文/シャーロット・ゾロトワ
絵/エリック・ブレグヴァト
とてもお気に入りの1冊です。
表紙の絵は夏だけど、お話のシチュエーションは冬。
少女(8歳くらいかな)が、母親に
「あなたは おおきくなったら どんな人になるのかしら」
と聞かれるところから始まります。
少女は「いまのままがいい」と答え、不思議そうにする母親に理由を次々に述べます。
大人になるにつれしなくなる、うれしい時のスキップ。
テーブルの下に入ってするおままごと。
なんにもしないで座っていると、いろんなおとが聞こえてくる…。
わかる。
そうそう、そうだった。
小学校の帰り道、小川の流れを飽きずにずーっと見てたり
友達数人で誰がいちばん大きなつららを落とせるか競ったり
お母さんのカレーを気の済むまで何度もおかわりしたり…。
さて、物語の母親は自分の娘になんと言うのでしょうか。
それを聞いて少女は何を感じるのでしょう。
少女を通して伝わる、近くて遠い日の無邪気な感性に胸がきゅーっとなり
また母親になった今だからわかる気持ちにぐっときます。
登場人物の服がさりげなく素敵で、そこも推しポイント。
女の子を持つお母さんに是非1度読んでみて欲しい1冊です。
トレンチコート欲しいなぁw
