大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なってもスルーしてください。
文章は拙いですが気にしないで下さいませ。
「な、んや・・・なんやお前らぁッ!!」
北條、不知火の方にいた組員は
半分ほど暁の方に移動してきた
「俺らの組のもんが、不知火にボコボコにされてッ、今も目が覚めてないッ!そんな奴らの下に誰がつくか!!」
「うちだってそうだ!いきりなり武器を持った奴らに襲撃にあって酷い目にあった!卑怯な手ばっかり使いやがって!」
「極道の世界に卑怯も何もないッ!ヤられる方が悪いんやッ!」
「それが今の状況だ。お前の言う通りなら、やられるほうが、騙される方が悪い。そういうことだろ」
『そうだ!そうだ!!』
「むっちゃ、イラつくわ!なんやねん!お前らッ!なんぼ人数多くてもなぁッ、所詮下っ端の寄せ集めや!北條組を甘く見たらあかんでッ!!」
建物の裏からゾロゾロと人が出てきた
まだ人がッ?!
「・・・」
「どや♪驚いたか♪?ちゃぁ〜んと、北條の組員もおんで♪」
こっちよりは少ないけど
向こうは武器を持ってる!
「・・・暁、岡田組以外は撤収しろ」
『えッ?!』
「俺達は仲間の仇をー」
「一矢報わねぇと気がすまねぇ!!」
「お前達には聞こえないのか?命令だ。撤収しろ」
聞こえない??
・・・サイレン!!
「何やサツが怖いんか♪?」
「さっきの発砲で誰かが通報したんだろ。こんな昼間っから簡単に道具使いやがって」
「別に関係あらへんやん♪サツなんか怖ないでッ!」
「不知火組の考え無しの襲撃でサツはかなり警戒してる。あれだけ暴力団の組員が薬漬け、怪我で見つかればそりゃ動くよなぁ?それと、北條、不知火の薬の取り引き相手、ルート、薬の保管場所、全ての情報がサツに流れてる。直に本部にもガサが入るぞ。加えて、若頭が殺人犯ともなれば、北條、不知火の解散は目に見えてる」
大野さんッ、いつの間に?!
怪我人もかなり多いらしいけど
それよりも大野さんの話で
不知火に寝返ったはいいけど
実情を知り抜けようとした組員35人が
薬漬けにされたらしい
『・・・!』
「裏切り者には制裁を♪真っ当な罰や♪」
「相葉」
「はいッ!」
「和也を連れて帰れ」
「え・・・?あ、でもっ、向こうはかなりの人数でっ」
「他の者は俺と残って片付けるぞ」
『おおッ!』
「櫻井、援護しろ」
「はいはい♪俺、岡田組の若頭なんだけどなぁ♪」
「ニノ、行こう」
「相葉君っ、大野さんは??」
「大野さんは、暁の若頭として、仕事してる!ここは危ないからッ」
ニノとその場を離れようとしたら
あっちからこっちから罵詈が飛び交い
沢山のパトカーのサイレンの音が
どんどん近づいてくる
急がないとッ!
「大野さんはっ、無事っ?!」
周りが組員同士で戦ってる中
仙堂と向かい合い
笑みを浮かべる仙堂に対し真顔の大野さん
確実に仕留めたいのか
仙堂の手にはナイフ!
ニヤつきながら大野さんに向かい
大野さんにナイフを突き刺す
後退しながら仙堂の手をギリギリでかわし
前蹴りと見せかけての上段回し蹴りー♪!!
「おぉー♪凄ぇ!!」
カッコいい〜♪
「相葉君、相葉君」
「ん?」
「大野さん、かっこいい?」
「めちゃめちゃかっこいい♪!!」
「そっか♪ふふ///♪」
あ〜見せてあげたいなぁ
ぜったい喜ぶのになぁ
「相手のナイフを手で払い、右の上段回し蹴りから、左の上段回し蹴り。別の奴が後ろから鉄パイプを振りかぶってきたところを片手で止め、ナイフを持った奴の腹に中段蹴りを入れ、受け止めたパイプをグルンと回して男は1回転♪いや、凄ぇな♪大野さん♪」
「松本君?!」
「潤!遅かったね!!」
「雅紀!ちゃんと場所教えろよ!なんかヤクザもんがこっち方面からめちゃめちゃ出てきたからあたりをつけて探してたんだよ!ニノは?大丈夫?」
「大丈夫。松本君の説明凄くわかりやすい♪大野さん、凄いね♪」
「だろ〜♪かっこいいよな♪で?二人共何してんの?」
あ!見てる場合じゃなかった!!
「大野さんが、先にニノを連れて帰れって!」
「ならさっさと帰ろうぜ!見つかったらヤバいだろ!」
もうちょっと見ていたかったけど
潤と一緒にニノを連れて逃げていたら
「見つけたでッ!!」
「こっちやッ!」
げっ!!
大ピンチ!!