大宮妄想です

自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なってもスルーしてください。
文章は拙いですが気にしないで下さいませ。




・・・くん、智くんっ」

「・・・ぁ、何だ?」

「ねぇ、今、親いないんだぁ♪///」

「へぇ・・・」

「寄っていって♪///?」

「・・・ああ」


あれからも

女とヤる時

普通に反応する

だけどやっぱりスッキリせず

気持ち悪さが残る

ヤった後

女が気持ち良さげに

蕩けた顔して

グッタリしているのを放って

必ずトイレに行き

吐くのが流れ


ただ


二宮にキスした時は吐かなかった

これだけで

思い知らさせる

やっぱり、俺はそうなんだ、と


これは避けられてるな

俺の姿を見つけるなり


「あれ?二宮?どこ行くんだよ?!」

「ちょっと忘れ物!」

「えぇー?!」

「先行っといて」


逃げていく

まあ、当然だ

これじゃ、謝ろうにも無理だな

何であの記憶はなくならないんだ

そうすれば

もう少し、楽なのに・・・


"ぁっ・・・んっ///"


あれから

二宮を思い出すことが多くなった

何人もの女とヤっても

思い出さなかったのに

でも、それは二宮が男だからかもしれない

二宮が男だから

思い出すだけで

二宮以外とそうなっても

俺は思い出すのかもしれない


「はぁ・・・めんどくせ・・・ 」


今後のために確認してみるか

マッチングアプリで男を探した

世の中ネコで溢れてんのか?

多いな・・・

男がイける奴ってこんなにいるんだな

でも自分の目で確かめる方が確実か?

ヤれるかどうかもわかんねぇし

とりあえず

そのテの店を探すと

まあまあ出てくる

そのうちの1つの店に行ってみることにした


「いらっしゃいませ」


以外と普通なんだな

でも男しかいない

店の奥の方では

ぴったり体を寄せて

キスをしている人もいる


「ウーロン茶」

「かしこまりました」


一応それなりの格好してきたつもりだけど

未成年とは疑われてない?


「ね、隣、いい♪?」


そう声をかけてきたのは

人の顔を覗き込むように上目遣いをする

童顔の男


「どうぞ」

「見ない顔だね♪」


常連か?


「今日初めて来た」

「相手を探しに?」

「いや、何となく」

「へぇ♪じゃ、今日
相手はいないって事だよね♪?」


ふ~ん・・・

こんなふうに誘ってくるのか

慣れてんな


「まあ」

「じゃあ、俺とどう♪?」

「あんたどっち?」

「ネコ♪」

「ふ~ん・・・」

「ぇ?もしかして、ネコ?」

「さぁな」


この会話なんか面倒くさ・・・


「タチでしょ♪俺、わかるよ♪」

「・・・へぇ」


俺の膝に軽く膝を寄せ

体を寄せてくる
 

「ねぇ、ホテル、行かない♪?」


なんだろうな・・・

出会いがあったと喜ぶべきだよな?

試すチャンスだろ?

男の顔をじっと見てみた


「ぇ、何///?」

「・・・」

「そんな、見ないでよ///」

「・・・」

「っ、ねぇ、ホテル、行こうよ///」


俺の腕に絡んでしなだれ掛かり

上目遣いで見上げ

軽くキスをされた


「・・・」

「ねぇっ///行こっ///」


男とキスはできる

やっぱり

誰とでもできんのか?俺

もう一度

男はキスをしてきて

今度は舌を絡めてきた


「、、、っ、ぅそ///キス、上手い///」

「・・・」

「ねぇっ、ホテル、行こうよ///」


同じ蕩けた顔でも

違うもんだな

そう思った時

いきなり肩を捕まれ

左頬に痛みが走ったと思ったら

席から転げ落ちた


「てめぇッ!
何俺のもんに手え出してんだよッ!」


キスしてきた男は

いきなり殴りかかってきた男にギョッとし

顔が真っ青

つかどっちかというと

手出されたの俺なんだけど?


「そんなに大事なら首輪でもつけとけよ」

「はぁッ?!てめぇッー」

「うるっせぇな。
勝手にキスされて、殴られて
迷惑してんのこっちなんだよ」

「は?」


殴ってきた男は

キスしてきた男を睨みつけ

首根っこ掴んで店を出て行った

心当たりあんなら

最初から殴るなよ

つか俺に謝れっての

次の日学校に行くと

俺の顔を見て男子はコソコソ話をする


「智くんっ、その傷どうしたのっ?」

「別に」

「女子とのいざこざじゃねぇの」

「調子乗ってっからだよ♪」

「いい気味♪」


ガタンッ!


勢いよく立つと

シンとする教室

そのまま教室を出て

暗室に向かった