大宮妄想です
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なってもスルーしてください。
文章は拙いですが気にしないで下さいませ。
ホテルに着くと
ホテルという名の旅館?!
佇まいが綺麗で高級感あるっ
入口から建物まで車で移動
周りは木に囲まれて
奥には庭園が見えた
建物の入口に着くと
従業員の方が出迎えていた
「大野様。本日はご利用
誠にありがとうございます♪」
「宜しく頼む」
「かしこまりました♪
ご案内いたします♪」
玄関も、廊下も広くて高級感あるっ
俺って場違い感半端なくないっ?
どんどん奥に進む
玄関から結構離れ
長い廊下を歩き
突き当たりの部屋に着いた
「こちらへどうぞ♪」
中に入るとめちゃめちゃ広いっ
キングサイズくらいの大きなベッド
その前には襖がある
部屋の外には露天風呂
2人にしては、広すぎるっ
「お食事は19時にお運び致します♪」
「ああ。頼む」
「ごゆっくりどうぞ♪」
開いた口が塞がらない
「カズくん?」
「智さんっ、ここ、高そう・・・っ」
「んふふ♪気にしないでいいよ♪
それよりカズくん、風呂、入ろうか」
「っ、うん///・・・ぁ、そうだ」
「ん?」
「これ、職場の先輩が智さんに。って」
「俺?」
「うん。俺は絶対見ちゃダメって。
今日の夜絶対つけること!って
凄い、念を押されたんだけど・・・」
智さんは
袋の中身を見えないように開けた
「この先輩、いい人?」
「うん。凄く優しくて、
今日の、デ、デートの服も
一緒に、選んでくれて///」
「んふふ♪わかった。受けとっておく♪
カズくんには後で見せてあげる♪」
服を脱ぎ部屋の外にある露天風呂に出た
周りは暗くなって月が出て星も見える
先に洗って並んでお風呂に浸かった
「ぅわっ♪綺麗♪」
「この部屋だけこの景色が
見えるようになっているんだ」
智さんと一緒じゃないと
一生来れない気がする・・・
それにしても
並んでお風呂に入ってるけど
何もしてくる様子がない
こういう時、どうするんだろ?
レンさんに聞いておけばよかったっ
今日のために仕事を頑張ったって
そう言ってたから
もしかしたら智さん
かなり疲れているのかも
服着てないし
こういう時慣れてる人なら
触ったりするのかな///?
もう少し
積極的に動いた方がいいのかな///?
でも本当に疲れてるなら
智さんの負担になるかもしれないしっ
やっぱり
ここは智さんに合わせてー
「んふふ♪」
「ん?」
「カズくん、落ち着かない?」
「ぇ?そんな事ー」
「それとも、何か期待してる♪?」
智さんは笑顔で
俺の顔を覗き込んできた
余裕ないのっ、バレてる?!
「っ、温泉が気持ちいいなぁって
思ってるだけ♪」
「ほんとに♪?」
「他に何があるの?」
「俺に触られるの期待してるかなぁって♪」
なんて返すのがいいんだろっ??
"も~智さんのえっち~♪"
いや、違うな・・・
"お客さんなんだから
好きに触っていいよ♪"
・・・これは言いたくない
「智さんの疲れが
癒されるといいなぁって思ってたの♪」
「んふ♪そっか♪」
「今日の外デート、楽しかった♪」
「俺も♪久しぶりに
ゆっくり休日を過ごせたなぁ」
やっぱり、疲れてるんだ
せっかくの休日に
俺なんかと一緒で疲れないのかな?
「気分転換になった?」
「なった♪」
「そっか♪」
じゃあ、俺、役に立てたんだ♪
よかった♪
十分に温まり
露天風呂を上がって浴衣に着替えた
今日、智さんとえっちするって
わかっているせいなのか
なんだか浴衣姿の色気が凄いようなっ
「カズくん、どうかした?
ぁ、浴衣、変?」
「全然♪智さん、似合うなぁって♪」
「ほんと?」
「いつもガウン着てるから
雰囲気、違うなって♪」
「浴衣着てるカズくんはエロいよ」
「ぇっ///?」
「俺が、邪なこと、考えているせいかな?」
そんな風に見えなかったけどっ///!
智さんにじっと見られて
思わず視線を逸らしてしまった
俺、仕事で来てるはずなのにっ///
いつもは
手が届かなさそうな雰囲気の智さんだけど
今日はとても近く感じる
きっと浴衣のせい
でもその中でも
気品みたいなのが滲み出てる
俺みたいなのが傍にいれるのは
この仕事のおかげ
コンコン♪
「お料理お待ち致しました♪」
沢山の料理が続々と入ってくる
「わ・・・いっぱい」
「大野様、テーブルの向きは
いかが致しましょうか」
「外に」
「かしこまりました♪」
「外?」
「見ていればわかるよ♪」
部屋のテーブルの向きが変えられ
料理が並べられ
普通は向かい合ってる椅子が
窓側に向かって2つ並べられる
カーテンを空けると大きな窓があり
それを開けると
大きな月と景色が
まるで1枚の絵のように見えた
「ぅわ・・・」
「月の明かりで景色が見えるんだ」
「それではごゆっくりどうぞ♪」
「ありがとう♪」
こ、こういう所って
もっと大切な人と来る所じゃないのっ?
デリホスの俺となんかっ
「さ、智さんっ」
「カズくん、ほら座って食べよう♪」
ふにゃっとした笑顔でそう言われ
なんだか泣きそうになった
智さんに大事にされてるみたいで
勘違い、しそう・・・