大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なっててもスルーしてください
文章は拙いけど気にしないで下さいませ




「二宮ぁ~、頼む~」

「わっ!、、、っ///」
 

あの医務室の出来事からも

普通に匂いを嗅いでくる

あの日を境に

今度は俺が変わってしまった

大野の鼻や唇が近づくと

緊張してしまうっ

回る腕にドキドキしてしまうっ

だけど

周りにも大野にもバレたくなくて

いつも平気なフリをした


「スン、、、スン、、、」

「っ、今日はっ、何なんだよっ!
打ち合わせなかったろッ!」

「エレベーター・・・」

「ぇ・・・珍しいね、エレベーターで?」


人を選んで乗っている

一緒に乗っても大丈夫そうな人

あと、人が少ない時

それ以外は階段を使っているのに


「1人で乗ってたのに閉まる直前で
ワックスと香水のダブルの
営業課の奴が乗ってきたんだよ・・・」

「あ~、ま、営業だから
特に身だしなみに気を使ってるだろうしな」

「死ぬ~、、、スン、、、スン、、、」

「っ///、、っ、も、ほらっ、ハンカチっ///」

「あ~、、、足りねぇ、、、」


何故か俺の腰を引き寄せ

匂いを嗅いでくるっ


「っ、いい加減、仕事入れッ、馬鹿ッ///!」

「なんだよ~、こんなのいつもだろ~」

「ぅっさいッ///!」


周りはクスクス笑うだけで

何も思ってないみたいだけどっ

ぁ、あんなにっ、密着したらっ

思い出すだろっ///


「二宮さん、いいなぁ。
大野さんに毎日抱きつかれて♪」

「好きで
こうなってるんじゃないんだけど?」

「大野さん狙ってる人は皆思ってますよ~」

「勘弁してよ・・・」


そうだよっ

俺達は男同士だし

ただの同僚!

羨ましがらないでほしい


「二宮さん、仲良いなら
大野さんとの飲み会
セッティングして下さいよ~」

「いや、無理だよ。臭いに敏感な奴なのに
少人数でもキツそうにするんだから」

「じゃ、じゃあ、2人きりでっ」

「ぇ?」

「私、大野さんと飲みに行きたいんですっ
匂いもかなり気をつけてるしっ」

「それなら
本人に聞いた方がいいんじゃない?」

「でもー」

「一緒にいても大丈夫か分からないと
来ないよ?あいつ」

「っ、そう、ですよね」


大丈夫な女性が見つかったら

あの日みたいに・・・すんのかな?

ハッ!

何考えてんだよっ///

その方がいいじゃんっ

匂い嗅がれる毎日から解放されるしっ

昼休みが終わる頃

女性社員が大野に声をかけた

何を話してるか分からないけど

まあ、多分飲みの誘いだと思う

・・・そういえば

今日、あいつ来るのかな?

飲みに誘われたんなら来ないかな?

そのままどっか行く

なんて流れになるかもしれないし


「二宮さんっ!二宮さんっ!」

「ん?」

「今日っ、空いてますかっ?」

「ぇ?」

「さっき大野さんお誘いしたら
二宮さんも一緒ならいいって♪!」

「え~俺、早く帰りー」

「お願いしますッ!」


これで俺が断ったら

絶対恨まれるパターン・・・