「わ〜〜〜〜〜〜」
「次女ちゃんちって〜〜〜〜〜〜」
「女の子の家!」
「って感じ〜〜〜〜〜〜〜!キャ」
うざー
なんかうざー
「パパ(←ダニパパ)がぁ〜〜〜〜〜〜」
「『ルイ君が心配だからお前着いていけ!』とか言ってて〜〜〜〜〜」
「私は別に『ルイ君も大人なんだから大丈夫だよ〜〜〜〜〜』って感じなんですけど〜〜〜〜〜〜」
「パパが〜〜〜〜」
「す〜〜〜っごく心配性で〜〜〜〜〜」
あーそーですか
どうやら突撃で我が家に訪問したことを
パパの指図のように言うんですけれど
なーんか言い訳がましいというか
胡散臭いと思うのは私だけでしょうか……
実は自分が着いてきたかっただけなのを
ダニパパのせいにしてるだけじゃね?
もうそんなのいいからさ
とりあえずコーヒー出してやっから
飲んだらとっとと帰れよ
しかしまぁ……
奴はよく喋る喋る
あーでもないこーでもない………
特にルイ君のちっちゃい頃の話しね
顔合わせの時も散々聞いた気がするので
”その話聞き飽きたわ”とは思っているのですが
愛想笑いぐらいはしなきゃかな?とか思って
社交辞令でしてみるわけですよ
そうすると奴は
愛想笑い=ホントに喜んで聞いてくれてる
と思ってしまうのか
終始ご満悦で独演会……という悪循環😭
家にあげてしまったことを今更ながらに後悔
ですがもはや仕方がないので
その話に便乗してみることにしました
我が家なのに独演会されるのもしゃくですし………
「そうなんですねー」
「ルイ君って男の子の割にはお話上手だし(←言い方がバカにしすぎ💦)」
「人懐っこいところありますよね」
どうやらルイ君は自慢の息子らしいですから
ルイ君の良いところを私も一生懸命探して
振り絞ってそう言ってみたわけです
そしたらあの野郎
調子に乗りやがって
「そうなんです〜〜〜〜〜〜〜!」
「ルイ君が中学生の時も〜〜〜〜〜」
なんでも?
ルイ君が人懐っこいが故に?
他の子のお母さん達から人気があったって話を
延々としてましたけど………
嘘つけコノヤロー!って感じ
えっ?
中学生でお母さん達から人気がある男子って
『背が高くて爽やかで笑顔の素敵なイケメン』
って決まってませんか?
と何度言おうと思ったことか………
で
ルイ君が中学生の頃からの仲間?とやらが
何故か母子家庭の子が多いって話になって
その時点で嫌〜な予感がしたんですけどね
「母子家庭の子って〜〜〜〜〜〜」
「見ればす〜〜〜〜〜ぐわかるのよね、ムフッ」
不敵な笑みを浮かべて
『全てお見通し』みたいな感じで話すダニママ
気持ち悪………
母子家庭母子家庭ってさー
そんなに母子家庭をディスりたいのかよ
「へぇー」
「見た目でわかるもんなんですか?」
「私は全然、見た目だけで『この子は母子家庭の子だ』って判断つきませんけど?笑」
そしたらなんて言ったと思います?
「そーそー!」
「わかるのよぉ〜〜〜〜!」
「愛情に飢えてるから仕方ないのかもしれないけど〜〜〜〜〜」
「母子家庭の子って〜〜〜〜〜」
「み〜〜〜んなグレちゃうのよ〜〜〜〜〜〜」
はっ!?
オメー今なんつった!?
しかも結局は
その『愛情に飢えてる母子家庭の子』達を
みんなまとめて面倒見てあげてる優しい私
っていうところに話を持っていくわけです………
そのグレた母子家庭の子が可哀想だから?
かくまってあげてたら?
数日後に
母子家庭のお母さんに文句言われて?
説教垂れたらしいです
『文句言われる筋合いはない!!』
『大体にして、アナタがちゃんとしてないから子供がこうなるんでしょっ!』
『ちゃんと子供のこと見てあげてるんですかっ!』
何それ………
いやいやいや………
お前が言うな!って感じ
どういうつもりでかくまったのか
真相はよくわかんないけど
それぞれの家庭には
『事情』ってもんがあるでしょーよ
そりゃー子供だって反抗ぐらいするだろーよ
親の悪口だって言うかもしれないよ?
でもさー
その子の親だって
息子が帰ってこないなら心配するでしょーが………
それならそれで
『ダニハウスに居ますから安心してください』
とかさー
(←むしろ不安になるだけかもしんないけど)
一応伝えりゃーいいのに……
一歩間違えたら誘拐犯みたいじゃん………
なんか
いろいろとドン引き………