大宮妄想です。
自己満足の世界です。
皆さんのイメージと異なっててもスルーしてください
文章は拙いけど気にしないで下さいませ




ホテルの人は丁寧にお礼を言ってくれて

どうしてもと、ホテルの料金を

サービスしてくれた

大野さんは断ってたけど押しきられた



大野さんって凄く信用あるんだな・・・

だって俺は視えるからわかるけど

見えない人からしたら

何にもわからないのに・・・

そんな俺が思った疑問に翔さんが答えた


「大野は、結構有名なんだよ。この手の世界じゃ。だから色んな所から依頼がくる。大野のばーちゃんの所に来てた人が、大野の所に行くくらいだからね~♪」


直接くる依頼もあるらしいけど

家を通しての依頼が多いらしい

学生だからって

やっぱり凄いな♪大野さん




俺達はホテルに荷物を預けて街に出かけた



「おーちゃんもさ、かず君も、どこ行ってもこんな感じになっちゃうの?」

「こんな感じって?」

「人が亡くなってる場所なんて沢山あるじゃん?俺達が知らないところでさ。行くとこ行くとここういうことに出くわしたら大変じゃない?またか・・・ってならないの?」


まあ、俺の場合何もできないから余計・・・


「そうだな・・・そうは言っても別になにもしない。キリがないからな。お前が思ってるほど、そんなにいるわけでもない」


「そうなの?ん~旅行とか来たときにさ、げっ!ってならないの?今回みたいにさ~」

「そう言う時は呼ばれてる。そう思うようにしてる」


「「呼ばれてる?」」


俺とまーくんの声が揃った

翔さんは・・・笑ってる。知ってるのかな?


「必然的にその土地に呼ばれる事が多々ある。気づかないうちにな。んで、その土地に行って気づく。ここに来る為だったのかと。そう思えば、気は楽だな」


・・・そういう考え方もあるんだ


俺は何もできないけど

俺に視えるのは何か意味があるのかな・・・

でも、視えるお陰で

大野さんと出逢えて

潤くんがそばで守ってくれて

まーくんがおばあちゃんと話せて

翔さんがお母さんと話ができて

今まで経験したことを振り返ると

怖いことも沢山あったけど

よかったなと思えることも沢山あった・・・

もちろん、大野さんの影響が大きい


そういう考え方もあるんだ・・・

自分の力を受け入れてる

だから、そういう考え方ができるのかな