大宮妄想です
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なってもスルーしてください。

文章は拙いですが気にしないで下さいませ。




智さんと一緒に住み

会社で働くようになって

半年が経った


「部署内でも何度か
迷っていた者もいたんですが
仕事は終わらないですし
休暇をとっても
仕事用の携帯が手放せません。
何より、部長が・・・」

「何か、言われるんですか?」

「はい・・・」


パワハラ関係が多いな

それにプラス仕事に追われて

有給や育休、産休、治療休暇が申請しにくい

日々の仕事の進捗

派遣よりも仕事が出来ない社員

etc・・・

・・・大変すぎる


「わかりました。
必ず社長にお伝えします。
後日、ご連絡しますので
また、その時に」

「はい。宜しくお願い致します」

「無理なさらず、
何かあればまた来てくださいね♪」

「はいっ///ありがとうございます♪///」

「お疲れさまです♪」


人に話すことで

帰る時には

表情が柔らかくなっているから

それは良かったなと思う

最初はチラホラだったのに

思っていた以上に

相談に来る人が多くなった

その報告書をまとめて

週に2回社長室に行く

会社で智さんに会うのはまだ緊張する

仕事をしている智さんは

俺といる時とは違って

真剣な表情でテキパキ指示を出し

働いている

だけど

俺はここに来るのを

いつも楽しみにしてて

いつもドキドキして・・・///

智さんは本当に忙しく

俺がデリホスで働いていた時

よく時間を作れたなと思うくらい


「いつも嬉しそうな顔をしているね♪」

「・・・報告書です///」

「ありがとう♪」


だから、きっと智さんは・・・


「・・・っん///」

「・・・んふ♪足りた♪?」

「すっ、すみませんっ///仕事中なのにっ///」


俺、そんなに

物欲しそうな顔してるのかな///?


「俺だって、よからぬ想像してる♪」

「ぇっ?」

「ここで、二宮くんを、って♪」

「えっ///?」

「社長、失格かな♪」


そう言いながら

俺を抱きしめ

後ろに触れながら

またキスをされた

ほんとに少しの時間だけ

きっと俺は

この時間を楽しみに

そして少し、期待しているんだと思う


「では、よろしくお願いいたします///」

「うん♪」

「・・・あのっ///」

「ん?」

「今日、の・・・お帰り、は///?」


智さんは俺の顔を見て柔らかく笑った


「早めに帰るよ♪」

「はい・・・///待ってます///」

「カズくん、準備して待ってて♪」

「っ///・・・早く、帰ってきて、ね///?」

「うん♪」


この甘い雰囲気の中にずっといたいけど

・・・仕事中だっ///!!


「っ、じゃッ、私はこれで失礼しますっ///」

「ふふ♪ありがとう♪」


傍にいれるのは嬉しい

公私を分けないといけないのに

いつもその境界線を超えてしまう

しっかりしないとっ

智さんに迷惑はかけたくない


RRRRR~♪


「はい。二宮」

“カズくん♪レンだよ♪元気♪?”

「レンさん♪はい、元気です♪
レンさんは♪?」

“元気だよ♪ね、今近くにいるんだけど
出て来れる?”

「ぇっ?!」


時間を見て近くのカフェに行くと

俺が知ってるレンさんとは雰囲気が違った

メガネをかけて

モノトーンの大人しい服装


「こっち♪こっち♪」

「レンさん、
なんだか雰囲気変わりましたね」

「一応変装♪
カズくんに迷惑かけられないから♪」

「そんな事ー」

「いいの♪いいの♪」


デリホスの知り合いがいると

周りにバレないように

気を使っていつもと真逆の服装


「でも、凄く似合ってますよ♪」

「ほんと♪?たまにはこっちの路線で
いこうかなぁ♪」

「今日は近くで用事ですか?」

「実は、元気にしてるかな?って
気になって♪会いに来ちゃった♪」

「レンさん・・・」

「ちょっと、元気ないんじゃない?」

「・・・」


智さんと会った直後だから

顔に出ていたのかな・・・

仕事はやり甲斐がある

だけど、智さんとの距離に不安を感じる事

レンさんに話をした


「わぁお♪ラブラブじゃん♪」

「っ///仕事中に
そんな事考えている自分に
反省するばっかりです・・・」

「いいじゃん♪
相手も望んでシてくれてるんだから♪」

「でもっ、俺っ、雇われてるしっ
拒否しないといけないのにっ
仕事の邪魔をしてるんじゃないかって」

「拒否なんてしたくないくせに♪」

「・・・///」

「そんなに無能なの♪?
カズくんの恋人♪」

「そんな事ないですっ!
いつも凄い量の仕事をこなしてるしっ
本当に忙しくてー」

「だからいいんじゃない♪?」

「ぇっ?」

「いい息抜きというか
ガス抜きが出来て♪」

「ガス抜き?」

「そ♪やっぱりトップはさ
気の張りようも仕事量も
いち社員とは全く違う
適度にガス抜きしないと効率も悪くなる」

「そ、かな・・・」

「って、お客さん多いよ?」

「そ、なんですか?」

「うん。恋人も
楽しみにしているんじゃないかな♪」


智さん、も///


“ここで、二宮くんを、って♪”


「ッ///」

「え~♪何思い出してるんだろ♪」

「ぇっ///!ぁ、別に・・・///」


呼び方とシチュエーションが

いつもと違うから

余計に・・・俺・・・///


「俺さ、ずっと思ってたんだけど
カズくんの恋人ってさ、
とても奇特な人だよね♪
もうほんと、善の塊なんじゃない?」

「奇特・・・そうですね。
人として、上に立つ人として
とても優れている人だと思います♪」


とても忙しいのに

自分の事は二の次で

会社のことも考え

社員のことも考え

俺のことも考えてくれている


「お互い特別な存在だしね♪」

「ぇ?」

「じゃなきゃ、あんな事しないよ♪
ずっと、カズくんだけだし
カズくんも、でしょ♪?」

「はい♪」



「奇特な人?俺が?」

「うん。レンさんそう言ってた。
俺もそう思う♪」

「俺はただ、カズくんが欲しいだけだよ♪」

「・・・///」

「カズくん、今度シてみる?」

「何を?」

「会社で♪カズくんに
いつもそういう目で見られて
結構我慢してる♪」

「ッ///だっ、、、、だめっ///

「声、ちっさいから実行しようかな♪」

「ぇっ///?」


智さんと

社長室で・・・?

どっ、どうしよう///

・・・社長のデスク、とか///?

一瞬想像してしまって

智さんを見ると


「ちょうどデスクあるよ♪?
シてみようか♪」

「っ///」


俺の考えを見透かしたように

嬉しそうに笑っていた





FIN






奇特な人・・・行いや心がけがまれに見るほどすぐれていること。