寂しさが一面に
咲いているこのgarden
棘だらけ
この砂の城に僕は僕を埋めた
君の名前は何なのか
行く当てはあるのか
Oh could you tell me
この庭に忍び込んだ君を見つけた
And I know
君のぬくもりはみんな本物だってこと
青い花を折った手
掴みたいけれど
僕の運命だってこと
Don't smile on me
Light on me
君に寄り添うことはできないから
僕には呼んでもらえる名前がない
You know that I can't
Show you ME
Give you ME
情けない姿を見せるわけにはいかない
また仮面を被って君に会いに行く
But I still want you
寂しさの庭に咲いた
君に似た花
あげたかった
バカみたいな仮面を外して
But I know
永遠にそうは出来ないことを
隠さなければならないことを
みっともない僕だから
僕は怖いんだ
情けない
I’m so afraid
結局は君も僕から去ってしまうかと
また仮面を被って君に会いに行く
僕にできることは
庭に
この世界に
綺麗な君に似た花を咲かせた後に
君が知る僕として生きること
But I still want you
I still want you
もしもあの時
少しだけ
ほんの少しでも
勇気を出して君の前に立っていたら
全ては変わっていたのかな
泣いている
消えて
崩れた
一人残されたこの砂の城で
壊れた仮面を見つめながら
And I still want you
But I still want you
But I still want you
And I still want you
何か物語的な要素を感じて
モデルのお話があるんじゃないかなと
思って調べたんです
やっぱりありましたよ
ご存知の方も多いかもしれませんが
新規のアミさんも沢山おられるので
その物語を おさらいしたいと思います
1500年~1600年代のイタリアの小さな村を舞台にした、”La Citta di smeraldo”
というお話です。
ある古い城に、醜い容貌のため一人で住み
姿を隠している男がいました。
その男は、醜い容貌のため今までに
たくさんの軽蔑・蔑視を受けてきました。
だから彼は誰にも心を開きませんでした。
人が近づこうとするたびに
彼は怒り姿を隠しました。
そんな彼にとっての幸せは城の庭園に
花を植えることでした。
ある日、お城の庭に迷い込んだ娘が花を
盗んでいきました。
男はひどく怒り誰が盗んだのか
寝ずに見張ろうとしますが
男は眠ってしまいます
何度も盗まれていく花
そして幾晩目かにようやく男は
花を盗んでいく娘を見つけます
しかし、娘の姿を見た彼は
何故毎晩 彼女が花を盗むのか
知りたくなります。
怒っていたはずの男はいつしか娘が訪れるの を待つようになります。
しかし男は娘の前に姿を現すことが
出来ませんでし た。
醜い自分は愛 してもらえないと
考えたからです。
男は彼女が花を売って
暮らしていると知ります。
それを知って男 は高値で売れるように
世界のどこにもなかった花を
彼女の為に作ろうと考えます。
何度も失敗しながらも諦めず
ようやくこの世に存在しない花を作り
庭をその花でいっぱいにしま した。
しかし、娘は庭に現れなくなります。
心配した男が顔を隠して村へ降りていくと
彼女はすでに亡くなっていました。
というお話です。
察しのいい方は
気が付かれたかもしれませんね
そうです
以前紹介した花様年華ストーリー
このストーリーの鍵となっている花
スメラルド
これがこの物語に出てくる
この世にない花の名前です
これを初めて知った時
ここでスメラルド!!
と鳥肌が立ったのを思い出しました
この物語を知った上で
もう一度 この曲を聞くと
また違った感想を持つのではないでしょうか
ボーカルラインの
テテ、ジン君、ジミンちゃん、グクが
ピアノ伴奏にのせて歌う切ない歌詞
是非、この物語をイメージしながら
伝えられなかった本心を
聴いてみて下さい
※画像お借りしました
ありがとうございます🙏✨