思い出さない日はないです。

後悔が大きいので、ポップをおもうと涙が出てしまう。

 

 

ポップが亡くなって、その偉大さを思いしりました。

 

小さな体に

とてつもなく大きな心を持ったポップ。

 

 

子供が生まれてから

どんどんお気に入りの場所を奪われ

ベッドの上ではしゃぎ回る子供達に

邪魔をされるから、心地いい睡眠もままならず

家族の温もりも後回し。

 

 

結局、それを得られない日もあり

日々、ドタバタしている私達を

少し離れたところから眠そうな目をして見守っている。

 

ご飯が遅れても、散歩に行けなかった日も

お出かけに置いていかれることにも、

『子育て』と『介護』でイライラして

八つ当たりされても文句も言わず不満ももらさず、

ただ、ただ

毎日そこにいてくれたこと。

 

 

子供達を寝かしつけてから、いつも謝る私を

ポップはどう思っていたのかな。

 

それなのに、きちんと看取りの時間を作ってくれて

最期のその時まで、私の手を煩わすことなく

ゴールデンウィーク中にさくっと逝ってしまった。

 

 

 

ポップは大切な我が子でした。

もうすぐ16歳というとき。

腎臓を悪くし、

少し朦朧として粗相をしてしまったオシッコのしみは

今もそこにあるから、忘れられないね。

 

 

これからも

生きて活かせるように日々を過ごすからね。

私は

あなたのようになりたいです。

 

 

 

 

 

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初出版

『じいじ、最期まで看るからね』

よろしくお願いします♡

 

CCCメディアハウス

 

 

 

 

 

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