{07E9C0D2-188D-42F6-86F7-73135A612570:01}

りら、お前の姿が見えなくなって、もうすぐ三回目の土曜日がくるよ

なんか困ってないかい?ちゃんとやれてるかい?
側にいてくれてるような気はしてるんだけど。
ままはお前になにもしてやれなくなってしまったから、心配で心配でたまらないよ

ずっと一緒いたからね、
お前のお迎えがないこと。
座っても撫でることがなくて、両手が空くこと。
用事をしててもつつかれないこと。
台所にいても、ギリギリまで迎えに来るか、ままの顔が見える部屋の端っこで、ジッと座って見つめてたから、何度も何度も何処にいるか探して、待っててねっていいながら、慌ててご飯を作ってたのに。ゆっくりやってよくなったこと。
全然慣れなくて。
テーブルの下から、ひょっこり出てくる気がして。
朝もお前のお世話があったから、早起きしたね。すごく喜んでくれたね。全然苦じゃなかったよ、今だにその時間に目が覚めるよ。
仕事が終わったら、ダッシュで帰ってたし、人参葉とサラダ菜と水菜と青梗菜とブロッコリーの葉っぱを揃えるのに、何件も何件もスーパーをまわってたから、無駄に慌てて買い物してる。毎日行かなくていいことがすごく不安で。
毎日、いかにお前の側を離れずにいっぺんに家事をするかに頭を使っていたからね、なんだかぼんやりしているよ。ダメだねぇ。

嫌な事があっても、良い匂いのふわふわあったかいお前に頬ずりしたら、もうそれだけでどうでもよくなったのに。

お前は覚えているかな?
ままが泣いてた時、お前は大好きなえん麦スティックをくわえて、ままに持ってきてくれたね。びっくりしたよ、嬉しかったよ。
とうちゃんとままがケンカした時、アイちゃんがままを噛んだ時、ものすごく怒ってくれたよね。
リフォーム中で、ままの実家から、お前が一晩、とうちゃんと違う場所でお泊りしなきゃいけなくなって。
帰ってきても、飲まず食わずで、サークルの端っこの影からでてこなくて、とうちゃんと、ままの実家の皆が心配そうに見守っていて。
ままが仕事から帰って、りら!って呼んだら、駆け寄ってきてくれたね。
そのあと、ご飯も手からしか食べないし、見てないと⚫️もしないし。
ずっとべったりだったね。かわいそうだったけど、かわいかったなあ。
入院した時もそうだったね。ぐったりしてたのに、すがりついてきてくれた。
本当は飲まず食わずで⚫️もでないから、入院しとかなきゃいけなかったのに、それを見て先生が帰らせてくれたよね。
待合室で水菜を貪り食ってたのを見られて、笑われたね。

ムカデやネズミと戦うままを尊敬の眼差しで見てくれたこと。
偽妊娠で毛を抜きまくったけど、どうしていいかわからなくて、ペッてしなさい!って言ったら、手の上に出してくれたこと。 

お前も体調くずしてて、しんどかったのに、アイの最後に、ペロペロしてあげてってお願いしたら、ちゃんとしてくれたこと。
よたよたのくせに、らんのサークルに近づいて、シャキッと座ってケンカうってたこと。
たくさん、たくさん、たくさんの思い出があるね。

ままは決していいお母さんではなかったね、だけど。
世界で一番お前のことを愛していたよ。
ままはアイままで、らんままでもあるけど。ずっとずっと「りらまま」だよ。変わらないよ。
最初に暮らしたうさぎさんがお前でよかった。
お前と一緒にいられて、幸せだったよ。楽しかったよ。
大好きだ。大好きだ。大好きだ。
今はまだ泣いてしまうけど。 

とうちゃんも、ままの周りの人も、うさ友さんたちも、すごく心配してくれてるんだ。
ありがたいね、嬉しいね、りら。
お前のおかげだよ。
やっぱりすごいね、りらは。

こんなに早く時間が過ぎるなら、きっと、ままがいつかあの世にいく時まで、お前は待っててくれるよね。
そしたらいっぱい撫でようね。ままとアイちゃんととうちゃんと、あ、らん忘れてた←ヒドイ
ずっとずっと一緒にいようね。
それまで、まま、がんばるね、見ててね。
いままで、ありがとう。ありがとう。
{80CC5B66-9391-4532-A010-DCC7973086C6:01}
ぐすぐす言ってばかりでごめんなさい。
もう少しだけ、泣かせて下さい。