タイトル通りです。
ネタバレしまくっています。
先週、観てきました。
掛け値無しに素晴らしかったです。
感想というより戯言です。

皆様、お好きな方はとうに何度も劇場に足を運んでいると思います。
鬼滅の美しさ、素早さ、残酷さ、儚さ。
全てが表現されまくっていてたまりません。
私は鬼殺隊や柱が全員大好きです。
炭治郎、容赦ない所をふくめてブッダかな?と思う時がありますがそれはそれでやはり好き。
しのぶさんも大好きなので、見せ場がたくさんな反面、今回辛い。

童磨、ヘラヘラヘラヘラしながらえげつなく強い。でも実際にいたら、何も動じない完全体の頭の良いサイコパスな童磨の強さにすがる人達がいるのはわかる。誰もが持っている人としての迷いが全くない😅
しのぶさん(大好き!!)とお姉さんのエピソードに泣き、童磨めー!と思いながら泣く暇もあまりなく、猗窩座編、我妻善逸vs海嶽編に突入。
海嶽は大嫌いなのですが、彼にまでファンがついているのが鬼滅の凄い所。分からないでもない。
雷の呼吸壱の型しか出来ない善逸と、壱の型だけが出来ない海嶽。
2人で柱と元柱の師匠のじいちゃんに言われたのが、山より高いプライドを持つ海嶽には我慢出来なかった。
コンプレックスが深いのは善逸より海嶽なんですよねえ。じいちゃんは海嶽が鬼になったせいで自決。それ故に善逸は海嶽を1人で倒さねばならなかった。
海嶽戦であわや三途の川を渡りかけた善逸がじいちゃんに謝る場面が好きです。自分が拙いからこんなことになった、ごめんよーと泣く善逸に
「善逸、お前はわしの誇りじゃ」
こんなん泣くなって無理です。
このエピソード大好き。

一方、猗窩座戦で水柱・冨岡義勇さんの繰り出す技の華麗さと力強さ。
炭治郎と協力してようやっと、煉獄さんの敵・猗窩座を倒したよー!と同時に狛治(猗窩座)の過去編に突入。

狛治は気の毒です。大好きな父の薬代を得るために盗みを働くも、そのせいで父が自殺。お父さんは狛治に迷惑をかけたくなかったし、まっとうに生きてほしかった。でも、狛治にとっては父の為の苦労は苦労ではなかった。恐らく、働いて薬が手に入る値段なら普通に働いていたでしょう。
その後に拾ってくれた師範の娘・恋雪をイヤな顔一つせず看病し続ける狛治。
父も恋雪もなぜ病気で自分が一番苦しいのに、看病している相手に申し訳ないと思うのか?と疑問に感じる狛治。これって狛治の純粋や疑問なんですよね。
とても強くて優しい青年です。看病が面倒だなんて一切思わない。
でも結局、この世で一番大切な恋雪と師範の父は、ライバル道場の者によって毒殺されてしまった。その時に、ライバル道場の人達を全員殺していまう狛治。ライバル道場の実行犯は殺られて当然かも。。。でも関係ない人たちもいたはず。
その後は女性は食べないものの、強さを求めて鬼まっしぐら。煉獄さんをしつこすぎるほどスカウトしまくりつつも倒した無限列車編。
狛治は純粋過ぎる心を持つが故に過激で、苛烈で強い青年でした。
でも、やっぱり鬼は鬼👹
炭治郎に煉獄さんの思い出話をしまくり、彼の逆鱗に触れ、炭治郎に
「もう煉獄さんの話はするなー!」とキレられ怒鳴られます。ここでも涙。
いやあ、猗窩座ってものすごく純粋かつ、それが故にやや空気が読めない。
好きな面もあるのですが、やっぱり煉獄さんを殺したのは許せない。最初から煉獄さんに嫌われていた。(それも猗窩座からすれば理由が分からなかったのかも?)
ライバル道場があんな卑怯なことをせず、恋雪と結ばれていればなあ。。
仮に普通に死罪になっていたら、猗窩座は幸せだったのかな?恋雪さんは地獄についていったでしょう。
私は恋雪さんも好きだから、彼女まで地獄に落とした猗窩座が許せないのかもしれない(それは友人も同意)
恋雪さんは健気で可愛いので、人気があります。
素晴らしいものを観せてもらったのに、それが故に勝手に落ち込みました😅
観たあとどうにも落ち込んでモヤモヤして家族に
「煉獄さんを殺した猗窩座嫌い。感情移入出来ない」と言ったら
「僕も煉獄さんは大好きだけど、猗窩座には感情移入したし嫌いじゃない」と言われ、滅多にしないケンカの一歩手前になりました👻
でも、恋雪さんにとってはそれこそが幸せ。だからこそ、彼女は狛治を止めてくれた。
長らくしょうもない文章を読んでくださった方、どうもありがとうございました。おかげでようやく気持ちの整理が出来ました。認めたくないですが、きっと私は猗窩座が嫌いじゃないのしょう。でも煉獄さんが。。の無限ループ。
原作何度も既読なのに、映画館のスクリーンで観たらまた様々な感情がはち切れそうになるのが鬼滅の刃です。
しんどいけどまた観に行くことになりそうです。
