君を忘れられないの続きです
というわけで寿司に魂を売ったワタス(笑)
メグ『美貴、寿司食いに行かね?』
美貴『行く!』
メグ『ウチの取引先に接待を受けました』
美貴『何でアタスィ?』
メグ『寿司と引換えに情報を売るんだ』
美貴『誰の?』
メグ『サヤ、今は偉くなってるらしい』
美貴『誰それ?』
メグ『ああ、サヤじゃ忘れてるか、ケーボーボー』
美貴『ああ!黒木センパイ?』
その当時は黒木香というワキ毛ボーボーのセクシータレントが居た(笑)サヤはあんなもんじゃなかったがな(笑)
メグ『ボーボーが偉くなってOLさんたちをイジめてるそうだ』
美貴『相変わらずクズだな、メグ覚えてる?あいつのせいでキツネたちと戦う寸前までなったの?』
メグ『ああ、サヤがキツネに絡まれてワタスらの名前出してイキったのな』
美貴『あの頃のキツネは平気で人を殺すよ』
メグ『おまいもな』
美貴『アタスィは優しい女の子よ』
メグ『黙れ、そういえば美貴はユキジに昔バックドロップしたんだって?』
美貴『え?ジュンチャンに聞いた?』
メグ『ジュンチャンとも仲良くなってんの?』
美貴『あの子は良い子だからよろしくね』
メグ『大丈夫だ』
美貴が喋りたがらないのはよっぽどだ(笑)ユキジの事はこれ以上聞かない事にした(笑)
美貴『でも寿司と引換えに出来るような情報持ってる?ワキ毛ボーボーぐらいじゃ?』
メグ『そういえば高校の頃はほとんど付き合い無かったな』
美貴『情報仕入れるか?』
メグ『どこから?』
美貴『ヤンキーSNS麻衣っちんぐ』
説明しよう!ヤンキーSNS麻衣っちんぐとは?東洋一のプニプニ脳の麻衣の記憶してるヤンキー女ネットワークである!麻衣が知らないヤンキー女はこの世に居ない!しかし麻衣の脳みそはそれにほとんど容量を費やしてるため 日常生活が困難なレベルのバカである!
麻衣の話はたくさん書いてますんで『バカ共』のテーマから見て下さい(笑)
メグ『じゃあ麻衣んち行こう』
美貴『お土産にシンナーでも持って行ってあげようか?』
メグ『これ以上バカになったらどうすんのよ?』
というわけで麻衣んちへ
麻衣『どうしたの?』
美貴『ヤンキーSNS麻衣っちんぐの検索に来た』
麻衣『何それ?』
メグ『同級生のサヤって覚えてる?』
麻衣『うん』
美貴『もう検索したよ』
メグ『知ってる情報全部教えて麻衣っちんぐ』
美貴『BGMはBUCK-TICKにしよう』
麻衣『うーんとね、中2でワキ毛ボーボーなの』
メグ『ああ、中学時代は同じクラスだから知ってるから、高校より先』
BGM『真夜中過ぎ~テレビを飛び出した俺は~♪』
麻衣『良い歌だねこれ?誰の歌?』
美貴『君のCDだよ』
メグ『わかったから喋れ』
麻衣『高校デビューなんだけど、男子人気はかなりあったね』
美貴『ヤリマンだもん』
麻衣『○○君や▲▲君とも付き合ってたし、○▲連合の総長とも付き合ってた』
美貴『○▲連合?』
メグ『知らね』
麻衣『あれ、マンチャンがやっつけたヤツさ』
美貴『マンチャンが轢いたヤツ?』
メグ『徒歩暴走族か?』
麻衣『そう、隊員120人とか言われてたけど原付の一台も無かったチーム』
美貴『ただのコスプレ学生サークルじゃないか』
麻衣『そこにサヤも所属してた』
メグ『徒歩暴走族上がりのワルか』
美貴『歩きながらパンツ見えてたんだろうな』
麻衣『傘下のレディースで40~50人居たらしいけど、キツネとその仲間の計5人に壊滅させられた』
美貴『さすがキツネ、リアル湘爆』
メグ『歩く事しか出来ないヤツならキツネ一人でもイケたろう』
麻衣『そん時にサヤがキツネにあたしらの名前出して、ややこしい事になったんだよ』
メグ『そういえばおまいワタスらの仲間だったか』
麻衣『忘れないでよ~サヤはキツネと同じ高校なのにね』
美貴『ヤンキー高だもんな』
メグ『そんなヤツが今OLで後輩イジめてるらしい』
麻衣『おうえる?』
美貴『ごめんね麻衣っちんぐ、OLという言葉はまだ覚えてなかったね』
というわけで徒歩暴走族という事が判明した 全ての話が通じるメグ日記(笑)という事はあいつにも聞いた方が良い 翌日
