大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なっててもスルーしてください
文章は拙いけど気にしないで下さいませ




ピンポーン

「はーい」

訪問者の応対も俺の仕事

出るのが面倒くさいらしい

来たのは

担当編集者の女性


「あら?あなたまだいるの?」

「家事代行ですから」

「ふ〜ん・・・」

??

それだけ言うと

中にズカズカ入っていった

大野さんの部屋に

勝手に入ろうとするけど

鍵がかかって開かない(笑)

普段は開いてるけど

来るのわかってる時は

開いてない(笑)

声でわかったんだろうな


「先生〜!締め切りですよ〜!
できてます〜?」

「・・・できてない」

「んも〜じゃあ待たせてもらいますね」

「・・・迷惑」


もうこのやり取り

何回見たかな(笑)


それからどんなに声かけても

大野さんは出てこない

「先生〜お茶にしませんか〜?
ケーキ買ってきたんです〜
一緒に食べましょ〜♪」

あ、もうすぐ3時だ

どうするのかな??


「・・・いらない」

「んも〜美味しそうなのに〜」

「お茶淹れましょうか?」

俺がそう言うと

キッと睨まれた

「ふん!いいわよ!また来るからっ」

八つ当たり?

帰り際

「あなた、先生が
何の小説書いてるか知ってる?
知ったら辞めたくなるわよ♪きっと♪」

そう言い残して帰って行った

編集者って皆こんななの?

なんか私の先生に近寄るな感たっぷり

なんで男の俺に??


扉の音が聞こえたのか

大野さんの部屋の鍵が開き

隙間から顔を覗かせた(笑)


「帰られましたよ」


そう言うとリビングのソファに座る

おやつかな?


「はい♪今日は大福です」

一口食べるとやっぱり

「んふふ♪」

って笑う

「お口に合いますか?」

「うん♪」

にこにこしながらそう言った


家事代行を請け負って

随分経った

俺が作るご飯は

毎回残さず食べてくれて

おやつの時間になると

自分から出てくる(笑)


普段そんなに喋らない

大野さんのギャップが

可愛いと思う

そんな大野さんが書く小説って

何だろう?

辞めたくなるって

あなたも長続きしないって

女性が逃げ出す小説

とてつもなくグロいか

とてつもなくエロいか

どっちかかな?

いや、でもそれだと・・・


どっちにしても凄いギャップだけど