というわけで昨日の続き
麗子『バカやろう、おばさんが一人でハシゴ上ってるのが見つかったら間違いなく職質だろ』
パトカー『ブーン』
麗子『お前ら普段は裏金作りしかしねえくせに、こんな時だけは来やがる』
パトカー『ブーン』
タント『ブンブンブン!』
麗子『良いぞフジチャンもっと煽れ!ナイスアシスト!ってフジチャンのせいで母さんこんな目にあってんだよ』
タント『ブーン』
フジ『何やってんだ?早く行くぞ』
麗子『おう』
フジ『マルク一番若いからマルク運転』
マルク『あ、はい』
コッペ『運転しゅるのもめんどくさいババアでしゅ』
フジ『マルクの車見ろよ』
bB『…』
フジ『人気急上昇素敵なバイク女子が、シャブの売人でも乗らないようなボロボロのbBに乗ってやがる』
コッペ『車庫にも入れない』
マルク『車庫にはバイクが入ってます、仕事も歩いて行くし、買いものも歩いて行くし、別に車無くても生きて行けるからさ』
フジ『15万もしたんだもんな』
マルク『3年前にね』
麗子『よく車検通ったな』
コッペ『刺身が腐るから行きましゅよ』
マルク『はーい、出発』
フジ『みんな見ろよ』
麗子『どうした?またおっぱい張ったのか?』
フジ『フジチャンより5センチ背が低いマルクが、フジチャンの後のシートを全く動かさずに運転するんだぞ?』
コッペ『マルク脚長いもん』
マルク『正確には5,5センチ小さいです』
フジ『つまりマルクはフジチャンの手足に5,5センチコンパクトな胴体を付けた夢の女なんだぞ?5,5センチってヤバいぞ?』
コッペ『今の若い子はみんな脚長いでしゅよ』
マルク『若くもないです』
麗子『まだフジチャンはあたしら世代の女では抜群にスタイル良いからこの程度で済むんだ、マルクが里美と並んだら、マルクがちょっと大きいんだ』
フジ『里美もギリギリヒビヤン級だからな』
麗子『でも座ると里美が圧倒的に巨大になる、あれはさすがにかわいそうだ』
フジ『まだ良いさ、里美はモエチャンより10センチ小さいのに、座るとモエチャンと同じぐらいになるからな、つまり里美はモエチャンの手足をリクガメ並に短くした昔の女なんだ』
コッペ『スケスケのパンストが似合う脚でしゅ』
麗子『最近座るとエヴァにも勝つからな、まあエヴァは母さんでも尻肉厚い時は負けそうになるが』
マルク『ババチャンって脚めちゃくちゃ長いですよね?172あるのに座ると私より小さくなりますよ』
フジ『あれ奇形児だもん』
麗子『182のモモより脚長いんだぞ?そんで顔はドイツ人少年だぞ?気持ち悪い』
フジ『何がオエだ、お前がオエだ』
コッペ『オエ!』
マルク『言うねえ』
麗子『おい!どこまで行くのよ?』
マルク『麗子様んち知らないんで』
フジ『誰だ知らないヤツに運転させたヤツ!?』
コッペ『フジチャンでしゅ』
フジ『すいませんでした』
麗子『その辺適当に曲がれ』
マルク『本当に飲み屋街に住んでるんですね』
ホステス『ニコニコ』
マルク『うわぁ!この人めちゃくちゃかわいいしスタイル良い!』
コッペ『さすが女マニア』
マルク『バイバーイ』
ホステス『バイバーイ』
マルク『ホステスさんは必ず手をふりかえしてくれるから好き』
麗子『かわいいホステスなんてイリオモテヤマネコぐらい稀少だ、見てみろ』
ババア『ドローン』
マルク『うわぁ!きったね!泥人形!』
フジ『トムソンガゼルの死体みたいなババアだな』
コッペ『あんな店によく行きましゅね』
麗子『それが飲み屋よ、おいババア!』
ババア『おう麗子!暇だから飲みに来い!』
麗子『やだね』
マルク『友達?』
フジ『麗子はみんな友達よ』
