昨日は
母の所へ行きました。
完全なる
熱中症です
到着があと1時間遅かったら
もう息がなくても
おかしくはなかったでしょう。
私が母の部屋へ行くと
エアコンも
扇風機もつけておらず
窓も部屋のドアも閉めきり。
ベッドの上で
座ったまま転げたような
姿勢で横たわっておりました。
母に呼びかながら
エアコンをつけ
扇風機を回し、
水分を摂取させる。
身体中
熱がこもっていて
ほかほか状態。
意識は朦朧としてて
頭が痛いと訴える。
吐き気と
生あくびも頻繁にある。
救急車を呼ぶよ
と大声で言うと
嫌だ
と力無く首を振る母。
タイツのようなものを
はいていたので脱がせ、
体内にこもった熱が逃げるよう
少しでも風通し良くする。
冷蔵庫から
経口水的なものを取ってきて
飲ませ続ける。
居ないと思っていた父が
庭先から声をかけてきました。
え?いたの?
大変な事態になってるんだけど
気づかなかったの?
生きがいになっている
金魚のお世話(水替え)に
鳥のお世話で
全く気づかなかったよう。
金魚の数も相当数なので
水替えだけでも数時間は
かかるのだろうが、
とにかく汗だくで
赤黒く日焼けした
父も大丈夫なのだろうか?
まだ午前中だというのに
金魚も茹ってしまったようで
かなりお亡くなりになっていた
ようです。
母が
トイレに行きたい
と
呂律が回らない声で
いうけど、
トイレは暑い。
おつむをはいているので
そのまましていいよ!
と言うのだが、
便をしたいから
トイレに行きたいと。
脇を抱えて連れて行く。
トイレに座らせて、
時間差で来る手筈の
妹に連絡をし、
早めに母宅へ来てもらう。
予定としては
いつも通り
お寿司屋さんに行くことに
なっていましたが、
今回はこのまま自宅にて
様子をみることになるのかな
が、
脱水を起こしているようで
おしっこも出ないという母。
水分を
どんどん摂取させ、
救急車を呼ぶよ!と
もう一度言いました。
絶対に嫌だ
と力を振り絞り首を振る。
妹が到着したので
涼しくなった母の部屋の
ベッドへ座らせて、
水分補給。
少しずつ意識がもどってきた
ような感じではあるが、
首はガクガクと座っていない。
こもった熱も
少しずつ放出されているようで、
あちこちつかまりながら
自分でキッチンへ行き、
さらに水分補給。
どうしても
お寿司屋さんに行きたい
という母。
この状態で
行けるわけがなかろう。
もう少ししたら
大丈夫だから、
お願いだから行きたいと
懇願する母。
おそらく
お寿司屋さんでなくても
いいのだろう。
みんなで出かけたいのだと思う。
数日前、
母から連絡が来た時も
様子がおかしく、
妹に連絡をして
様子を見に行ってもらったことが
ありましたが、
その電話口で
ポツリと
明日にでも
里華に来てほしいんだけど
と言った母。
自分でもなんだか
へんだから不安だよ
と言う。
里華に来てほしい・・・
こんなことを
言われたのは
生まれてこのかた
初めてのことです。
甘えることもできず、
憎まれ口しか叩いてこなかった
母が
こんなに素直に
言った言葉。
私も体調が良くなかったので
来週にしようと
おおかた決めていたのですが
母が言うように
明日、行ったほうが
いいような気がしたので
昨日、向かってみたら
この状態。
あとどれくらい
こうしておでかけ
できるか分からないから
少しでも一緒に
みんなと
いたいのかもしれません。
だいぶ
母の容体も良くなってきたので
車に乗せて出かけました。
庭のブルーベリー♡
もうすぐ色づくのかな。
続く・・・
ひとまず
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