大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なっててもスルーしてください
文章は拙いけど気にしないで下さいませ





自分でも気づかない

周りも気づかない俺の感情に

何故先輩は気づくのか・・・

聞いても教えてくれなかった


秘密にする意味がわからない


「にっのみ〜や君、お昼行こう♪」

「はい」

「何だ?何だ?どうしたんだ?」

「二宮が大野さんに素直っ!」

「相変わらず感情見えねぇ!」


結局、俺は大野さんの恋人として

付き合う事になった


「大野さんっ!」

「ん?何?」

「に、二宮とマジで仲良いんですか?」

「うん♪」

「二宮といて何が楽しいんですか?」


ほんとそれ

俺にもさっぱりわからない


「二宮君、凄く可愛いよ♪」

『・・・えっ?ど、どこが??』

「嬉しそうなとことか♪」


嬉しそう??


「えっ?どうしたらそう・・・」

「えっ?わからない?二宮君
嬉しそうな時と照れてる時
耳が赤くなるんだ♪」


えっ?嘘・・・

『えっ?』


驚いてる部署の人達が俺を見る


『ほ、ほんとだ・・・』

えっ?

「んふふ♪」

「っ!」

『顔が、あ、赤く、なった・・・』

えっ??

「はい、もうダメ〜。見ないで。
二宮君、行こっ♪」


そのまま先輩に腕を引かれて

部署から出た


「先輩、俺・・・」

「ちゃんと見えてるよ♪
二宮君の感情♪皆がちゃんと
見てないだけだよ♪」


大野先輩は俺に仕事を頼んだ後

いつも出来を褒めてくれてた

その時気づいたらしい

確かにあんなふうに

優しく俺を褒めてくれてたのは

大野先輩だけだった


「そ、なんですか・・・」


知らなかった

何だか嬉しい気が・・・
 

「わっ!二宮君!」


先輩はすぐ近くの部屋に俺を押し込んだ


「どうしたんですか?ここに何の用ー」

「不意打ちだめだよ」

「何をー・・・んッ!」


こんな所でキスをして

ぎゅっと抱きしめてくる


「ちゅっ」

「んっ」

「も〜皆に教えなきゃ良かった!
二宮君、今ちょっとはにかんでた」

「はにかんでません」

「顔が綻んでたよ。可愛いよ〜♪」


(ほころ)んでた?

さっき少し嬉しいと思ったらから?

そんなにわかりやすいの?

今までそんな事言われた事なかった

自分でも気づかない表情に

気づいてくれたの

大野先輩だけ・・・


俺、ちゃんと顔にだせるんだ


・・・よかった


「先輩」

「ん?」

「ありがとうございます・・・ちゅっ」

「っ///可愛いっっ///!!」

「ふふ」

「も〜会社で笑っちゃだめっ!!」

「何でですか?」

「皆が二宮君に惚れてしまう!」


真顔で何を言ってるんだ


「そんな変態は大野先輩だけです」

「いーや!これからは気をつけないと!
俺の恋人とられる!」


真剣な顔して恋人って・・・


「変な事言ってないでお昼行きましょう」

「二宮君」

「はい?」

「ちょっと我慢できない♪」

「何がッ、んっ!」

「ちゅっ♪可愛いよ〜♪
二宮君、今日俺ん家泊まって♪」
大野先輩の顔は嬉しそう

そんな顔向けてくるのも大野先輩だけ


「はい」

「んふふ♪やった!ちゅっ♪行こっ♪」


それからの俺は

会社で周りから

物凄く顔を見られるようになった

その度にヤイヤイ言ってる大野先輩

そんな先輩を見てる俺は

どんな顔をしてるんだろう










ふふ♪








「わー!二宮君!」

「はい?」

「笑っちゃだめっ」

「笑ってませんが?」

「んも・・・でも可愛い顔見れたっ♪」


??





FIN