石子と羽男、第3話の感想です。ネタバレしています!

今回も大変面白かったです。映画好きとしてはいろいろ思うところもある内容でした。

 

羽男(中村倫也)に「国選弁護」の依頼が舞い込む。

(※国選弁護=資金不足などが理由で弁護士を雇えない人に対して国が弁護人を立てる制度)
今回は映画を短く編集した“ファスト映画”を動画サイトに無断でアップロードし、 著作権法違反で映画会社から告訴、逮捕されたという大学生・山田遼平(井之脇海)の弁護だった。あまりお金にならない国選弁護の依頼に乗り気じゃない石子(有村架純)に対し、羽男は「注目されている事件だ」とやる気満々。しかし逮捕された遼平は反省どころか悪態をつき、羽男は振り回されることに。そんななか新たな事件が巻き起こって…。(公式サイトより)

 

今回は今までの2話とはちょっと趣向が変わった話。

ファスト映画を投稿した山田遼平くん。毎回ゲストが豪華ですね。

この子が全く反省せず悪気もなく、最初はイライラしましたアセアセ

反省するフリ作戦のはずが、法廷で一転、「何が悪いんですか?」と開き直り、裁判官も空を仰ぎます。

しかも羽男がたしなめたにも関わらず悪魔のTシャツを着用。

遼平に一般常識は通用しません。

これは羽男じゃなくても震えそう。石子も「一体どういう指導をなさっているんですか?」と。

なのですが、毎回ファッションも仕草も演技も混みで

羽男の存在がカッコいい~お願い

カッコいい役じゃないのにカッコいいってさすが中村倫也さん。

 

 

自分も映画を作っているなら、気持ちがわかりそうなものだけど、同じことをされるまで理解出来なかった。監督だけじゃなく、映画に関わった全ての人を苦しめました。

 

そして大庭蒼生(赤楚衛二)がファンの映画監督が山田恭兵さん(でんでん)

2人の名前が似ていることから、ネット上のトラブルが大きくなってしまいました。

でんでんさん、胡散臭い役も上手いので疑ってしまい、申し訳ありませんm(__)m 

 

ひらめき電球最初の遼平くんによるファスト映画投稿はもちろんダメ。

なんですが、二度目の公開直後のファスト映画投稿の真犯人はなんと恭平監督の助監督。

それも良かれと思ってやってしまったことでした。悲しいけどダメに決まってるよ~汗

 

私も観たい新作映画が公開されると、観るまではSNSやブログ等はなるべく見ません。

ブログは「ネタバレです」と記載してくれてるのがほとんどですが、SNSは今や「自衛しない方が悪い」が一般的になりつつあるのかな?汗それはともかく。

私はアナログなのでSNSや匿名掲示板はしないのですが、書き込む前にちょっと考えようって書き込み多いですよね笑い泣き

 

反省しない遼平に嫌気が差した羽男。

石子は遼平に罪と向き合って貰う為に、山田恭平監督の新作のファスト映画を見せる作戦を思いつきます。

それを見て、ようやく自分のしたことの罪深さに思い至る遼平。

 

執行猶予付きの刑に決まり、遼平は山田恭平監督に土下座します。

監督は「私、筆も遅く、考えすぎるから時間が必要になるんですよ。金も集まらず、最低7年、今回は10年かかりました」

「気づけば65歳、また10年かかるならもう映画は作れないかもしれない。未熟で申し訳ない。どんなに謝罪をされても、受け入れることはできません」と答えて去ります。

 

いじめ問題などでも同じことが言えますね汗 謝る側の自己満足的な面が大きい。

反省して謝ったからといって許して貰えないこともある。

監督は自宅を担保に借金、役者にも頭を下げて格安の料金で出演してもらった。

その新作映画がファスト映画と風評被害もあり、早くに上映打ち切りになってしまった。

罪を告白した助監督はクビにするも、訴えはしなかった。

助監督が悪気がなかったこともあるけれど、訴える側にも時間もお金も必要も伝えたかったのかもしれません。

 

スカッとする結末ではないし、遼平くんもデジタルタトゥーで顔が知れ渡ってしまった。

でも、この先の抑止力にはなったんじゃない?という羽男の言葉。

でも彼は教訓は得た。むしろ監督の今後が心配になりますショボーン

大庭くんのような純粋なファンの存在が救いになっていることを願います。

 

