大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なってもスルーしてください。
文章は拙いですが気にしないで下さいませ。






「お前、いつから智の秘書みたいな事やってんだ?」

「失礼な♪二宮さんに会いに来たんですよ♪半年ぶりですからね♪」

「ぁ、櫻井さん、その節は本当にありがとうございます。すみません、俺の方からお礼に伺うべきなのにー」

「いやいや。来たら来たでうちの組がザワつきますから♪」


え、ザワつく??


「ちょっとッ?!なぜ私に代わってくれなかったのッ?智さんに会いに来てる事、知ってるでしょ!」

「俺は私用でここに来て、私用の電話をしただけ。何故、暁組に用のあるあんたに電話を代わる必要がある。それと、あんたのやってる事は逆効果なのがわからないか?」

「ッ!あんた、岡田組の若頭よね?!今、父と進めてる話が破談になってもいいのッ?」

「娘の私用ごときで意見を変えるなら、おたくの組長、引退したほうがいいんじゃないか?組の代表で来てるのなら、あんたもそれ相応の態度でいるべきだろ」

「ッ!」


やっぱり櫻井さんってヤクザなんだなぁ

俺にはいつも柔らかい話し方をしてくれるのに

同業者には容赦ない


「客のお帰りだ!」

『へいッ!』

「ッ、今日のところは、帰ります。また伺いますっ!」


そう言い部屋を出ていった


「組長、ガツンと言ってないんですか?」

「そろそろ言おうと思ってたんでぃッ!」

「そんなんだからうちの組長にいつも遊ばれるんですよ♪」

「うるせぇんだよ!岡田の野郎の話はすんなっ!」

「女性に弱い♪」

「弱いんじゃねぇ!苦手なんだッ!」

「一緒じゃないですか♪同じヤクザなんですから、遠慮なく言えばいいんですよ。つけ上がらせるだけですよ」

「俺に意見するたぁー」

「あ、二宮さん。なんか雰囲気変わりましたね♪」

「また俺を無視しやがるっ!」

「そうですか?ちょっと髪が伸びたー」

「とうとう大野のものに♪?」

「・・・え///?」


な、なんでッ?!

顔に出てるのかな///?


「じゃあ、これ、お祝いとして♪」

「え、お祝いって///え、あの、これ、何ですか?」

「大野と二人で開けて下さい♪」

「あ、はい」


なんか、袋大きくて凄く重いんだけど??


「じゃ、失礼♪二宮さん、また♪」

「あ、はいっ」


櫻井さんはそのまま帰って行った・・・


「何しに来たんだあいつは?」












継続して視線を感じる日々

何なんだろ・・・

あれから鏑城さんは来ない

たまに電話があるようで

組長さんの怒ったような声が聞こえる


「何度も同じこと言わすな。そっちの条件は飲めねぇって言ってんだよ。いい加減諦めな!」


たぶん相手はあの女性、かな

鏑城組という九州のヤクザと手を組めば

暁組は海外との貿易で利益を得られる

ただその条件が


大野さんとの結婚 


大野さんは断ってるのに

鏑城さんは婚約者のつもりでいるらしい


「私以外に智さんを支えられる人はいない」


って事だそうだけど

もし・・・もし、そうなったら

俺はどうなるのかな・・・

相葉君も暁組の皆も

俺の味方でいてくれるようだけど

暁組を背負ってるのは大野さんだし

大野さんが承諾すれば

皆は従うしかないんじゃないかな

そんな事を考えながらも

自分の事を精一杯頑張った


その間、大野さんは仕事の合間に寄ってくれて

俺を抱いてくれる///


一晩くらい一緒に過ごしたいけど

暁邸にいるのは暫くの間と言われたけど

関東の組や店の状況把握で忙しそう

それに加えて今回の鏑城組からの申入れ

事務所にいる人達は忙しいみたい

あ、それから櫻井さんかもらったもの

大野さんが来てから一緒に開けたんだけど


「・・・」

「大野さん、これ何ですか?」


俺の手を取り握らされた


「何ですか?ゴーヤ?でも質感がー」

「バイブだ」

「あ〜バイ・・・・・え///?」

「何考えてんだあいつ」

「・・・///」


次々と握らされるけど

全部、そのっ、おもちゃ・・・///

ゴム、手錠、縄、ローション・・・

ひと通り、入ってるらしい///

これ・・・・・どうするんだろ///?

使う、のかな///?

ガサガサと音がして

大野さんは立ち上がり

どこかの棚の開く音がしてまた戻ってきた


あ、どこかにしまったんだ


「残念そうだな」

「えっ///?そんな事、ないですよ///」


大野さん手が頬に触れて

唇が重なり、その場に押し倒された


「俺の部屋で試してやる。それまではノーマルで我慢しろ」

「・・・・・っ///」


ノーマルって・・・俺には十分、過激///

たまに会うだけだから

間が開くから

一度じゃ終わらず

一回目は優しく抱いてくれるけど

2回目は・・・・///













「大野さん、行ってらっしゃい///」


ニノに軽くキスをして

大野さんは仕事に向かった

毎度大野さんが来るたびに

ニノが見送るたびに挨拶できない俺達

そして毎度のごとく、無言でヤバいと悶る皆


「はぁ・・・///」

『・・・/////』


ニノも毎度俺達に気づかない


「あ、シーツ、替えなきゃ」


そう言い離れに戻って行った


『シーツ・・・・・って///?』


何///?