いつ聞いたのか忘れてしまいましたが、テニスの試合を見ているときにこんな言葉を聞きいたことがあります。

 『一流選手はピンチに強い。でもそれ以上にチャンスに強い』

 今日、ウィンブルドンの試合を見ていてその言葉を思い出しました。
 日本の森上選手はサービス・フォー・ザ・マッチでマッチポイントさえ奪えずに、ゲームをブレイクされ、最終的には試合に負けてしまいました。確かに相手はビーナス・ウィリアムスと難しい相手ではありましたが、残念な所です。
 確か、1999年のオーストラリアの一回戦、鈴木選手とコレチャの試合も同様でした。

 後一歩の所で勝ちを逃す。私も高校のテニス部時代に全く同じ状況を味わいました・・・。
 一方は目の前に来たチャンスをつかみ取って勝利し、一方はチャンスを逃し敗北する。
 スポーツを見ていると日本人は特にチャンスに弱い気がします。大きな舞台になればなるほどに。単に経験が足らないだけなのか、それとも農耕民族の限界なのか?日本人選手が“後一歩”のチャンスを逃すのを見るともどかしくてしかたがありません。
 今年は世界陸上が日本でありますが、是非日本人選手の方々にはチャンスをつかみ取って活躍して欲しいですね。

 後一つ、何故、ウィンブルドンは女子の試合しか放送してないんだ?まさか男子の試合が開催されてない訳じゃないでしょうに・・・。サフィンが見たかったのに・・・。