IT業界では、一定期間働いた後に転職することは決して珍しくありません。だからこそ、人材に長く働いてもらうためには、給与や福利厚生だけでなく、日々の仕事の中で「信頼されている」「必要なときに支えてもらえる」「これからも成長できる」と感じられる環境が重要です。

社員が「ここでもう少し挑戦してみたい」と思えるかどうか。そこには、企業文化や周囲との関係性、そして成長の機会が大きく関わっているのではないでしょうか。

1. 高い給与を提示しても、人材を引き留められないのはなぜか?

IT業界において、人材の流動は決して珍しいことではありません。

一人のメンバーが退職するということは、単に新しい人材を採用する必要が生じるだけではありません。プロジェクトや業務への理解、顧客とのコミュニケーションの取り方など、日々の仕事を通じて蓄積されてきた知識や経験が失われる可能性もあります。

多くの企業が「良い企業文化」「成長できる環境」「学びの機会」を掲げています。しかし、本当にそのような環境があるかどうかを最もよく知っているのは、実際にそこで働いている人たちです。

RIKAIで働くメンバーの声を聞く中で、私たちは一つの共通点に気づきました。

「長く働きたい」という気持ちは、一つの大きな出来事から生まれるものではありません。信頼され、必要なときに支えてもらい、次の成長につながる機会を得る。そうした日々の経験の積み重ねによって生まれていくものです。

2. 小さなきっかけが、仕事への向き合い方を変える

2025年7月末、Nguyen Thi Xuan ThiさんはQCインターンとしてRIKAIに入社しました。

異業種からQCへのキャリアチェンジだったこともあり、最初は不安も少なくありませんでした。実際のプロジェクトに参加するのも初めてだったため、業務時間外にもプロジェクトのビジネスや業務内容を自分で調べ、テスト対象への理解を深めようとしていました。

しかし、当時を振り返ったとき、最も印象に残っているのは特定のタスクではありません。

リーダーが時間を取ってレビューしてくれたこと。分からないことがあれば、チームメンバーが丁寧に説明してくれたこと。そして、すべての答えを一人で探さなくてもいいと感じられたことでした。

インターン時代は、まず与えられたタスクをきちんと完了することに集中していました。

しかし正社員になった今では、より多くの知識を身につけ、チームとより良く連携し、いつか自分が後輩のインターンをサポートできるようになりたいと考えるようになりました。

成長できる環境は、必ずしも大きな制度から始まるものではありません。

新しいメンバーに実際の仕事を任せ、その成長の過程を周囲が支えること。

そんな小さな経験が、仕事への向き合い方を変えるきっかけになることもあります。

3. 新しい挑戦が、「もう少しここで頑張りたい」と思える理由になる

一方、キャリアのまったく異なる段階にいるのが、RIKAIで4年以上働くDinh Ngoc Hoangさんです。現在はRIKAIのCenter Leaderを務めています。

これまで、マネジメント、PM、Dev/Team Leadなど、さまざまな役割を経験し、大規模プロジェクトのデリバリーにも直接携わってきました。

その中でも、2025年初頭は大きな転機となりました。

長期プロジェクトが終了した後、これまでと同じ仕事を続けるのではなく、R&DやDX/AXという新しいテーマを任されました。同時に、RIKAIの戦略的プロダクトの一つであるAlooの開発にも携わることになりました。

R&DやAI、プロダクト開発では、最初から明確な要件や正解が用意されているとは限りません。

ときには、

「そもそも何を解決すべきなのか」

という問いから始める必要があります。

大きな変化の中で、Hoangさんが「これからも続けたい」と感じた理由の一つも、そこにありました。

「任された時点では、自分自身もまだすべての答えを持っていない。そんな仕事を信頼して任せてもらえることが、僕は結構好きなんです。」

4年以上働いた今、彼をRIKAIに留めているものは、必ずしも「慣れた仕事」ではありません。

むしろ、まだ学ぶべきことがあると思えるほど難しい、新しい課題に挑戦できることなのかもしれません。

4. 異なる二つのキャリアに共通していたもの

キャリアを始めたばかりの人と、複数のプロジェクトや役割を経験してきた人。

二人のキャリアは大きく異なりますが、そこには一つの共通点があります。

それは、「信頼されている」と感じられることです。

新しいメンバーにとっての信頼とは、実際の仕事を任されながらも、困ったときには周囲からサポートを受けられること。

経験を積んだメンバーにとっては、すべての答えを持っていなくても、新しい課題を任せてもらえることです。

そして、もう一つ重要なのは、今できることだけではなく、これからどこまで成長できるかという可能性まで見てもらえることです。

企業文化は、物事が順調なときよりも、誰かが分からないことに直面したとき、困難を抱えたとき、プロジェクトが一区切りしたとき、あるいは新しい役割へ踏み出そうとするときに、よりはっきりと表れるのかもしれません。

まとめ

RIKAIにおける「長く働く」ということは、単に在籍年数が増えていくことだけを意味しません。

新しいことを学び、次の挑戦を引き受け、自分が得た経験を次のメンバーへ渡していく。その積み重ねもまた、長く働くことの価値の一つです。

メンバーが互いに支え合いながら成長できるチームは、社内だけに価値をもたらすものではありません。

人と知識が継続的に蓄積されることで、チームとしての安定性が生まれ、それは長期的にお客様と伴走していくための基盤にもなります。

だからこそ、RIKAIのカルチャーを大きな言葉で説明する必要はないのかもしれません。

挑戦する機会があること。必要なときに支えてくれる人がいること。そして、その先にも成長できる道が見えていること。

そうした一つひとつの経験が、長く共に働けるチームをつくっているのだと、私たちは考えています。

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RIKAIはソフトウェア開発を軸に、「人と技術を中心としたビジネス」を展開しています。お客様に寄り添うことで、お客様の「真のニーズ」を把握し、本当に価値のあるサービスを提供します。私たちは、お客様と長期的かつ信頼できるパートナーになることを目指しています。

🏢 商号:RIKAI株式会社
📅 設立:2017年11月15日
👤 代表者:代表取締役 ドアン・ハイ・バン
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👥 従業員数:300名

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