4段のコンテナ、設置完了。
全て生物濾過材のみ。


蓋を載せて、


水槽から水を充填。


モーターヘッドを取り付け、


別部品の呼び水ポンプで呼び水し、電源接続し稼働。

極めて静かで流量も充分。


大型水槽用の外部フィルターだから、流量拡散の為に吐出口にエーハイムの部品(エーハイムナチュラルフローパイプの透明な傘部分を外したもの)を使用してます。これ、かなり勢いを和らげてくれます。



ちなみに、この外部フィルター、1年くらい開けません。場合によっては2年くらい開けないかも。
目詰まりしないし、生物濾過材のみだし、洗う必要がない。
もし、ここでウールマットの物理濾過や、吸着系の濾過材などを入れてると頻繁に交換しなくてはならない。特にウールマットは流量低下の原因になるから、私はぜったい使わないというこだわり。



《補足》

テトラ バリューエックスパワーフィルター VX-90の構造。


7リットルもの巨大な濾過ケースと、4段コンテナ。1段につき1リットルの濾過材を投入可能。




モーターヘッド裏側。極太の赤いパッキンが頼りになりそうな雰囲気。外部フィルターにとって水漏れは大敵だから、ここにはコストをかけないといけませんね。



中央に水路遮断レバー付きの、ホースジョイント。ワンタッチで取り付け取り外し可能。この辺りの使い勝手はテトラの素晴らしいところ。



ホースアダプタの裏側。赤いパッキンリングが二重に施工されている。

エーハイムの外部フィルターにあるワセリンはない。よーくみるとモーターヘッドのパッキンにもワセリンらしいものが薄く塗られているが、説明書のどこを見てもワセリンの記載がない。もちろん、付属もしていない。
ワセリンの使用有無については後日、テトラのインフォメーションセンターに確認してみようと思います。



不要な濾過材の数々。
テトラ社に対して、この濾過材だけは私の中で評価が低い。「テトラ バリューエックスパワーフィルター VX-90 導入。その1。」でも述べたが、1ヶ月毎に交換推奨って、ありえない。アンモニアダウンとか吸着カーボンとか、聞こえは良くて初心者なら安心して飛びつきそうだけど、こればかりは違うと思う。

アクアリウムで水槽を維持するのは、バクテリアを維持することが第一。バクテリアさえフィルター内にたくさん住んでもらえれば、定期的な水換えのみで維持できる。商売したいテトラ社には、申し訳ないが、これが事実。生物濾過のみで、バクテリア維持のみで、水槽は維持できる。


ちなみに、好気性バクテリアの為にエアレーションは必要。この30センチキューブ水槽では、夜間と、水草用照明がついてない時にタイマーにてずーっとエアレーションしてます。



長年、生物濾過を頑張ってくれたユーロEX90。


ちょっと寂しい思いもあり、きちんと写真を撮りました。つや消しシルバーの無機質な感じと、ホースコックのグリーンの差し色が好きで気に入っていましたが、仕方ない。長い間、お疲れ様でした。




以上、
新しい外部フィルター、
テトラバリューエックスパワーフィルターVX-90の導入記録でした。






使用しているモノはこちら。