入学式1週間前、私は寮に入る為に学校に寄る
















「1週間後にここの生徒になるんだ」












寮に向かう前に学校を見物しながら歩く










遠回りをしてやっと目的地に着く










すると先にもう1人寮を見上げている子がいた










「あの子も新入生かな?すごく横顔がキレイ」











私はしばらくその子を見つめていた










その視線に気付いたのかこっちをみて会釈してくる











私も咄嗟に会釈をし返した












するとその子はこっちに近付いてきた














「新入生の方ですか?」


「そうです。今日からここの寮に入るんです」


「えっ!!私もですっ!!よかったら一緒に行きませんか?」


「ぜひ♪それと同級生なんで敬語やめましょう(笑)」


「確かにそれもそうですね(笑)やめましょう」


「あ、自己紹介遅れましたっ!!私、渡邉理佐っ!!リサって呼んで」


「リサ…私は平手友梨奈。友達からはてちって呼ばれてたけどなんでもいいよ」


「じゃあてちで」


「じゃあ私はリサって呼ぶね」


「「今日からよろしくお願いします」」


「じゃあ寮行こうか」











そして2人で寮に入り偶然にもてちと隣の部屋だった










「やった、お隣同士だっ!!」


「すごい安心っ!!」










そして私達はとりあえず自分の部屋に入り荷解きをした










私はこっちで買えばいい精神だったので荷物はほぼない









必要最低限の服、物だけ持ってきたためすぐにヒマになりてちの様子を見に行く事にした











コンコンコン











「はーい、えっ!?もう片付いたのっ!?」


「ほぼほぼ持ってきてないから(笑)お手伝いある?」


「えっ!?いいのっ!?じゃあお願いしちゃおうかなぁ」











そしててちのお部屋にお邪魔して一緒に荷解きを始める









「荷物めっちゃあるじゃんっ!!」


「近くにお店とかあるかわからなかったから全部持ってきた…けどこれ一日じゃ終わらない(笑)」


「あと1週間あるから毎日2人でやればすぐ終わるよ」


「えっ!?ずっと来てくれるのっ!?」


「だってヒマだし、1人つまんないし(笑)」


「やったぁ〜お手伝いしてもらおっと♪」













それから2人で談笑しながら片付けていくもいつの間にかお昼になっていた