流氷丸『ﾌﾞｰﾝ！』
メグ『有馬はｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸで決まりだよな』
ﾓｯﾁｰ『外枠に入ったらわかりませんね』
メグ『ｱｲﾂは外枠引かんのよ、ｻﾌﾞﾁｬﾝの引きよ、ｷﾀｻﾝﾌﾄﾞｰなんて引きだけで勝ってたからな』
ﾓｯﾁｰ『ｷﾀｻﾝﾁｬﾝﾈﾙとかも』
メグ『ｷﾀｻﾝｻｲﾚﾝｽって何だったんだ』
ﾓｯﾁｰ『それ知らないです』
メグ『札幌2才ｽﾃｰｸｽ2着』
ﾓｯﾁｰ『私もまだまだだな』
メグ『あ！場所わかるよね？』
ﾓｯﾁｰ『はい』
メグ『ならそのまま行って、今年の2才藤沢居ないから良いな』
ﾓｯﾁｰ『藤沢の2才居ますよ』
メグ『何でよ、廃業しろ』
ﾓｯﾁｰ『ｱｲﾂはﾀﾞﾒ厩舎ですよね』
メグ『さすがわかってるな』
というわけで(笑)
倉庫『…』
ﾊﾟﾚｯﾄ『…』
メグ『こっちが低い倉庫、そっちがおまい居た倉庫で分けてくれるから』
ﾓｯﾁｰ『はい！』
メグ『昨日たくさん出たから今日少ないわ、多い時は連絡くれるんだ』
ﾏｯﾁ『おはようございます』
メグ『おはよう！こちら担当営業のﾏｯﾁ、こっちは医薬品配送責任者のﾓｯﾁｰ、問屋やﾒｰｶｰ入れの責任者』
ﾏｯﾁ『よろしくお願いします』
ﾓｯﾁｰ『よろしくお願いします！』
メグ『ここの倉庫もﾏｯﾁもおまいも問題無いんだ、低い倉庫も建物以外問題無いんだ、おまい居た倉庫は何もかも問題なんだよ』
ﾓｯﾁｰ『ﾏｼﾞでｸｿですから』
ﾏｯﾁ『働いてた人が言うなら間違いない』
メグ『昨日みたいな事になったら直ぐにﾜﾀｽかﾏｯﾁに連絡して』
ﾓｯﾁｰ『はい！』
ﾏｯﾁ『連絡先です』
名刺『…』
ﾓｯﾁｰ『はい！』
ﾏｯﾁ『今度お昼でも食べながら話しましょう』
ﾓｯﾁｰ『はい！私結構食べますよ？』
ﾏｯﾁ『あらそうなの？』
メグ『おまいﾏｯﾁ先輩に勝つ気か？』
ﾓｯﾁｰ『え？ﾌｰﾄﾞﾌｧｲﾀｰ？』
ﾏｯﾁ『ｱﾀｽｨは優しいｳｫﾝﾅの子』
メグ『悪い影響与えられてる』
というわけで(笑)
本社『ｲﾄｲ～』
専務『部長、ﾓｯﾁｰさんの代わりに誰を配車したんですか？』
部長『ﾍｲﾎﾟｰ』
専務『ﾍｲﾎﾟｰ！？』
専務『ﾍｲﾎﾟｰはどう見ても世界のﾍｲﾎﾟｰじゃないですか？』
部長『だからﾍｲﾎﾟｰだ』
専務『あそこは見た目が変なおじさんは特に嫌うんですよ』
部長『あのさ専務、ﾊｯｷﾘ言わせてもらうわ』
専務『はい』
部長『ｳﾁはｼﾞｬﾆｰｽﾞ事務所じゃないんだよ？医薬品に若い見た目良いの集めても所詮ﾁｬｰﾀｰなんだしさ、ﾊｯｷﾘ言って良い人材なんか預けたくないの、ﾊﾞｶ専門にしたいくらいだよ』
専務『はい』
部長『こんだけ人権だ差別だうるさい世の中で、運転手のﾋﾞｼﾞｭｱﾙにこだわる荷主なんか聞いた事が無いけど？AKBだってちょいちょいﾌﾞｽな子居るじゃない？それが人気になったりするじゃない？』
専務『はい』
部長『あそこは運転手を何だと思ってるの？悪いけどｻﾞｷとかﾀｲﾁみたいなｸｿﾊﾞｶがﾉｰｸﾚｰﾑで、ﾍｲﾎﾟｰにｸﾚｰﾑ来たら俺が乗り込んで文句言うから、あんな真面目なﾔﾂ居ないから』
専務『いや、それは』
部長『いくらなんでもわがまま過ぎる、時間ﾁｬｰﾀｰで時間を守らないから主婦は使えない、荷物はちゃんと出さない、間違う、遅れる、雑に積む、性格悪い態度悪い、専務が改善してくれないなら俺が行く、あんな荷主なんか切っても良い』
専務『必ず改善します！今から話して来ます！』
嫁『ちゃんとやんないからよ！運転手の転属希望もあのｸｿ医薬品ばかり！』
部長『そりゃメグもあの子を助けてやりたいと思って無茶な事もやるだろうね』
専務『すいませんでした』
つづく