大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なっててもスルーしてください
文章は拙いけど気にしないで下さいませ





「入れ」

「お、お邪魔しまっす!」


あれ?この声・・・

リビングの扉が開く音がしたら


「ニノ〜」

「相葉くん?」


しかも何だかビニールのガサガサする音が


「朝ごはん買ってきたよ〜♪」

「えっ、あ、ありがとう・・・えっ?」

「俺は出かける。相葉。頼んだぞ」

「はいっ!いってらっしゃいっ!」

「あ、大野さん、いってらっしゃい」


そのまま何も言わずに行ってしまった・・・


「はぁ〜緊張した〜・・・あ、げっ!多い!」


なんか袋を開ける音がする

多いって・・・何だろう?


「相葉君、どうして・・・?」

「大野さんに電話もらってね、俺がいない間は和也のそばにいろ!って」

「あ、そ、そう///」


声色マネしなくても・・・///


「家には食いもんないから、何か買ってこいって。あと下着とか〜」

「えっ、あ、お金」

「あ〜大丈夫♪大丈夫♪大野さんがくれたから。めちゃくちゃ多いけど・・・何ヶ月分かなコレ?」


そ、そんなに?

俺、そんなにいてもいいのかな///?


「ご、ごめんね、なんか相葉君にまで迷惑かけちゃって・・・」

「元々俺、ニノのそばにいるように言われてるから全然♪」


あ、そっか、そうだった


「で♪?」

「えっ?」

「どうなった♪?」

「う、うん・・・ちゃんと伝えた・・・そしたらここにいていいって///」

「あ〜よかったね〜♪やっぱりそっか〜♪」

「や、やっぱりって?」

「いや、大野さんがそばに誰かを置くのが珍しいなって。家にも入ったのニノが初めてだと思うよ?組の者は誰も大野さんの日常知らないから。俺も今日初めて♪」


そうなの・・・?

ふふ♪


「ねぇ、相葉君はどうして今の・・・仕事してるの?全然そんなふうに感じないのに」

「俺ね、大野さんに助けてもらったんだ。まだ今の組に入る前に暴力団同士の抗争に巻き込まれちゃってさ、もう死ぬ!って思ったときに、大野さんが庇ってくれて。すげぇ格好よくて。あ、この人の役に立ちたいって。あんまり世間じゃよく思われてないけどさ」


大野さん色んなとこで人を助けてるのかな?

俺も助けてもらったし。


「そうだったんだ。あ、ねぇ。大野さんの知り合いの病院経営してる人って、知ってる?」

「知ってる。組の者は怪我すると大概そこに行くから。ちゃんとした病院だよ。一般の人もいる病院なんだけど、俺達みたいなのは皆裏から入るんだ」


へ〜。

そういう人達だけが行く病院なのかと思ってた


「大野さんに、病院にかかってみないかって、言われたんだ。俺の目の状態ちゃんと知らなくて・・・」

「そっか。大野さんの意図はわからないけど、自分の体を知る為にはいい機会かも。そこの病院の息子が大野さんの後輩なんだ。組の者に劣らず凄い眼力と精神力の持ち主で。あはははは♪」



暴力団に物怖じしないって事?

凄いなその人

後輩・・・何か大野さんの事知れるかな?



「病院かかる前に会ってみる?」

「えっ?そんな事できるの?」

「できるよ♪俺、連絡先知ってるんだ♪年が近くてさ。とっても気さくな奴だよ♪」

「うん・・・会ってみたい」

「んじゃ、聞いてみるね〜♪」


行動が早い・・・

電話を掛けたと思ったら

スピーカーにしてくれた


“はい“


「あ、潤?あのさ暇?」


"んなわきゃねぇだろ・・・医者だぞ"


「あのさ、暇ならさちょっと会って欲しい人がいるんだけど?」


相葉君・・・話が噛み合ってないよ。


"お前、人の話を聞けよ。会って欲しい人って誰だよ?!お前の恋人に興味はねぇぞ"


「いないよっ!大野さんの家でお世話になってる俺の友達なんだけど」


"・・・大野さんの?"



明らかに空気が変わった・・・

とても意外そうな、驚いてる感じ?



「そ。目が見えないんだけどね、ちょっと病院かかる前に潤に診てほしいんだ」


"目が?・・・行く!どこだ?!"


「暇なの?」


"休み。どこ行ったらいい?"


「今、大野さんの家にいるから・・・ここじゃな・・・あ、大野さんの家の近くの喫茶店わかる?」


"わかる!んじゃ、今から行くわ!そっちはゆっくりでいいぞ"


「うん。じゃあとでね〜」



電話の人・・・優しい人みたい

俺の事気遣ってくれたのがわかる






喫茶店に行くと先にいた

「雅紀」

「あ、いた。こっちだよニノ」

「うん」


俺の手を引いてゆっくり歩いてくれて

椅子に座らせてくれた


「ありがとう。相葉君。あの、初めまして、二宮和也です」

「初めまして。松本潤です」

「ニノはアイスコーヒーでいい?」

「うん」


・・・なんか・・・視線を感じる


「潤・・・見すぎ!」

「あぁ。悪りぃ。で?俺に診てほしいって?」

「ニノがね、大野さんに病院勧められたんだって。多分潤のとこだと思ってさ、ニノも不安があるだろうし、じゃあ会ってみようかって」

「そうか・・・雅紀、ちょっと席変われ」

「あ〜はいはい」


相葉君と松本君が席を変わったあと


「触るぞ?」

「はい」


優しく触れてくれた