大宮妄想です
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なってもスルーしてください。
文章は拙いですが気にしないで下さいませ。
何度もそういう事があった
来る者拒まず
どこに行っても1人になれない
1人になりたくて
避けたい日もある
「ねぇ、大野くん見なかった?」
「私も探してるんだけどいな~い」
はぁ・・・
「なんか大野探してる女子多くないか?」
「前から噂絶えないよな」
「噂って?」
「誰彼構わず女とヤってるって」
二宮だ
隣のクラスの奴らか
「ふ~ん。元気ね」
「くぅ~分けて欲しいよなぁ♪」
「一緒にいたらおこぼれとかさぁ♪」
「おこぼれかよ。情けな」
「なんだよ~!二宮はいいよな、モテるしっ」
「俺は自分が
好きになった人に好かれれば
それでいい」
・・・。
好きな人か・・・
そういえば俺
人を好きになったことあったっけ?
・・・記憶にない
「それッ、モテてる奴の台詞だからなっ」
「何?誰彼構わずがいいの?」
「そうじゃないけどッ
でも、羨ましいなぁ~って♪
めちゃくちゃ迫られてるんだろうなぁ♪」
「ふ~ん、面倒くさそ」
『はぁッ?!どこがッ?!』
「大野く~ん?!」
「あんな風に探してて
見つからないってことは
見つかりたくないんじゃない?」
・・・。
「今まさに、どこかで
女子と2人きりになってるとか♪?」
「人気のないとこなんてたかが知れてるし」
『例えば?』
「いや、知らないけど。
あんだけ探していないなら
そうかなって」
昼休みも放課後も
人が来ない場所なんてそうそうない
いや、普通はある
でも探しに来るし
「大野と付き合ったら大変だろうなぁ」
「周りのやっかみとかな♪」
「そう?でもそんな噂あるのに
付き合ってる噂はないんだろ?」
『・・・ない・・・のか?』
「案外、大野となんかあったって事実を
ステータスにしてるんじゃない?
くだらないよね」
『なんでそんな発想になるんだ?』
「何となく。あ、昼休み終わるっ!」
ステータス、か・・・
告白は何度もされた事あるけど
付き合う気にはならない
俺にはそんな相手いない
・
・
・
・
・
「あれ?大野」
「・・・」
俺の知らない所がまだあった
暗室?
写真部なんてあったか?
プレートが外されて
なんの部屋か分からなかったが
偶然見つけた部屋
でも前は鍵しまっていたような
「何?女子から逃げてんの?」
「なんでこの部屋入れるんだ?」
「そりゃあ、鍵がバカになってるから」
・・・なってたか?
前開けようとしたけど
開かなかったような
「普通に開くのか?」
「コツがある」
そう言いながら部屋の鍵を占め
ドアノブを逆に回すと鍵が開いた
「バカになってんだな・・・」
「そ。普通に開けようとすると開かないんだ」
「何で知ってるんだ?」
「たまたま」
俺もさっきそうやって開けていたのか
気づかなかった
俺が部屋に入ってから少しして
バタバタと足音が聞こえた
「ねぇッ、大野くんいたッ?!」
「いないッ!どこ行ったの~?」
はぁ・・・
「ここ、中で明かりつけてても
外から見えないし
後をつけられない限り
中にいるのは分からないよ」
「へぇ・・・」
ってか、俺が女を巻きたいと思ってるって
何でコイツは分かるんだ?
話したのはあのバスケの時くらいだぞ?
足音と声がまだ聞こえる
「めちゃくちゃ探されてんじゃん」
「・・・ここで何してるんだ?」
「一人の時間を楽しんでる」
「二宮も、追いかけられるのか?」
「大野ほどじゃないけど
休み時間になると集まってくるからさ」
「・・・嫌なのか?」
俺の顔をジッと見た後
「大野と同じ理由」
そう言った
俺もそれ以上は聞かず
この日以降
この暗室に来るようになった
カチャ♪
「・・・お前いつもいるな」
「たまにだよ?」
頻繁に来てるけど毎日じゃない
先に見つけた二宮に
少し、遠慮していたからだ
でも俺が来てる時、いつもいるけど
たまたまか?
ん?窓が開いてる
「・・・ここ、窓あったのか?」
「あるよ」
「暗室ってないと思ってた」
「遮光シートで
予算うかしてたんじゃない?」
へぇ・・・
それで暗室って作れるんだな
「開けてたらここ使えるってバレないか?」
「ちょこっとしか開けてないから
大丈夫でしょ」
まあ、外から見ても
ここは分からなそうだよな
狭いし
いつもここで何をしてるかというと
別に特別何もしていない
スマホ触ったり
横になって寝たり
それは二宮も同じ
1人でいたいと思うのに
何故他人がいる一緒の部屋に
俺はいるんだ・・・?
「せっかく1人で使ってたのに、悪いな」
「・・・何?遠慮してんの?」
「1人になれる場所欲しかったんだろ?
じゃなきゃ、こんな所こないだろ」
「まぁね。でも勝手に使ってるだけだし」
そうだろうけど・・・
「・・・気にしてないならいい」
それからしばらくして
二宮から話しかけられた
「ねぇ、込み入った事、聞いてもいい?」
「・・・何だ?」
「何で好きでもない女子とヤってんの?」
「・・・別に。シてほしそうだから」
「・・・ふ~ん」
理解なんて求めてない
これでいいと思っている
コレが俺だと思っている
ふと、昔を思い出しかけた時
「そういうのって
好きな人とするんじゃないの?」
その言葉に嫌なモノが湧き上がってきた
二宮的には
恐らく普通の感覚なんだろうと思う
でも、この湧き上がってくるモノを
止められず
距離をとって座っていた場所から立ち上がり
二宮に近づき
強めに顔を包んだ
「俺そういうのわかんねぇから。
それとも、俺がお前を好きになれば
相手してくれんのか?」
「ぇ?ッ、んぅッ!」
そう言った瞬間
二宮の唇を塞いでいた
床に押し付けられ
もがいてる二宮
ソレが触れるように押しつけ
何度も舌を絡めた
俺を押し返す力が弱くなってくる
お互いのソレが徐々に硬くなっていく
舌を絡めながら唇を離すと
涙目で蕩けた表情の二宮に
ゾクッとした
もう一度唇を重ね
制服の上から後ろを指で擦り
シャツの上から飾りをイじると腰が浮いた
「ぁっ、、、ゃめっ///」
「俺に触られて反応してるけど?」
俺の体を押していた手は
腕の制服を力強く掴んできた
「ッぅ、、、ぁっ、、、///」
「ふ♪イきそう?」
そう笑いながら二宮を見ると
蕩けた表情から
俺を睨みつけ
バシッ!
頬に平手打ちをくらった
「っ、何、すんだよッ///?!」
「ふん。感じてたくせに」
「ッ///!大野の馬鹿ッ!」
二宮は走って部屋から出ていった