今年一発目の手術は、やっかいなヒモ状異物の摘出手術
これは我が家のモミコ。
とっても伸びました。
手術の猫もモミコと同じ年齢の7ヶ月齢。
やんちゃざかりな時期ですが、度が過ぎた猫ちゃんでした。
数日前から続く嘔吐と食欲不振、元気が無いということで来院。
異物を疑い造影検査(バリウムのみます
)
これは仰向けで万歳した格好のレントゲン写真。
胃の中はバリウムで満たされて白く写っています。
ところが、胃の出口の幽門と呼ばれる部位は、バリウムが欠損しているのがお分かりでしょうか??
そこから、続く小腸にかけてヒモ状異物がなんと80cm
も続いているんです
これは横向きにとったレントゲン写真。
これだけ長い異物は、ウンコに無事にでてくることはまずありませんし、内視鏡でも取れません
すぐに開腹手術
ヒモ状異物のせいで、腸がアコーディオン状(ヒモ状異物があると、腸の蠕動運動によって腸がたぐりよせられてしわしわに圧縮されてしまう) になっており、正常な消化器運動が行えず、腸穿孔(穴があく) の危険性もありました。
ヒモ状異物は、一気に無理に引っ張り出そうとすると、腸が穿孔してしまう危険があります。
ですので、このこの場合だと合計4箇所の腸を切開し、少しずつヒモ状異物をとりだします。
これが取り出したもの。
ラッピングに使われるようなカサカサした手触りのヒモでした。
手術の都合で切断していますが、腸に入っている時は80cmの1本のヒモ
よくもまぁ、こんな長いものを食べたものだなぁ・・・・
でも、ペット達は我々が想像できないようなことを起こしてしまいます。
何でもかじったり食べたりする癖のあるこは要注意です
オーナーさんの少しの不注意が、こういった大惨事にいたることもありますので
今日はこのこがとっても元気になって抜糸にやってきました

もう二度と繰り返しませんように・・・・・
と願うばかりです