ネタバレ無し
設定等はネタバレあり
好きに語っています。
先日、映画「教皇選挙」を観てきました。
イタリア語でコンクラーベ。
システィーナ礼拝堂に聖職者たちが数日間閉じ込められて、新教皇が選出されるまでひたすら投票します。
システィーナ礼拝堂、観光で行くには素晴らしく美しい建物ですが、これを見て夜を過ごしたくはないなぁ、と思いました。
教皇が選出されるには、何票以上などの条件があるので、当然一度では終わりません。なので日本語の「根比べ」に例えられています。
私は作家・塩野七生さんが大好きで、教皇選挙についても最低限の基礎的な知識や逸話は知っていました。それで興味本位で観に行きました。
国中から一番頭の良い男達が集まっているのがバチカンだそうです。そこがキリスト教の大本山だから厄介なのだそう。なるほどですよね。信仰心は不可決だけど、それだけでは上にはいけない世界。
だから教皇選挙は全世界のクリスチャンの頂点に立つ大変な権力者を生み出すことになります。

感想
予想以上に根比べで、選挙を取り仕切るローレンス枢機卿の苦労を思うと胃が痛くなりそう。派閥や考え方、時代にアップデート出来ているか、そしてスキャンダルがないか(これ重要)
小さな?足の引っ張り合いを重ねる聖職者達。それぞれの信仰心が根にあるので、考え方の違う人が当選したら大変です。
ミステリー仕立てで飽きませんでした。知らない西洋人ばかり出てきますが、脚本が上手いのですぐに頭に入り、混乱しません。俳優さんも知った顔もチラホラいますが、もちろん皆様上手いです。
しかし、最後はビックリ!これはトンデモに近いのでは?と個人的には思いかけてちょっとだけ笑ってしまいそうになりました。
でもブッダやキリストが現代にいたとして、めちゃくちゃ頭良くて色々アップデート出来る人でしょうから(頭の悪すぎる表現)、上手いところに収まったともいえます。そして、バチカンに国中から頭の良い人が集まるという塩野七生さんの言葉も嘘ではありませんでした。
気になった方は見てみてくだされ。
ミステリーとしてもヒューマンドラマとしても大変に面白いです。
大スクリーンでシスティーナ礼拝堂の内部や美しい教皇服を見るのも楽しいです。
あらすじ
全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。世界中から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々。ローレンスはその渦中、バチカンを震撼させるある秘密を知る――。
