大宮妄想です
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なってもスルーしてください。

文章は拙いですが気にしないで下さいませ。



「あの、手紙は?」

「アドレスと電話番号渡しておくから、松本にそこに連絡して欲しいって」

「そ・・・・なんだ・・・」

「二宮」

「ぁ、な、何?」

「二宮が、怒ってたのは、俺に恋人ができると思ったからか?」

「・・・」

「俺は、二宮に恋人ができるから、今日で最後って言ってるのかとー」

「いないよっ!そんな人っ」


俺の好きな人はっ、目の前にいるんだからっ!







もしかしたら、もしかしたら、二宮、も?

俺はずっと、二宮は女が好きなんだと思ってた

俺とは男子高でのカムフラージュで

色々シたのも思春期ならではとか

そう思うようにしてた

もし、今までの事が

俺を好きでシてたんだとしたら

二宮も?そう感じた事に納得ができる


「てっきり、二宮に恋人ができるから、最後って、言ってるのかと・・・」

「っ、昨日の見て、彼女ができそうなのにっ、大野からっ、言い出しにくいんだろうなって、だからっ、俺ー」


だから様子がおかしかったのか・・・







俺が大野を好きだって、知ったらどう思う?

そんなつもりなかったって

俺の提案に協力してただけだって

勘違いするなよって

そう言われたら、俺どうしたらっ?!

でも、もうきっとおかしいと思ってるっ

俺の態度っ


「二宮、一つ聞いていいか?」

「ッ、何っ?」

「二宮の恋愛対象って、女?男?どっちだ?」


ッ!

やっぱり、気づいてるのかもっ

男同士なんて普通は考えない


「何でっ、そんな事っ、聞くのっ?」

「・・・二宮に恋人ができたと思って・・・これからは、女を抱くんだろうなって」

「・・・」

「だけど、もし、男だったら?って考えたら、俺とシてきたこと、二宮は他の男とするのか?って」

「・・・・・ぇ?」

「女は仕方ないけど・・・男は・・・・・」


大野のその先の言葉にドキドキする

もしかして・・・・・やきもち?

言う、チャンス、なのっ?

もしかしたらっ、もしかしたらっ


「俺はッ、大野の相手が女のコでも嫌だっ」

「・・・・・ぇっ?」

「・・・・・大野の初めての相手は、何でも、俺が、いいな、って、ずっと、思ってたっ」

「ぇ///?」

「・・・・・・気持ち、悪い?」

「ッ、全然ッ!!ほ、ほんとかッ?」

「・・・ぅん///」


ちゃんとッ、言わなきゃッ!