キツネ『おはようございま~す』
メグ『おうキツネ、話がある』
キツネ『なした?弟が結婚したか?』
メグ『弟は諦めた、サヤって覚えてる?』
キツネ『ヤリマンの?』
メグ『やっぱり高校の同級生はそうなんだ、中学の同級生はボーボーかパンツかヨダレなのに』
キツネ『そんな中学生が高校生になったらそうなるんじゃね?身嗜みがだらしないヤツは男にもだらしないぞ?サヤなした?メグの弟と付き合ってるのか?』
メグ『情報を知りたい、今は取引先のOLで部下をイジめてるらしい』
キツネ『生意気に、よくOLなんかなれたな、あいつ世界史のテストで「万里の長城」を「バンビの長女」って書いたんだぞ?バンビが子供だろうが』
メグ『麻衣か』
キツネ『いや、麻衣みたいに面白くないバカだもん、笑えないバカ』
メグ『一番タチ悪いな、同じクラスだったの?』
キツネ『2年と3年の時な』
メグ『それでヤキ入れたの?』
キツネ『ワタクシがそんな野蛮な事をする女に見えますか?』
メグ『見える』
キツネ『だってメグや美貴チャンはあたしの舎弟だって言うんだぞ?』
メグ『あ?名前出したのは聞いてたがそんな風に言ってたのか?』
キツネ『だから「ああ、そうですか」ってぶん殴ってやったわ、本当だとしてもメグミキ怖くて族やれっかって』
メグ『すいませんでした』
キツネ『いえいえこちらこそ、末永く仲良くしましょう』
メグ『あいつらの族を五人で壊滅させたんだろ?』
キツネ『族?あれゲートボールクラブかなんかだろ?』
メグ『ああそうか、すいませんでした』
キツネ『あたしとヘリ子とキーと、あと新聞部の子二人で』
メグ『新聞部?』
キツネ『不良生徒の日常を取材されてる時にお達者クラブが来たのな』
メグ『じゃあ事実上三人で壊滅か?』
キツネ『バカ野郎、一緒に居たんだから新聞部にも手柄を分けてやるのが筋だろ?』
メグ『おかげでワタスらは新聞部にビビる事になったんだぞ?相変わらずおまいは敵に回さなきゃ良いヤツだな』
キツネ『まあな』
メグ『そんなサヤのとっておきの情報が欲しい』
キツネ『怪しいな』
メグ『何が?』
キツネ『メグがそんなにサヤの事を知りたがるなんて』
メグ『取引先だからよ』
キツネ『いいや、メグはもっとストレートに嫌がらせする、荷物にマムシ入れたり』
メグ『近い事はやってる、情報を売るんだよ』
キツネ『いくらで?』
メグ『寿司』
キツネ『お土産買ってこい』
メグ『わかった』
キツネ『娘の分もな』
メグ『わかった』
キツネ『こっちはな、会社の部下になんて絶対に知られたくないような情報をたくさん握ってるからよ』
メグ『マジかよ』
キツネ『話が長くなるから仕事終わりにでも話すか?』
メグ『わかった』
というわけで彼女たちに接待の対価に見合う情報を仕入れなければならないからな(笑)
リーダー『メグさんポンコツ女の会社の人から電話だよ』
メグ『お?あいつか』
リーダー『どんどん子分増やしてるね』
メグ『もしもし、ああどうもどうも、ああ本当に?よろしくお願いします』
メグ『リーダー朗報だ』
リーダー『どうしたんですか?』
メグ『ウチの担当がポンコツからこの子に代わった』
リーダー『やった!最初からそうしろよ、教育係は?』
メグ『ポンコツ女は教育係の直属の部下になって違う部署に行ったそうだ』
リーダー『そこでまたミスるんだろうな』
メグ『ウチに影響は無くなるからどうでも良いわ、リーダーワタス今から報告書の作成に入るから』
リーダー『報告書?』
メグ『新担当に提出しなきゃならん』
リーダー『え?』
メグ『これでお互いの業務がさらに円滑になるはずだ』
リーダー『まあメグさんの考えなら良いでしょう』
メグ『出来たらリーダーにも見せてやる』
というわけで
メグ『出来た』
リーダー『え?あの教育係の人の事?』
メグ『そう、ワタスの同級生だった』
リーダー『何これ?ヨダレにパンツって小学生じゃなくて?』
メグ『中学時代』
リーダー『ワキ毛?』
メグ『ボーボー』
