月の女神343 | スーパーメグ日記 怒りのアフガン2

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右手にガラケー 左手にウインナー 背中に赤いブツブツを背負い 志は高くプライドは低く 強い者に厳しく自分に優しく 欲は深く毒を吐き 肩で風切り動物引き連れ今日も行く いつも心に出刃包丁 ワタスの名前を言ってみろ アメーバの穀潰しメグ(めぐ)の自己満ブログ

スーパーメグ日記 怒りのアフガン

月の女神343

 

というわけで続き

 

メグ『そうだ、責任者増えたから手当て付けて』

 

専務『わかりました、誰ですか?』

 

メグ『まず営業責任者お豆、おまいが営業しないから本格的にやらす』

 

専務『すいません』

 

メグ『そして安全対策責任者クオン、もう肩書きはあった、もう一人は業務改善責任者フネ』

 

専務『本社にも来てましたよね』

 

メグ『そして安全運行責任者セイコ、ベテランだから』

 

専務『セイコさんは間違い無いです』

 

メグ『あたし責任者カナエとアネキ責任者キツネ、パラパラ責任者リイサ、配車やってるしな』

 

専務『新人ばかりですね』

 

メグ『ウチが新人ばかりですからね、新人に負けて悔しがって下さい』

 

専務『もう負けっぱなしです』

 

メグ『あとアナルは正社員に戻して』

 

専務『はい、がんばってくれてますからそうしたいと思ってました』

 

メグ『あとウチも今週の仕事の計画書があるから、ヨウチャン印刷して』

 

ヨウ『もう印刷してます』

 

メグ『さすが、常務に持って行って』

 

専務『わかりました、え?』

 

メグ『何よ?』

 

専務『こんなに人を使うんですか?』

 

メグ『おまいはケチだからよ、何人居ても余らん、ワタスは石橋を叩いて叩いて叩き壊すからな』

 

専務『わかりました、常務に見せます』

 

メグ『何かあったら言って、詰めるとこは詰めるから』

 

専務『わかりました』

 

メグ『あとシイチャンも見学に来るから、ワタス乗せて行く』

 

専務『え?』

 

メグ『シイチャンは車好きだから、見たいってお願いされました』

 

専務『わかりました、今度こそ失礼無いようにします』

 

メグ『ウチの心配より本社はどうなの?』

 

専務『必ず成功させます、これが成功すれば赤字は全て解消出来ますから』

 

メグ『まあ、今回もウチがやるような感じだがな』

 

専務『本社も精鋭を揃えてます、絶対成功させます、またご協力をお願いいたします』

 

というわけで

 

本社『クヤシ~』

 

計画書『…』

 

常務『メグがこれを?』

 

専務『はい』

 

常務『こんなに人を用意してくれたのか、これは絶対やれる』

 

専務『はい』

 

常務『傭車も間違い無い、あとは本社が仕切れるかだと思ってたが、これならやれる、登録も済んでる、本社のためにやるしか無い』

 

専務『成功すれば本社のこの秋の赤字はチャラに成ります』

 

常務『それでもだいぶメグや傭車に協力してもらうからな、だが今年度大赤字は回避出来る、今月分は間違い無く大幅黒字になる、今年度はこのまま行けば黒字に出来る、メグたちと上手くこなせたらもっとこの仕事が取れる』

 

専務『絶対成功させます』

 

常務『俺は明日は麗子とメグんとこに行く、最終調整だ』

 

専務『わかりました』

 

常務『どんな事があっても成功させる、先代が残してくれた仕事だ、今の本社でもやれる、やらなきゃならないんだ、専務は早く社長になって俺を楽させてくれ』

 

専務『はい!』

 

つづく