2023.9
いよいよ手術前日!
手術が月曜日なので日曜日入院。
9日間の入院なので、パジャマやタオルや小物品をレンタルできるものも使う事にしました!
↑これ本当に正解。
格段に荷物減ります。
麻酔の説明やら手術の説明などが終わり、夜から絶飲食でOS1を朝の10時頃までに2本飲む!
迎えた手術当日。
朝から点滴ルートを確保されたのですが、前回の手術でも点滴が上手く通らずトラウマになっていたから、やっぱり的中。
前回は3回やり直し。
今回は1回折れてしまい、不便だけどって右側にしてなってしまいました。
痛かったー。
血栓予防のソックス履いて、手術着に着替えて、お腹さすりながらありがとうなんて言ったりして、、
手術時間13時になる5分前に看護婦さんと歩きで手術室まで出発!
その前にデイルームで待機してくれてた両親と一瞬だけ面会。
笑顔で送り出してくれた。
正直ね、たくさん泣いてきたんですよ。
辛かったし、使わないものでも自分にあったもの。
手術も怖かったし不安もたくさんだった。
でもこの日はもう吹っ切れてて、笑顔で手術室に向かったんです。
手術室入ったらオペナースさんが優しく出迎えてくれて、手術前のお支度をしてくださいました。
あれ!なんか手術室は音楽が流れている。
前回はなかったのになぁなんて。
以前は緊張していて血圧も爆上げで何回も測り直されたんだった(笑)
今回は平気だったけど、背中からも麻酔を入れるので色々準備に時間がかかった様子。
チクッと痛むくらいでゾワゾワする感じだった。
いよいよ酸素マスクに麻酔を注入の時、両側に居る看護師さんが優しく手を握ってくれて、怖くて握り返してしまいました。
そしたらさらにギュッて握り返してくれて。
なんだかうっすら涙が出たなって思った瞬間から記憶はありません。。
気づいた時には視界すら見えなく、無事に終わりましたからねーと主治医の先生の声。
病室着いてからは、母親から「頑張ったね」
って聞こえてきた。
手術時間は約3時間程。
病室に戻ったのが16時15分は過ぎてました。
時間が経つに連れて、あれ?なんだか痛みも無ければ全然平気じゃんなんて思ってたけど、、
もっと時間が経つに連れて体がしんどくなっていき、普段は眠剤を飲んで寝てるので、手術当日は飲めないため、このまま寝れない夜を過ごす事になるのかと不安が強くなり、、
ちなみに前回の手術当日も朝まで寝れませんでした。
夜の9時頃から長い夜が始まってしまった。
心電図や、鼻に酸素、点滴もだけど、足も指もあらゆる繋がれてる事に拘束感が強くなり、恐れていた事が起こってしまったのでした。
拒絶反応?
じわじわとくる体の硬直感。それも上半身だけ。
いや、まさかな?え?これあれじゃん!
私は5年前に股関節の手術をしてるのですが、その際手術時間も長く、術後体の硬直に苦しんでしんどかった思い出があるんです。
まぁそれも的中してしまい、呼吸も上手くできず酸素の濃度も上げてもらい、寝れずに苦しむ状態となってしまいました。
挿管もあった影響なのか、喉もカラカラ。
目はつむってるけど寝れない。
目は起きてるけど体は眠い?
ずっと天井見ることしかできない。
この繰り返しで、、
数秒事に始まる硬直。
金縛り状態はほんっとにしんどかった!
朝になっても症状が強くなってしまい、もうずっと天井!!
しまいには鼻の酸素は取れてるのに、鼻の酸素付けてる感が取れなく、麻痺みたいな感覚になる。
それでも、動かないとダメなんて酷な事言ってくるから、無理矢理起こされて、ボーッとしながら着替えしたり、部屋の入口まで歩く練習したり、、
そしてまた寝たら硬直が始まる。
なんて生き地獄なんだろってずっと思ってた。
ただ時間が過ぎるのを待って、必ず終わりが来るなんて願って。
頭の中ではまともな事考えられるのに、体が全く言うこと聞かずだった。
もう二度と手術なんてしたくないっ!
そして第2の苦しみが始まる!
寝てないせいなのか夢遊病?みたいな。
歩行をするようになってから、今度は硬直が怖くて横になれなくなる。
体は疲れてるのに、じっとしてられず、点滴と尿カテーテルを付けたままフラフラ放浪してベッドに戻り、座ってもジッとする事ができずにまたフラフラ放浪する、昼くらいから何時間もこの繰り返し。
看護師さんから話しかけられても受け答えは出来るのに、なんだか思考がおかしくて自分じゃない気がしてこのまま治らなかったらどうしようと不安になる。
このままの状態で両親に面会できるのかと思ってたら両親来ちゃって!!
お母さんに寄り添ってもらいながらフラフラ放浪。
今こうなんだって吐き出して、しんどいよって。
面会時間決まってるから長居する事もできず、帰りにお母さんそんな私を見て泣いてしまって、私も辛くて泣いてしまい、、
大丈夫だからねって。
心強かった。
両親見送った後、今度は連絡を返さない私を心配してか彼氏が早退して見舞いに来ると!
こんな状態できついなと思いつつ、、
来るのが待ち遠しくてソワソワ放浪をはじめる。
彼氏の顔も見たら安心してしまい、全部吐き出して寝てないから寝るのが怖いって騒いでやった。
そして彼氏とも病棟内を何周も放浪。
いつもはつっけんどん気味な彼氏もこの時ばかりは優しく、いつも恥ずかしくてぶっきらぼうにお礼しか言えない私もほんとこの時ばかりは、彼氏に感謝したのでした。
彼の優しさが染みて泣きながらありがとうって言ったのでした。
大丈夫だよ、寝れるよって。
簡単なようで簡単じゃない事なんだけど、大丈夫って言葉に救われました。
この日は術後一日目だったから、眠剤も飲めるから寝れる事に期待をして薬を飲みました。
一度は失敗したものの、、
気づいたら寝てました。
そして数時間後起きた時には症状が直ってたんです。
やはり精神的なものが大きかったのか?
これはせん妄なのか?
硬直までしてしまうものなのか?
色々思うことはあったけど。
約一日ほんと辛かったなと。
正直足の手術の時よりきつかった。