フランス・スタッド・ド・ランスに所属する日本人サッカー選手 伊東純也氏の性加害スキャンダルを受けて、所属先のスタッド・ド・ランスは、この事件に対する公式プレス・リリースを以下のとおり発表しています。

 

 「スタッド・ド・ランスは、今週水曜日に日本のメディアが伊東純也選手について行った報道と、同選手が起こした名誉毀損の告訴状に注目し、留意している」

 

 「日本人ストライカーの人間的資質と行動がクラブによって疑問視される必要があったことは一度もなかった。よって、彼は引き続き、スタッド・ド・フランスのメンバーとして在籍します」

 

 「メディアの報道を裏付ける司法調査が行われるまで、スタッド・ド・ランスは当局による調査を裏付ける情報を持っていません。 現段階でも現在に至るまで、クラブは伊東選手との団結を示している。 したがって、スタッド・ド・ランスは、疑惑の事実を明らかにする具体的な要素を待っており、関連する法的進展を細心の注意を払って追跡する予定である」

 

 「しかし、スタッド・ド・ランスはこのような重要なテーマを無視することはできず、この件に対して何のアクションも起こさないこと、あるいは沈黙を保つことを望んでいません」

 

 「クラブはここ数シーズンにわたってプロフットボールリーグと共同で実施してきた「女性に対するあらゆる形態の暴力との戦い」への取り組みを改めて表明し、すでにシーズンに向けて新たな啓発活動に取り組んでいる」と発表しています。

 

 日本でこのスキャンダルが報道されたのが水曜日、翌日には、伊東選手は、逆告訴し、スタッド・ド・ランスはこのようなプレスリリースを発表しています。早々に彼が逆告訴したのも、クラブへの説明と話し合いやアドバイスによるものとも思われますが、とにかく対応が早かったのには、驚き・・少し前に起こった性加害報道に対する日本の芸能事務所の反応と比べてみても、事実関係も異なるとはいえ、慣れているというか、賢明というか・・。

 

 実際に捜査、裁判の結果がどうなるかわかりませんが、彼がスタッド・ド・ランスに移籍したのは、2022年7月のことで、まだ彼がクラブに所属して1年半ほどです。しかしながら、「人間的資質と行動がクラブによって疑問視される必要があったことは一度もなかった」、「クラブは彼への団結の意を表している」とすぐに公式発表してくれることは、選手にとって、何よりも心強いことだと思います。

 

 これほどにクラブからの深い信頼を寄せられている彼が無実であることを祈るばかりです。

 

 

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