リーダー『中学生が?恥ずかしくないの?私なんか中学の時に一回処理忘れてポツポツ生えてて、1日ずっとワキ絞めて過ごしてたよ』
メグ『そうだよな、それが普通』
リーダー『さらに徒歩暴走族とは』
メグ『さらにヤクルトおばさんからの○秘情報も加わる』
リーダー『陥れるつもり?』
メグ『こいつみんなをイジめて嫌われてるんだ、だからお局様と言われてる』
リーダー『なるほど、これはOLのネタにしたらやる気が出て仕事がはかどりますわ』
メグ『だべ?』
というわけで終業 キツネと会う
メグ『向こうさんがキツネも招待しても良いって、行く?』
キツネ『マジか?メグの友達の頼みなら喜んで行くよ、気合い入ってんな~サヤ相当嫌われてるな』
メグ『向こうのOLさん八人ぐらい来るらしい』
キツネ『そんなに?相当ムカつかれてんなそりゃ』
メグ『娘は?』
キツネ『娘はほら、今は研修でしばらく寮だよ』
メグ『それで何で二人前要求するのよ?』
キツネ『二人前食いたかったんだよ』
メグ『さすがキツネ』
キツネ『じゃあメグにも○秘情報を言わないでその日までの楽しみにしとくか?』
メグ『ああそうか、知りたいような気もするが』
キツネ『じゃあ練習にひとつだけ発表するか』
メグ『おう』
話の内容は後のお楽しみ(笑)
キツネ『どうよ?』
メグ『すげえな、このレベルの話をたくさん握ってるの?』
キツネ『今の一番マイルドな話だよね、PG12ぐらい』
メグ『あとはR-15か?』
キツネ『R-18か未公開お蔵入りか』
メグ『ちょちょ!普通のOLさん相手に殺したとか犯罪とかはやめろよ』
キツネ『あいつがそんな根性あると思うか?』
メグ『無いね』
キツネ『メグなんか歩く犯罪じゃねえか』
メグ『お前に言われたくないわ』
キツネ『みんな食べてからした方が良いよな?』
メグ『でもだいたい食欲無くなる話だよな』
キツネ『ヨダレにパンツにワキ毛ボーボーのヤリマンだしな、そんなヤツに使われるメグがかわいそう』
メグ『使われてないわ』
キツネ『OLさんに愚痴らせながら食べてからの、ウチらのターンってのは?』
メグ『それだ、相変わらず不良のくせに気配り出来るよな』
キツネ『まあね』
メグ『ユキジもこれぐらい気配り出来れば』
キツネ『もうユキジは諦めろ』
というわけで当日 寿司屋に招待される
メグ『美貴あんまりバクバク食うなよ』
美貴『大丈夫、気配り出来るから』
キツネ『ウチら気配り出来る不良だから』
メグ『気配り気配り』
女性社員『ようこそ!お待ちしてました!』
OLたち『パチパチパチパチ!』
メグ『大歓迎じゃねえか』
美貴『サヤどんだけ嫌われてんだよ』
キツネ『メグ、彼女の名前は?』
メグ『知らん』
美貴『相変わらず名前覚えないね』
メグ『いつまでも女性社員だ』
女性社員『ミドリですよ』
というわけで やっと彼女に名前が付いた(笑)
ミドリ『お父さ~ん』
美貴『実家なんだ?』
ミドリ『そうです、遠慮しないで下さい』
美貴『いや、気配り出来るから、次から遠慮しないけどね』
キツネ『美貴チャン丸くなったな』
メグ『普通は言わねえよ』
ミドリ『いきなり話しちゃいます?』
メグ『いや、一応報告書にまとめて来ました、人数分の8部用意してますから』
みんな『どよどよどよどよ…』
メグ『その他に文章に残せない○秘情報があります』
OLたち『どよどよ…』
ミドリ『優秀過ぎる』
メグ『これがですね、食事をしながらする話題じゃないんですよ』
みんな『どよどよどよどよ…』
ミドリ『ウンコ漏らしたとか?』
メグ『そっちの方がマシです、だから前半は皆さんからあいつの現状を発表する場にしませんか?』
OLたち『どよどよ…食事しながら無理とか…汚い話?…ゴミ食べてた…猫殺し…サカキバラ…実は男…』
ミドリ『あ、はい、そうしましょう、メグさん優秀過ぎる』
美貴『こちら合コンクイーンですから』
キツネ『合コンに夢中で嫁に行くの忘れたがな』
ミドリ『父さん!飛びっきりの良いネタ出してよ~』
というわけで 優秀過ぎる合コンクイーンの話は 明日に続く(笑)