Re∶リベンジも6話。 

色々と思うままに書いてます。


このドラマはどういう結末を迎えるのだろう?

主役の海斗(赤楚衛二)が未熟で青臭いキャラというのはよく伝わってくる。


赤楚くんも「好かれるキャラではない」みたいなことを言っていた。彼もそれを理解してそういう風に演じている。


ちょっとした表情や仕草はやはり上手い。挑発的で権力欲に揺れるような青さを滲ませることも出来る。調子に乗ってる海斗上手いよ笑


秘書が連れてきた、あのニセドクターXみたいな女医の演出はいかにもで笑ってしまった。こういう演出はこのドラマらしくて嫌いではない。



でも海斗は父親を殺された挙げ句、自分はその父の葬儀で拉致誘拐・監禁されて、5ヶ月間昏睡させられていた。


結果として一時にせよ仕事、恋人、社会的信用と、自らのアイデンティティを全て奪われた。それも身内の手によって。

父親への長年の誤解も解けたと同時だったので、何かせずにいられない気持ちはわからないでもない。いや、そんな強烈な体験したことある人はいないでしょうが、人生観が一転してしまう出来事だろう。 やはり海斗は強い薬を5ヶ月も投与されて少しおかしくなっている?


それさえなければ普通に記者を続けていたはず。ドラマにならないけど。


海斗は医大にストレートで入れるくらいには頭もいい設定。でも現実的に現場や経営知識の全くない若者、それも会長の孫。海斗が大病院の理事長になれば、周囲の困惑は避けられないよね。


とことん海斗とヒロインの陽月(芳根京子)を共感しにくいキャラとして描いているのは何故なんだろう。

 

妹最優先とはいえ、いえ、だからこそ陽月は相当に強かにも見える。

謎の男はとことんゲスだった。


ただ、海外での心臓移植費用となると百万単位ではなく数千万から億単位のイメージ。彼にそこまでの費用を出して貰ったとしたら、なんというか陽月はやり手だな、とも思う←私こそゲス


海斗が姿を消してる間に力のある大友郁弥海と婚約までして、海斗が理事長になりそうなタイミングで郁弥と別れる。

海斗が新理事長として、美咲ちゃんの為に手段を選ばず手術の態勢を整えるとまた海斗に近づく。


陽月がピュアで妹思いの女性なのは確かだろう。同時に強心臓で割り切った女性にも見える。清楚な美人そのものの芳根京子さんが演じているので、男性達が翻弄される様が妙に生々しい。大友先生は恋愛感情があるかどうかはわからない。医師としてはまっとうに見える。


そう、このドラマ「〜に見える」ばかりで実際はどんな人かまだよくわからない人物が多いんです。


個人的には優しくて有能かつ一途な木下紗耶(見上愛)と付き合った方がいいとしか思えない。

視聴者がわかりやすく感情移入しやすいのは彼女だけ。

見上愛さんの新鮮さと相まって魅力的なキャラクターになっている。



その彼女より打算的(に見える)陽月を大切にする海斗が見ていて歯がゆい。


海斗は本来、突っ走りがちで、計算無用。良さと未熟さが表裏一体のキャラ。

これはもう脚本と演出の問題。


相対的に大友郁弥(錦戸亮)の好感度が上がりはするのですが、彼もなかなか姑息な行為を重ねている。

そろそろ郁弥の過去を明かして欲しい。

大友郁弥の過去が、天堂記念病院を手に入れ、海斗に地道な嫌がらせを続けるに足る過去でありますように



海斗が一度は闇落ちして、会長(笹野高史)相手に郁弥と共闘。2人が天堂記念病院を立て直す展開かと予想していたけど、最初の怒涛のようなスピード感がなくなりつつある。


あのおじいさんはサイコパス?

娘や孫への普通の愛情がなくて、身内や病院の医師らも権力ゲームの駒としてしか見ていないように見える。


もし海斗闇落ちエンドだったら相当に後味の悪いドラマになってしまうので、なんとか脚本に頑張ってほしいところ。


まあ個人的には現時点ではSUPER RICHよりはまだ随分ましだと思っていますが😅


赤楚くんはベテランの演技派や独自の魅力の錦戸亮さんを間近で見て、良い刺激をたくさん貰い、ますます素敵な役者になっていくでしょう。赤楚くんが中心にいる現場は、いつもとても和やかそうでそこは安心して見ていられます。


ってもう諦めモードになるにはまだ早い😅

まだ序盤でここまでするか?という展開の連続らしいので。でも、なんだかんだで楽しんで見てはいますよ。


Re∶リベンジはある程度の荒唐無稽さをスピード感やケレン味のある展開でカバーするタイプのドラマだと思う。

制作陣も振り切って面白いものを作って欲しい。応援しています。


まだ全部見られてないけど、昨日の「千鳥のクセスゴ!」の笑顔を見てめちゃ癒やされました。