2013年10月に我が家に来た、サバクイグアナ。生まれて半年程でアメリカから空輸されて来たワイルド(野生)個体です。
名前はなんとなく当時からイグと呼んでいます。
病気もなく、健康。
そんな長生きしているサバクイグアナの飼育環境を記述します。
●食べる物
小松菜
ブロッコリーの芯
大根の葉
フトアゴフード
雑食寄りの草食なので、最近はあげてないですがコオロギも食べます。現在はコオロギの代替としてたまにフトアゴフードを。
●温度管理
ケージ内最低温度は25℃。
暖突(みどり商会のパネルヒーター)により下限温度管理。サーモスタットに接続し、25℃を維持するよう稼働してます。
シェルター下部には、タイルで挟んだパネルヒーターを設置。耐水性で頑丈なみどり商会のスーパー1。
夏季はオーバーヒート防止の為、ケージ上部と前部の通気を全開。
冬季は、プラスチックダンボールにて全て塞ぐ。
手前がサバクイグアナケージ。
奥がヘルマンリクガメケージ。
冬季でも、
小型ケージならではのオーバーヒート対策として、
温度計は2つ設置。
シェルター下部のパネルヒーター周辺へセンサーを設置。故障して温度が維持できない事態になるとサバクイグアナの命に関わる大事な数値なので、見やすい位置に表示パネルを貼り付けてます。
また、ケージ上部からの加温と下部からの加温を2系統設置することにより、万が一、どちらが故障した場合の生体へのダメージを減らすことができます。
この加温2系統設置は、絶対必要。
モノはいつか壊れるものだから、壊れて、ケージが冷え切って悲劇を生むことだけは、絶対に避けたい。
●紫外線(UVB)
カミハタ クリップスタンド テラに、カミハタ リフレクターを取り付け、照射。ランプはGEXのREPTILE UVB 150。
●湿度管理
特に無し。かなりの乾燥系爬虫類の為、水飲み場も不要。食べ物から得る水分で足りている様子。冬季の加湿も、不要。
●床材
ヤシガラ細かめ。
●レイアウト
ヤシガラ細かめと岩場。木の橋をシェルター上部へ立てかけ。
●行動パターン
朝、シェルターから出たらシェルター上部のホットスポットへ。ご飯を食べてまたホットスポット。暑いとシェルター内へ。しばらくするとまたホットスポットへ。行き来はするが、その場でじっとすることが多い。
午後2時ごろにはシェルター内にて就寝。シェルター内下部のパネルヒーターが居心地が良さそう。パネルヒーターの上にはタイルを敷いてありその暖かさがちょうど良いらしい。
掘ることが好きで、特にシェルター下部にいる時はよく掘る。シェルターの裏側に床材を入れて、シェルター内部に、溜まるようにしてます。
●ケージ(飼育ケース)
小さめのニッソーワイルドプラネット WP440。販売元がニッソーなので品質もアフターも安心、そして作りが良い。上部と前部は通気性の為、開放可能。現在は冬季の為、プラスチックダンボールにて閉鎖。
しかし、サバクイグアナはケージが小さくても大丈夫でした。何故ならだいたいじっとしてるから。ホットスポットとシェルター内の行き来はするが、だいたい動かない。たまにバタバタするがすぐに落ち着く。比較的、動かないタイプの爬虫類だと思う。
こんな小さなイグアナが長生きしてくれてるのはほんとうに嬉しいことだ。あと、どのくらい生きてくれるのか、想像つかないくらい、元気に毎日暮らしております。
サバクイグアナの飼育にて使用しているモノをリンク貼り付けておきます。参考までに、ぜひ、どうぞ。
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