眠というものをとても大切に考えています。

 

 しかし、私は、夜の時間も好きで、なんとなく一人で夜の時間を過ごすことが、自分でも、ちょっとおかしくなるくらいに楽しくて、なかなか早く寝ることができません。

 

 でも、やっぱり、眠ることも楽しくて、正確には、寝ている間の夢が楽しいのですが、思ってもみない人が突然、登場したり、今はもう他界してしまった母や祖母などがたま~に出てきてくれたりするのも嬉しく、下手な映画やドラマを見るよりもよっぽど楽しいな・・と思ったりもします。

 

 こうして、海外生活をしていると、その場面がパリなんだか、日本なんだかもよくわからなかったり、この人と、この人は別々の知り合いで一緒にいるはずのない人が同時にいたりするのも、また、一体、何語で話していたのか?と後になってから、思ったりもします。

 

 よく、その言語で夢を見るようになるのは言語習得の目安だと言う人もいますが、私の場合は、実際に夢の中で何語で話していたか?という記憶はあまりありません。

 

 ただ、一生懸命、フランス語で話そうとしていて疲れた・・という夢を見たことはあります。

 

 夢の中だとどんなに旅行したりしても、全然、疲れないし、移動もあっという間なので、こんなにラクラクな旅行はなく、なんなら、ずっと眠り続けたいと思うことすらあります。

 

 とても楽しい夢を見ていて、目が覚めてしまった明け方などは、ボーッとしたまま、トイレに行ったりして、そのまま、続きを見たいと思えば、続きを見ることができたりもすることもあります。

 

 死後の世界というものは、わかりませんが、死んで魂だけになった場合、この夢を見続けている状態が続くのではないか?などと都合のよい期待をすることもあります。

 

 夢は深層心理に関わっているということを考えれば、夢日記などをつけてみるのも楽しいかな?などと思ったりもしています。

 

 

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