実は先週観てきました。 

前作はAmazonプライムで視聴。 

ネタバレしまくっています。

細かいところが違っていたらすみません。


これはすごく心がざわつく作品でした💦

登場人物、誰も清廉潔白ではなく人間らしい。 


それがメルヘンで可愛く綺麗な童話のセットや衣装に包まれて行われるので違和感があるのでしょうか?

でもそれらは見ているだけでウキウキするほど綺麗。


文字通り「考えさせられる映画」でした。もう頭を押さえつけられて考えろー!と言われている気がしました😅


ここ数年で見た、他のシリアス作品の比ではなく考えさせられてちょっと疲れた。 


でもすごく面白い。

人種差別だけならそんなに目新しくないけど、知性のある動物差別まで持ってこられると可愛くてキュンキュンしてしまう。上手い。


ところでこれって前後編の後編で、もう続きはないのでしょうか?


ウィキッド → オズの魔法使い🧙


になるのかな? 


オズの魔法使いの設定は知っているけど、ちゃんと観たことがないのでいまいちピンと来ない。


ヒロインのグリンダ、エルファバ2人とも、感情移入する部分もあるし、反発を覚える部分もある。 他のキャラも癖が強い人が多い!  


皆さんすごく上手いです。 

特にグリンダのアリアナ・グランデとエルファバのシンシア・エリヴォは上手くて綺麗✨️


ボックだけは好きになれないなあ。

憧れのグリンダに車椅子の女性ネッサに優しいあなたが素敵!みたいなこと言われてその気になって、実際につきあう


→そしたらネッサが思いの他可愛い良い子でときめいてしまい、そのままズルズルとつきあう


→でもネッサのお姉さん・エルファバが悪の魔女だと発覚(事実ではないけど作中ではそう思われている)


→ネッサは結果的に責任を負わされてイライラしっぱなし


→ボックはどこにも行けなくなる、は気の毒だとは思います。   


→姉妹に振り回されてブリキのキコリになっちゃって驚愕


→エルファバへの憎しみで大荒れ(実際は焦ったネッサの魔法で死にかけて、エルファバが生き返らそうとしてブリキになる)


無理もないとこもあるけど、とにかくエルファバへの憎しみが強すぎてもう怖いよ!それがなければ死んでたし、エルファバも放っておく訳にもいかないから。


しかもグリンダが王子と結婚すると聞いて、やっぱりグリンダが好きだから愛を告げに行こうとするボック。はじめからネッサと付き合わなければ良かっただけのこと。


そんなにグリンダが好きなのに、当のグリンダからは全く相手にされていないとこも含めてボックがなんか怖い。

その恋人ネッサも足が不自由でなければ違ったのでしょうね。辛い。


でもそんなこと言ったら、エルファバも肌が緑ではなかったら、魔法が使えなかったらあんなことに巻き込まれなかったのです。


・グリンダが他国の自由な思想の王子・フィエロを好きにならなければ(本を踏みまくってたのはどうかと思う)


・そのフィエロが芯があって正しいエルファバを好きにならなければ


・フィエロがエルファバが姿を消した(亡くなったと勘違い)ことに絶望して、心を閉ざしたままグリンダとの婚約を了承しなければ


・結果的にではあるけど、エルファバが2人の結婚式からフィエロを攫わなければ


・久しぶりに再会したフィエロとエルファバが感極まって結ばれなければ


そもそもグリンダは、自分が正しくないことを知りながら、民衆が望む偶像を演じることにカタルシスを感じていたからやめられなかった人でもある。親友と好きな人の心を同時に失ってそれを埋めるのに必死だったのはわかります。


一方、緑のエルファバは父にも愛されず。最愛の妹ネッサからは、姉が悪の魔法使いであることが発覚し、更にいざという時に姿を消して逆恨みされている。


そして元々自分を差別していじめていたグリンダと心が通じ合った途端、王に魔法を利用されて国中から追われる身となってしまった。


そんな時に自分に恋してるイケメン王子と再会したらそうなるのを責められない。


とうですか、このとんでもない人間関係。

誰かに100%感情移入なんて無理。

 

イケメン王子は死にかけるも、エルファバの魔法で復活し、イケメンかかしになります。こちらは瞳をキラキラさせてエルファバに「君が命を助けてくれた」と告げます。図書館で本を踏みまくって文句を言ってた時から、すごい成長っぷりです。


エルファバが、正しいことをしても上手くいかない、と切々と歌い上げる場面が、この作品では実際その通りで切なくて仕方ありません。


素晴らしく力の入ったパワフルで美しい作品です。

ただこれはやっぱり、舞台で見た方が感動するのでは、が本音です。