今がチャンスなんー


「二宮っ。ぉ、俺っ、二宮がー///」

「大野が好きッ///」

「ぇ、っ、ぉ、俺もっ、好きだッ///」

「えっ?ほ、ほんとっ///?」

「うんッ///!」


顔が火照ってドキドキする・・・

大野に抱きつきキスをすると

そのままゆっくりベッドに寝かされ

体を密着させたままキスを交わした

信じられないっ

大野が俺の事、好きだとかっ///


「っ、ね、大野っ///」

「っ、ん?」

「えっち、シたい///」

「ッ///二宮っ///」


お互いいつもと違う、興奮のしかたしてるっ

俺のシャツを捲り指で両方の飾りをイじり

片方の手がズボンの中にスルスルとー


コンコン♪

「大野、二宮、点呼!」


『ッ///!!』


急いでシャツをおろし、大野が点呼に出た


「大野、二宮、います」

「よし!OK!」


パタン♪


『はぁ・・・』


なんかさっきよりも少し冷静になってきた

床に散らばってる俺が買ってきた

ゴムとローション・・・


「なんか、落ち着かないな・・・っ」

「うん・・・夏休みに入らないと、難しい、のかなっ」


せっかく大野と気持ちが通じたのに

シてる途中で誰か来ても困るし・・・ッ



「な、なぁ、二宮」

「ん?」

「あの、さ、夏休み、なんだけどっ」

「ぅ、うんっ」

「その~・・・俺ん家、泊まりに来ないかっ///?」

「ぇ?」

「親がっ、婆ちゃん家に行くって言って、2日間、いなくて、さ・・・」

「ぇ///?」


それって・・・///


「・・・どう、だ///?」

「ぃ、行くっ///」

「ぉ、おお///今日、聞いたばっかだからっ、詳しく分かったら、また言うな///」

「・・・ご飯の時の、電話?」

「ん?よくわかったな」

「ぁ、いや・・・昨日の女子からかと、思って、気になってたからっ」

「そ、か・・・ほんとは、ちゃんと今日、二宮に告白っ、しようと思ってたんだっ///」

「ぇっ///?そ、なのっ///?」

「夏休み、入る前にって・・・秋に、修学旅行も、あるだろっ?だからっ、その前にって」


そんな事とは露知らず

1人で勘違いして泣いてたとか・・・///

だけどっ、嬉しいっ///


「・・・じゃ、大野の部屋で、初えっち///?」

「ッ///ぉ、おお・・・///」

「ほんとは・・・今すぐが、いいんだけどな・・・///」

「そりゃッ、俺だってッ///でも・・・優しくできる自信、ないしっ///初めてだしっ///」

「・・・何も気にせず、シたいし///?」

「・・・二宮の声、聞きたいし///」

「っ///・・・うるさいかも、よ///?野太い声とか♪」

「そんな事、思ったことない。いつも可愛いって思ってる」

「・・・///」


凄く・・・ムラムラする・・・///

えっち、シたいな・・・///

早く大野と、繋がりたい・・・///







やっと明日から待ちに待った夏休み

親に聞いたら行くのは7月31日から行くらしい

帰ってくるのは2日


『はぁ・・・・・///』


「何だ、どうしたんだ?」

「大野くんと二宮くん、おかしいねぇ」

「2人ともどうしたの?」


『別に~・・・・・はぁ・・・///』


早く二宮とヤりたい・・・

せっかく正式に付き合うことになって

部屋も同じなのに、出来ないとか・・・

寮っていう状況がもどかしい・・・


「はぁ~・・・」

「あー!うぜぇ!何だお前ッ!」

「何で俺だけなんだよ・・・二宮もだろ?」

「全責任はお前にあるッ!二宮は悪くないッ!」

「何でだよ・・・ってかお前、今日もうるせぇな。そう言えば、あの日曜はちゃんと行ったのか?」

「当たり前だ。丁重に断った」

「そうなのか?勿体ない」

「・・・大野、それ、どういう意味っ?」

「ぇ、ぁ・・・・・違ッ!」


出会いのない男だらけの高校だしっ

せっかく出会いがあったのにって

女子に告白されたら

二宮の事も飽きらめるかなってっ


「ふんっ!」

「ぁ、ちょっ、二宮ッ」


席を立ってスタスタと教室を出ていった


「お前、馬鹿だな~」

「うっせ!二宮ッ、待てよッ!」


ズンズン進んで行く二宮

掃除道具が置いてある死角になる階段の下で

背を向けたままピタッと止まった


「・・・大野ってさ、やっぱり、女子がいいんじゃないの?」

「いや、そうじゃなくてっ、せっかく松本に出会いがあったのにってー」

「じゃ、俺が男子の告白断ってた時も、同じ事思ったの?」

「ぉ、思うわけないだろっ!いつも、断ってて、ホッとしてたしッ」


やばい、めちゃめちゃ怒ってるっ

誤解なのにっ


「・・・可愛い女子、いっぱい、いるもんねっ・・・」

「・・・そうだな」

「ッ!」


俺の答えに振り返った二宮は涙を溜めてた


「でも、俺の好きな奴は一人しかいねぇからッ!」

「・・・ッ」

「・・・ごめん。ほんと、そんなつもりなかった」


少し下を向いた二宮は手の甲で目元を拭い

体を抱き寄せると背中に腕が回った


「男相手ならっ、頑張れるけどっ、大野がっ、女子を好きになったらっ、勝てないしっ」

「俺だって同じだ」

「・・・俺っ、嫉妬深いかもよっ?」

「安心しろよ。俺の方が嫉妬深いから」

「嘘っ・・・」

「二宮に近づいてくる奴、全員蹴散らしたいくらいだけど?」


背中に回る手が制服をぎゅうっと掴む

二宮を不安にさせないようにしたいのに

中々いい言葉が見つからない


「あれ?お2人こんなところで何してるんですか?!」

「お前、よく来るな・・・」

「二宮くん?二宮くんっ、どうしたんですかっ?!」

「どうも、してないよ・・・」

「でも泣いてるじゃないですかっ?!」

「何でもないって。涼真は?何してんの?」

「あ、8月1日に他校と練習試合あるんです♪二宮くん、来れますか?」


1日?!


「行けません」

「えぇー?!夏休みの1日くらいっ」

「その日は、どうしても外せない用事があるのっ」


外せない用事・・・んふふ♪


「そうなんですか~。じゃ、また試合決まったら連絡します♪」

「わざわざ来なくてもメールすればいいじゃん」

「夏休みは合宿があるので、会えないんですよっ。寂しいじゃないですかっ!」


恋人か、お前は・・・


「合宿って、いつからいつ?」

「夏休み全部です」

「・・・全部・・・ふ~ん」


そう言い、俺をちらっと見た

・・・涼真は夏休み中、寮にいないのか♪

そっか♪そっか♪






大野がそんなつもりないことくらい

分かってるつもりなんだけど

やっぱり、女子の話題が出ると不安になる

俺たちは気持ちが通じてから

毎日同じベッドで寝て

ムラムラするけど、自然とそうなって

ちょっと言い合ってしまった今日でも

普通に大野のベッドに入った

触れ合うと、不安はなくなる


「んっ・・・///」

「っ・・・」

「も、少し、だね、っ///」

「うん。隣の奴は、後半から帰るらしい」

「じゃ・・・夏休み後半は、ここで、できるかな///?」

「ヤる」

「・・・うん///」


寝転がって向かい合ってキスしてたのに

大野は俺の上に被さって

毎日キスが激しい

お互い我慢してるのが分かるくらいに

息が荒いっ



あともう少しで、大野と・・・///