直木賞受賞作の犯罪小説。
メキシコのカルテルに君臨したバルミロと、
日本に生まれ育った天涯孤独のコシモがめぐり合う物語。
 
二人にかかわる多くの人々の物語も詳しく描かれ、
暴力の描写もたくさんあり、内容はきついところもありましたが、
淡々とした文章で、でも鮮やかに描かれていて物語に入り込んでしまい、
分厚い本ですがあっという間に読んでしまいました。
 
本の紹介文等を読んだ時には苦手な内容かと思っていましたが、
麻薬・臓器売買の闇の世界の話と、
アステカの神話が好対照のようで、でも融合していて、
なかなか凄い読書体験ができたと思いますキラキラ
 
 
 

 

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