母は娘のわたしが嫌いだ。


母がなぜわたしに冷たいのか。

どんなに頑張っても一度も褒めてくれたことがないのか。

わたしはいつも考えてしまう。

大人になった今でも考えてしまう。



色々考えた結果一つのきっかけとして思いつくのが、わたしが父方の祖母に似ていること。

得意なもの、家事があまり得意ではないところ、顔立ち、色々似ているのだ。

祖母はわたしにいつもとても優しかったが、母とは嫁姑の関係。昔敷地内同居をしていた時期に仲が悪くなったらしく、小さい頃から祖母の悪口を聞かされた。幼稚園の頃にはわたしにいつも祖母の悪口を言っていた。

そしていつもこういうのだ。

『あんたはおばあちゃんに似てるから、似ないように気をつけなさいよ』



そしてそれは大きくなるにつれ、もっとひどい暴言になっていった。

自分の部屋が散らかっていると

『おばあちゃんに似て片付けられない血を引いてるから気をつけなさいよ』と言われ、



反抗期に反応的な態度を取ると

『変わってるし変なところがおばあちゃんにぜーんぶそっくり。人生失敗しないように気をつけな』と言われ、



母のために料理を作ると

『味付けとかイマイチ。味覚がそもそもダメなんだよね。おばあちゃんも料理下手だったわ。まずくてべちゃべちゃの煮物で食べられたもんじゃなかった』と言われ、



目の大きい顔立ちも祖母に似ていて、学校で友達に『目が大きくていいね!』と褒められた話をしたら

『顔がやたら濃いっていうか、無駄に目は大きいけど変わった顔立ちっていうか、そういうのおばあちゃんに似てるよね笑、あなたはあんまり可愛くないから勉強だけでもできないとね笑』と言われ、


男子に『おまえ色が黒いな』とからかわれて落ち込んで帰ったら励ますどころか

『まぁあのおばあちゃんも色が黒くて丸顔だからフライパンとか呼ばれてたらしいし笑。似ちゃったんだね』と言われ、



フルタイムで働いている今、手伝いに来ようとしてくれるのはいいものの

『汚くて臭い部屋!働いてるからってこんなのは許されない!子供が可哀想だ!気にならないんだねこの汚さが。おばあちゃんの遺伝子』と言われ…


容姿や遺伝子など、変えられないことを否定して落ち込ませるやり方だった。



母に好かれたくて勉強とか習い事とか、今も仕事とか頑張ってきたが、母が嫌いな人にそもそも似ているのならどうしようも無いね。

それでも褒められたいとまだ思ってしまう自分はバカみたいだ。