大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なっててもスルーしてください
文章は拙いけど気にしないで下さいませ




カフェを出て

また暫く歩き

後ろをさり気なく見ると

まだいる

しつけぇ!!

どんだけ暇なんだよっ!


「智、まだいるね」

「う、うん」

「何その反応?」

「い、いや」


手を繋ぎながら

俺がピッタリくっついてるから

焦ってんの?

演じてやってんでしょうが!


「今日は彼女に徹してやるから
お前も徹しろ!」

智に聞こえるくらいの声で言った

「う、うん」


何?

「俺めちゃめちゃ恥ずかしいの
我慢してるんだけど?」

「う、うん」


何?

どこ行こうかな

家に帰ったらバレそうだし

歩き過ぎるのも疲れる

行き先は公園のベンチで考えよう

って事で座る
 

う〜んまだいるな


早く帰ってくれないかな?

「智、どうしよっか♪」

俺すごくない?

めちゃくちゃ頑張って

演じてるんだけど?

なのに隣の男は・・・


「う、うん」


お前どうしたの?
 

「はぁ、ちょっと疲れた」


智の肩にもたれ掛かると

ピクンと反応した


「・・・緊張してんの?」

「べ、つに」


なにそれ(笑)

してんじゃん

なんで俺に緊張してんの?


「ね、智♪これからどうしよっか♪」


そのまま智に顔だけ向けて聞くと

全然俺の方見ない

??

「そろそろ帰る?」

「嫌だ」

なんでそこだけハッキリ言うんだよ?

ってかお前に付き合ってんだから

智が考えろよな〜もう 


「目的なく歩くのも疲れるし
漫喫でも行く?」

「ぅえっ?」


何その反応?


「他に思いつかないもん。
智は行きたいとこないの?」

優しく可愛く

可愛いつもりで言ってるのに

この男は・・・

さっきから全然喋らない

・・・・・

面倒くさいな


「ほら、行こっ♪」


こんなに演じてる俺に少しは感謝しろ


「なぁ、俺・・・行きたいとこある」

「ん?そう?じゃあそこ行こっ♪」


後ろからずっと付いてくる女を

気にしながら

智の行きたいとこに付いていった