大宮妄想です

自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なってもスルーしてください。
文章は拙いですが気にしないで下さいませ。




『・・・』

お互い早退を決め

帰るのはいいけど

無言・・・


「・・・なぁ、二宮」

「ん?」

「さっき、大事にされてるのがわかる。
って言ったよな?」

「・・・ぃ、言ったけど、何っ///?」

「俺、何もしてないし
何も言ってないと思うけど
どこでそう思ったんだ?」

「・・・ぇ、言うの?」

「・・・一応」


少し口を尖らせて

俯いた


「・・・その時に、教える」

「その時って、どの時?」

「その時はっ、その時っ///


耳が赤くなってる・・・


「家に着いた時?」

「っ、その時は、その時っ///


だからどの時だ?



「何て?」

「だっ、だからっ、、、これっ、、、///」


家に帰ってきて

シャワーも浴びず

すぐベッドに行き

抱いてる途中で

さっきの答えを二宮が教えてくれた


「これっ?」

「わっ、分からないけど
繋がってる感じとっー」

「イれてるからな」

「ちっがぅ///!
気持ちが、1個に、なるって、いうか///

「・・・いうか?」

「な、んか、分からないけどっ
心が、温かく、なるっ、っていうか///


セックス中に

二宮の手を握ったらそう言われた

俺も、最初抱いた時

何故か分からないけど

無意識に手を握っただけなのに

温かい気持ちになった

俺だけだと思った


「んふふ♪」

「ッ///」


さっきまでゴニョニョ言ってた二宮は

急に顔を背けた


「どうかしたか?
あ、待ちきれなかったか?」

「ッ、そッ、じゃなくて、っ///」

「何だ?」


俺の手を優しく握り


「いつも、そうやって、笑ってろよ///」

「・・・ん?」

「お前がッ、笑ったとこ見んの
俺、今日が初めてなのッ///」


そう、だったか・・・?

いや、笑ってたと、思うけど・・・


「・・・」

「・・・気づいてなかった?」

「・・・笑って、なかったか?」

「ふ♪くらいはあるけど
ふにゃ♪って笑うのは初めて見た」


・・・いつから?

あの日から?

ソレが抜けると

二宮は体を起こし

じっと俺を見ている


「・・・」

「何でそんな驚いた顔してんの?」

「ぇ?」

「誰だって笑えない時くらいあるよ。
でも、笑えた日があるなら
それで良しとしたらいいんじゃん♪」


・・・何でだ?

二宮と話をしていると

今まで俺を頑丈に縛りつけていたものが

少しづつ切れていく感じがする


「なぁ、二宮っ」

「ん?」


・・・いや、俺自身の問題

それに、二宮とはいつも通りが


「ゃ、何でもない・・・」

「・・・大野」


二宮は俺の手を握り跨って

キスをしてきた

次第に激しくなり

ベッドに寝かせ

ゆっくり唇が離れると

じっと俺を見る


「どうした?」

「・・・」

「中途半端にするなよ?」

「・・・セックスか?」

「違ッ///、、、わない、けどッ///」


モジモジしだす二宮の中にイれると

さっきとは打って変わって

蕩けた表情になった


「お前っ、なんか、狭いぞっ」

「ぁっ、、、ッ、ぉ、俺っ///」

「っ、ん?」

「っん、、、俺の、事っ、中途半端に
扱ったらっ、承知しなっ、
ぁッ///!ま、だッ、話ー///」

「こんな状況で話するのが悪い♪」


二宮の言葉に

俺の中の何かが反応している


「今日も大丈夫なのか?」

はぁっ、、、はぁっ、、、この状況でっ
帰れると思うのッ///?」


激しくシすぎた

目が合えばキスを交わし

ずっとどこがが触れ合って

お互い止まらなかった


「中途半端にシたら
二宮に愛想つかされそうだし♪」

「愛想なんてっ、別にっ///

「休んでろよ。風呂と飯の準備してくる」

「・・・うん///」


なんか

うきうきしてる自分に戸惑う

俺、結構二宮が好きなんだな///

二宮が風呂を済ませてる間に

飯の準備をし

俺も風呂を済ませて

一緒に飯を食った


「俺のデカくない?」

「それ、お前が作ったやつな」


一緒に作った作り置きのハンバーグ

どデカいのを二宮に出した


「大野に食ってもらいたかったのにっ」

「ん?」

「何でもないッ!いただきます!
あ~俺が作ったから美味!
大野食べられないなんて残念だね~♪」


同じタネで作ってるんだから

味は同じだろ

パクパク食べる二宮のハンバーグが

半分以下になった所で

俺のと取り替えた


「あ、美味い♪」

「だろ♪俺が作ったから♪
ってか、俺の増えてんじゃんッ!」

「んふふふ♪」


前に

俺は俺なんだ。って

思うようにしていた時と今

気持ちが全然違うのがわかる

今までと違って

活力というか、自信というか

この数週間で

俺の中で増えている気がする

「どうかした?」
「・・・いや、前よりも楽しいと思って」



二宮は俺をじっと見てキスをしてきた


「・・・」

「足りなかったか?」

「ッ///俺が盛ってるみたく言うなッ///」

「何だ、違うのか♪」


抱きしめると

体もだが心まで温かいものが広がっていく

とても心地いいもの

耳や首筋に軽くキスをすると

俺のTシャツを握る手に力が入る


「違わないっ///」

っ、ちゅっ、ん?」


少し口を尖らせ

上目遣いをしながら


「まだっ全然っ
チャラになってないしっ///」


二宮のその言葉に顔が綻ぶ


「んふふふ♪スケベ♪」

「ッ///、、、何とでも言えよ///っ、んぅっ///」



好きになったのは男だけど

母さん

今なら自信もって言える

俺は絶対

親父のような男にはならない


「なんか・・・」

「うん・・・」


『ハンバーグの味♪』






FIN