大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なっててもスルーしてください
文章は拙いけど気にしないで下さいませ



大野のマンションの更新日が

迫っていたある日


「えッ?!部屋引き払う手続きしたのッ?」

「した。待ってたら
バタバタになるし」

「だからって勝手にー」

「嫌じゃないなら悩む理由はなんだ?」

「っ・・・」

「ちゃんと言ってくれ」


まず

男同士で付き合うっていうのがー

・・・ヤってるから何も言えない///

俺の家に来ると必ずスるのがー

・・・俺の体も反応してるから言えない///

たぶんっ

大野への気持ちは

もうハッキリしてる・・・

一緒にいると楽しいし

匂い嗅がれるのも嫌じゃないし

大事にしてくれるし

だけどー


「・・・俺、大野に何も言ってないのに
不安とか、ないの?」

「ん?何も、って?」

「気持ち、とかっ」

「何言ってんだ?」

「ぇ?」


そんなの聞いてどうするんだ?

とか?

そういえば

大野にも好きとか言われたわけじゃー


「二宮、俺のこと好きだろ♪?」

「・・・っ、はぁッ///?!
そんな事ひと言もッー」

「言われなくても分かる♪」

「なっ、何でっ?」

「俺が二宮を好きだからわかる♪」

「っ///なッ、に、っ、答えにっ
なってないしッ///!」


好き、って言った??

え、じゃ、一緒に住むのも

会う度にスるのも・・・っ///


「二宮」

「っ、、何っ?」

「抱きたい」

「ッ///」


・・・そういえば

いつも

抱きたい

って言ってくる

ぉ、俺が都合よく、考えてる///?

シたいとかヤりたいとかじゃない

いや、別に、意味は同じだしっ

だけど、なんか、大事にされてる感///


「同じもの使ってるのに
なんで臭いが違うんだろうな♪スン」

「っ///体臭だろっ///
つか、そのっ、だっ、抱きたいって
恥ずかしいんだけどっ///」

「何でだ?」

「何で、って///
面と向かって言われたらっー///」

「大事だから」

「ぇ?」


この体質でも好きになってくれる人はいる

でも

いつも周りに迷惑かけてる

こんな自分に一体なんの価値があるのか

本当に理解してくれる人はいるのか

俺に出会うまではそう思っていたそう


「だけど、二宮は理解してくれたし
文句言いながらも
いつも匂い嗅がせてくれて
普通嫌だろ?男に臭い嗅がれるとか」

「・・・」

「二宮に会ってからは
仕事も生活も上手くいくようになってー」

「それは違う」

「?」

「そんな体質抱えながらも
頑張ってるからっ、力になれればって
俺は、ちょっと手伝っただけでー」

「そういう所が好きなんだ♪」


大野は俺を抱きしめてきた

力強く


「ちょっ、力、強いっ///」

「いつからか俺もわかんねぇんだけど」

「?」

「二宮に対して
愛着が深まっていった」

「執着の間違いじゃ?」

「執着じゃない。二宮を離したくないって
絶対、他の奴に渡すのは嫌だ。って」





子供の頃から

臭いが気になるせいで

お気に入りのものなんてなかった

嫌なものの方が多くて

洋服や物の新しい臭いでさえ

嫌だったらしい

大人になって初めて

精神的に安定していたもの

それが俺

・・・小さい子供の

お気に入りみたいな感じじゃない?

それがないと

どうしてもダメって・・・


「ぉ、男の俺とっ
気の迷いで付き合いたいとか思うのっ
大野くらいだろっ」

「元々女が好きだったんだぞ?
気の迷いで済まされてたまるかっ」


そう、だ・・・

俺も大野も女を好きだった

男を好きになるなんて

男と体を重ねるなんて

気の迷いだけでできることじゃない

・・・そういえば

愛着は愛情より強いって聞いたことある

大野の気持ちも、そう、なのかな///?


「っ、もしっ
俺みたいな大丈夫な女と出会っても
離して、やらないからなッ///!」


抱きしめる腕を緩めて

俺の顔を覗き込み

笑ってこう言う


「んふふふ♪俺が離してやらねぇし♪
なぁ、もう抱いていいか?」


いつから俺は涙を流してたんだろう

大野は俺の涙を拭いながら

笑ってキスをした




FIN