コッペ『あ!美脚ババア』
美脚ババア『トコトコ』
マルク『すごいスタイル良くてオシャレなのに、顔すごいババア、見事なババア、こんなババア見たことないぐらいババア』
麗子『コッペさんもああなるぞ』
コッペ『なりかけてましゅ』
フジ『酔っぱらえば抱けるからな』
ハゲ『フラフラ』
マルク『ヨッパライ居る』
麗子『轢け』
フジ『ダメだ、フジチャンの愛玩自動車が壊れてしまう』
麗子『メグならなんのためらいも無く「おいハゲ!轢くから動くなよ?脳みそ見せれ」ってホイルスピンするからな』
フジ『ハゲは一気に酔い覚めてホイルスピンして逃げるぞ』
マルク『そう言えばメグさんも脚長いんですよね』
麗子『あいつは座高高いキャラなのは尻肉が厚いからよ』
マルク『さすがマルケーツ』
コッペ『あの身長でどんなバイクも両足付くからね』
フジ『もしかしてフジチャンとマルクの差は尻肉?』
コッペ『尻肉の厚み5,5センチ!?』
麗子『フジチャンもマルケーツだからな』
フジ『やめろモテちゃうだろ』
マルク『私も体型の割にはマルケーツですよ、コッペさんみたいな小尻じゃない』
コッペ『チッチャイお尻見ましゅか?ペロン』
麗子『出すな出すな!肛門近い!』
マルク『触っても良いですか?』
フジ『肛門に触ったら刺身食わさんぞ』
オヤジ『スヤスヤ』
麗子『こっちではオヤジが寝てる』
オヤジ『スヤスヤ』
猫『クンクン』
マルク『猫に肛門のニオイ嗅がれてる』
コッペ『もうすぐ猫のごはんになりましゅ』
フジ『麗子起こしてこい』
麗子『マルク止めろ』
マルク『友達?』
麗子『知らん、トコトコ』
コッペ『猫が食べやすいサイズにするのかな?』
麗子『ペーン!』
オヤジ『オフ!』
猫『キュパパパパ!』
マルク『ストイックにペーン!からの猫ホイルスピン!』
コッペ『ごはんを取られましゅた』
フジ『マルク発進だ』
マルク『はい!』
タント『ピッ!ブーン!』
麗子『ピッじゃねえよ!置いてくと母さんち入れねえぞ!』
フジ『すぐそこだから良いんだ』
マルク『あ!キレイなお姉さん』
コッペ『どうせ後ろ姿美人でしゅよ』
マルク『ヨシムラさんに似てる』
コッペ『マルクにも似てましゅ』
マルク『そばに居るね』
ヨシムラ『トコトコ、お?』
マルク『ヨシムラさんだ』
フジ『何やってんだ?』
ヨシムラ『会社の飲み会だった』
コッペ『もう帰るんでしゅか?』
ヨシムラ『クソビッチ幹事だからつまんねえもん、今時キムチ鍋だぞ?』
みんな『ユキジか!』
フジ『今から刺身パーティーをするんだ』
ヨシムラ『良いね』
マルク『乗って乗って』
ヨシムラ『お邪魔します』
麗子『母さんを置いてくとは何事だ!』
コッペ『もう乗れましぇん』
フジ『軽自動車は四人までです』
麗子『タントカスタムは八人乗れるんだ!乗せろ!また健康になってモテちゃうだろ』
タント『ピッ!ブーン!』
ヨシムラ『どこ行くの?』
マルク『麗子様んち』
ヨシムラ『相変わらず劇団だね』
レクサス『プァン!』
コッペ『麗子様がクラクション鳴らされた』
麗子『テメエ何がピッだ!前歯全部折るぞクレスタスーパールーセント!』
レクサス『キュパパパパ!』
ヨシムラ『チンピラがビビってる』
フジ『ピッじゃねえよプァンだよ』
麗子『マッ!』
マルク『速!』
レクサス『マッ!』
麗子『マッ!』
ヨシムラ『追い付くぞ!』
麗子『ペーン!ペーン!』
レクサス『ビクン!ビクン!』
フジ『自動車をせっかんしてるな、ああ、麗子んちそこ』
マルク『はい』
タント『ブーン…』
麗子『ペーン!ペーン!』
レクサス『ビクン!ビクン!』
つづく(笑)