というわけで昨日の続き
メグ『それで、どんな生徒さん？』
先生『一人は停学処分4回』
メグ『ﾏﾘさんでも3回なのに、内容は？』
先生『ﾀﾊﾞｺ、上級生への暴行、無免許運転、器物破損』
メグ『おお！良いですよそれ、無免許はﾊﾞｲｸ？』
先生『車です』
メグ『おお！捕まった？』
先生『生徒指導の教師が目撃したんですね』
メグ『なるほど、上級生への暴行ってのはﾎﾟｲﾝﾄ高いね、器物破損ってのは何を？』
先生『教室でふざけてﾓｯﾌﾟで天井を突き、天井を破壊』
メグ『お茶目でもあるか、良いね』
先生『大丈夫ですか？』
メグ『すぐに連れて帰りたい』
先生『わかりました、もう一人は停学は1回ですが、無許可でのｱﾙﾊﾞｲﾄ、それも未成年が働けない店で』
メグ『飲み屋？』
先生『そうです』
メグ『これは面接しなきゃわからないな、ﾊﾞｶか頭良すぎか極端なﾀｲﾌﾟだ』
先生『二人とも学力は高いですし、学校行事でも積極的です、なので素行が良ければ推薦入学も可能な生徒なんです』
メグ『もう最高』
先生『なので、就職を進めてお世話させてもらいました』
メグ『もしかして先生が進めた？』
先生『はい、君たちにﾋﾟｯﾀﾘだと』
メグ『不良少女ｺﾜｰｲ』
先生『ﾀｶﾀﾞ先生はご存知ですか？』
メグ『高校の担任でした』
先生『私の先輩です、あなたの噂は聞いております、学業優秀ながらとんでもない噂があった、忘れられない生徒だったと』
メグ『ﾀｶﾀﾞ先生は嘘つきですよ』
先生『面接しますよね？よろしくお願いします』
メグ『わかりました』
先生『それでは呼んできます、こちらの生徒から』
メグ『停学4回』
戸『ｶﾞﾗｶﾞﾗ、ﾋﾟｼｬ』
メグ『問題児押し付けられたな、どんなのかな？いきなり戸を蹴破り、ﾜﾀｽの頭を抱え膝蹴り、からのﾊﾞｯｸﾄﾞﾛｯﾌﾟ、ﾊﾞﾊﾞｱ死ねや！ｵﾌ！ｵﾌ！良い物持ってるじゃねえか、ﾌﾌﾌ、ﾜﾀｽはﾂｴｰぞ』
戸『ｺﾝｺﾝ！失礼します！ｶﾞﾗｶﾞﾗ！』
メグ『ﾋﾞｸﾝ！』
女子高生『よろしくお願いします！』
メグ『はい！よろしくお願いします！おかけください』
女子高生『はい！』
メグ『…』
女子高生『…』
メグ『ほお』
女子高生『え？』
メグ『本当に今の不良って見た目じゃわからないな』
女子高生『あ、やっぱり内申とか見てるんですね？』
メグ『大人って汚いから』
女子高生『すいません』
メグ『背高くね？』
女子高生『168です』
メグ『本当は？』
女子高生『173です』
メグ『何でﾜﾀｽにかわいいｱﾋﾟｰﾙしてんだ』
女子高生『すいません、引かれるかなと』
メグ『大丈夫だ、ｳﾁもっと高いの居るから、停学なってるけど何した？』
女子高生『えーと』
メグ『妊娠？』
女子高生『いいえ、そういうのはちゃんとしてます』
メグ『偉い！』
女子高生『ありがとうございます』
メグ『何した？』
女子高生『ﾀﾊﾞｺです』
メグ『ﾜﾀｽも』
女子高生『え？』
メグ『ﾜﾀｽもﾀﾊﾞｺで停学なってる』
女子高生『そうなんですか？』
メグ『そうなんです、ﾀﾊﾞｺ吸う？』
ﾏﾙﾎﾞﾛ『…』
女子高生『さすがにまずくないです？』
メグ『ﾜﾀｽまた停学なるわ』
女子高生『ｷｬﾊﾊﾊ』
メグ『笑うとかわいいな』
女子高生『ありがとうございます』
メグ『盛り上がってますが』
女子高生『え？』
つづく(笑)