【SH30小説】二歳くらいの女の子2024050202


さっきさ、うたた寝してたら、

二歳くらいのおしゃまな女の子が現れた。


その女の子は浮遊霊の魂で漂っていたようだ。


隣にお着物を着た女性がいた。

彼女と手を繋いでいたが、私に気がつくと

こちらに駆け寄ってきたのだ。


手を広げ、足を床に投げ出し、

座っている私の太ももの上にそおっと

乗ると胸辺りに顔を埋めて、背中へと

手をまわしてきたのだ。


怖いことから、逃げるような感じにも

思えた。


私は、私の子供にしてきたように

ぎゅっと抱きしめ、背中をさすった。


まだ、亡くなってから、日が浅い。


その感覚は、初めてではない。

だから、言える。


小さな女の子は安心したのか、

消えていった。


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おばちゃま、開花しちゃいました?

~りかおばちゃまの日記~


 rikachima0925


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