大好きだったイギリスのドラマシリーズの映画版第二弾
場所はイギリス北東部ダウントン。
時代は1928年。映画がサイレントからトーキーへ移行する時代。
イギリス貴族の館・ハイクレア城での貴族一家と使用人達の日常を描いた大河ドラマ。
登場人物が多く個性的。貴族と使用人それぞれで多くの出来事が起こるドラマ。
内容はソープオペラ的な出来事もあり、英国貴族らしく厳粛な場面もあり。
使用人達も恋や人生模様まで描きます。
イギリス流の社交術などは、日本人は共感できるところも多いと思う
脚本のジュリアン・フェローズが抜群に上手くて、初回から最後まで一切混乱せずにテンポよく観られます。
新しい映画ときいて、予習も全くせずに映画館へ行きましたが、さすがの手腕で全く問題なく見られます。
英国流のウィットに飛んだ笑い、時代の移行、人々の変化、感動など全て味わえる。
これぞダウントン・アビークオリティー。
どちらかというと女性向けでしょうが、映画好きの男性に勧めたらはまってくれました。
もちろん、豪華な城や自然、美しくセンスの良い衣装、内装、料理なども楽しめます。
内容は
・財政難のダウントンが、城を舞台にハリウッドの撮影チームを受け入れ、撮影に協力する
・先代伯爵夫人・バイオレットがフランス貴族から南仏の別荘を譲り受ける話
です。
内容が盛りだくさんで、登場人物たちがすっかり落ち着いているのが感慨深い。
時代の移り変わりは必須とはいえ、貴族は知力、機転、ユーモア、財力を維持する力、使用人達の一生を背負う覚悟と情、時勢を読む能力などが備わっていないと城や暮らしを手放すことになります。そこらへんもちゃんと描かれている。一見優雅で恵まれた暮らしでも、羨ましい、なりたいかと言われるとかなり難しい。映画で見るくらいがちょうどいいです。
ここから思い切りネタバレです。
・メアリーとイーディスがすっかり仲良くなっている
メアリーもイギリス貴族版スカーレット・オハラか?ってくらい意地悪だったのがすっかり丸くなってます。イーディスが不幸体質から抜けてよかった!
もう二人とも子供がいてお互いに遊ばせてて、皆可愛い。
イーディス好きなので幸せになって本当に良かった。働いてイキイキしてる
・再婚してメアリーの夫が全く出てこない。ドラマ版でも陰の薄い人だったけど・・
私はチャールズに再婚してほしかったんですよね。高慢なメアリーと丁々発止のやり取りできる人だったし。メアリー、レーサーの夫がほぼ家にいないので、映画監督といい仲になりかけてます。次の映画があったら離婚していても驚かない
・トーマス、前回の映画でついに幸せになった?と思ったらお相手は結婚してしまいました。
あの時代、イギリスでゲイってだけで大変です。
今となっては幸せになってほしいバローさん。
同情すべき点は多くとも、洒落にならないほど意地悪でイヤな奴だったんですよ!
私、ベイツとアンナ好きなもんでマジこの野郎と何度思ったことか・・笑
・ベイツとアンナに待望の赤ちゃんが誕生していました。
2人ともすごくいい人なのに色々ありすぎたので、本当に良かったです。
映画で初めてトーマスを見た観客は同情と応援するだろうなあ笑
しかし、ついに、ついに幸せを掴みましたよ!心から祝福いたします!
ハリウッドスターから身の回りの世話=一生のお相手として乞われ、ダウントンを旅立ちます。おめでとう~トーマス。次作があったら出戻りしてないことを切に願います。
・高慢ちきな美貌の女優が、本音をメイド長のアンナと料理人のデイジーに不安を打ち明ける場面で、思わず泣いてしまった。無知だったデイジーがこんなに成長しちゃって。
・意外とトラブル続きだったパットモアさんがようやく幸せに。良かったー。
・憎めないトラブルメーカー、モールズリーさんは脚本家という意外な才能がありました。
学校の先生だし文章や映画好きだし、これでようやっとバクスターさんに結婚申し込めた。
プロポーズが屋敷中に流れちゃう場面、可愛かったです。
・大好きなコーラ、治る病気で良かった!ロバートも泣くの当たり前。
南仏の海の風景が美しかった
・亡きフランス貴族のおじいさんとバイオレットのロマンス、そういうことなんですね。
そこらへんがバイオレット様らしい。
フランス貴族は自分を貫いてバイオレット様に別荘を残り、息子も遺言に従って満足そう。
ただ、ダウントン様御一考に終始、冷たかった夫人も気の毒でした。
結婚当初から夫は結ばれなかった恋人を忘れたことがなかったなんて不幸な結婚。
・最愛のシビルを亡くしたトムも再婚。別荘は娘のシビルのものに。
トムもものすごく丸くなりましたよね。グランサム家って基本的にいい人達
・ついに大大好きなバイオレット様が・・・先日の英国女王崩御を思い出しました。
バイオレット様とマシュー母・イザベラの賢くお上品な言いたい放題仲良しおばあさま2人が大好きでした。夫のマートン卿がいても、最高の女友達を失った悲しみはまた別。
・カーソン、フランス貴族の使用人達からうるさいと思われてたに違いないw
ヒューズさんのようなよく出来た女性と結婚出来て幸せに思ってくんなまし。
こんなところでしょうか。多くのエピソードを詰め込んでますが相変わらず見やすい。
イーディス、綺麗になったなあ。
メアリーもすっかりダウントンの良き女主人として落ち着いています。
前回もこれで最後でもいいけど、続編あったら絶対に見る、と思ったものです。
どうなるんでしょう。またサブスクに落ちたら絶対に見たいです。


