祖父母の介護でできなかった事、

しなくてもいいことをしてしまった事を

ずっと後悔していたけど

母との時間でその後悔が解けてきている

ような感覚に震えます。

 

なんの因果か

祖母と同じような体の浮腫で

苦しむ母に祖母がどうしても重なるのです。

あの時しなければ良かった選択を回避し、

苦痛をなるべく味合わせないよう

薬も使用しながら、

食べたいものを食べてもらい

少しでも意味のある時間を

母には過ごしてもらいたい。

夜中の3時、

母が目を覚ましたので話しかけると

妹に会いたいと。

その日、妹はお休みだったので

電話をし施設へ向かってもらいました。

 

真夜中に食べるかき氷w

かき氷なら食べてくれるので

時間帯などはもう考えない。

食べられるものを食べられるうちに

食べてもらい、次に目を覚ました時に

少しでも水分が取れている状況を

作りたい。

栄養も摂ってもらいたいけど

今はそれが望めそうにないので

できることから少しずつ。

 

半分くらいを食べられたので

ついでに痛み止めの薬も一緒に

飲ませました(食べたとも言う)

 

40分ほど経ち、

痛がっていた母はいびきをかいて寝ました。

水分が摂れて心底ホッとしたし、

母の痛みが和らいだ安堵感でもう泣く。

 

母の痛い痛いと言い続ける声に

どうすることもできないもどかしさのまま

辛くてしかたない時間を

数日間過ごしたので、

母の豪快ないびきを聞いているだけで

もうそれだけで十分でした。

 

 

 

今夜はぐっすりと寝て

明日からまた母の所へ泊まります。

何日間になるかは母の容体と私の体力次第。

 

 

栄養をたっぷり摂って

母に寄り添いたいと思います。

 

 

 

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