ネット社会で逆に監督の才能や真意が伝わったり、クラウドファンディングなどが実現してほしいです。海外の映画賞を取っているような監督なら、それもありえます。

 

ひらめき電球羽男の姉と父親

 

羽根岡家は法曹エリート一家。

羽男の姉・優乃(MEGUMI)は検事。MEGUMI,上手いですよね。

父親・泰助(イッセー尾形)は裁判官。配役豪華キラキラです。

しかも父親は佳男が幼い頃からフォトグラフィック・メモリーを持っていたことから、今でも期待し続けている。

これはきついアセアセ 父親の誕生日会での気まずさよ・・・・

羽男はきちんと自分の現状や弁護士としての未熟さも父に伝えています。

 

それでも「君は天才だよ。君は出来る子なんだ」と30代の息子に言い続ける父親。信じて貰えない子も辛いけど、現実を見ずに盲信される子も辛い。

 

羽男は先週も受験のことを「受験は親のためだな」と言っていましたね。

 

羽男は息苦しさを感じ続けながらも、石子の助けを借りて、自分に出来ることを模索中。

そんな羽男の能力や成果、人格を石子もきちんと認めつつあります。

2人の関係が徐々に変化していく様が素敵だし興味深いです!

 

石子と羽男が電話でやり取りする場面がとても良かったですアップ

「人にものを頼む時はなんて言って頼むんですか?」ニヤリ

 

石子「私、金の亡者です」と自称してますが~。

繰り返すけど彼女がお金に気をつけないと潮法律事務所ヤバいですよね?

メガネでもめっちゃ可愛い有村架純ちゃんラブ

カップラーメン食べててもスタイリッシュな中村倫也さん。2人ともたまりませんドキドキ

 

ひらめき電球今週の大庭くん

 

ドキドキ遼平くんが山田監督のファンなら余計に許せないという。純粋で真面目な大庭くん。

ドキドキ お蕎麦屋さんで鴨南蛮を注文。石子はかけそば。羽男はざるそば。大庭くん若い。

石子には大量の天ぷらがお蕎麦屋さん・塩崎(おいでやす小田)の好意で差し出されます。

あれ、3人でも食べるの大変な量ですがどうなってるんだろう?びっくり

 

ドキドキ山田遼平と山田恭平の名前が似ていることから、監督の新作映画の公式SNSに文句が殺到。大庭くんは怒っています。

「こんなのが撮ってんの?」とか「公開中止させよう」とか殺到してて、と憎らしい声真似。

 

ドキドキ憧れの石子先輩と夜の映画に行きますラブ 映画中も石子さんをチラ見。」

 「明日からなんですけど」「この近くなんですけど」「俺、映画館の会員なんで」と遠回しに石子さんを誘う大庭くんが可愛い。「お誘いですか?」と石子さんに切り返されてましたw

はにかんだ顔が可愛い。

 

ドキドキ映画帰りに監督に遭遇。映画の感想とSNSは気にしないでください、ずっと応援しています、と恭平監督に伝える大庭くん。サインを貰ったりなかなか積極的。嬉しそうウインク

「無駄とか曖昧なものを大切にしてる」って監督の言葉に、そうだよね、と頷く私。

商業的成功との兼ね合いが難しいのも事実ではありますが・・芸術性って余韻とか脚本に直接関係ない場面とかから伝わります。

 

ドキドキ石子先輩に山田恭平監督の作品を貸そうとしたら、「家に取りに行きます」と言われ大慌ての大庭くん。部屋が散らかってるので・・ゴミ屋敷想像してません?のやりとりが可愛かったです!大庭くんのお部屋、SNSでも公開されて「ザ・男の子!」な部屋でした。

石子さん、女性をあげるにはちょっとですが大庭くんの部屋は汚部屋ではありませんグッド!

ただ、蒼生くんの片思い?が叶う可能性は限りなく低め笑い泣き

そして、勘違いして顔を手で覆っちゃう場面が可愛すぎた😍

 

ドキドキ 裁判所に書類を届ける際に「急がず焦ります」と言って出かける大庭くん照れニコニコ

 

このドラマ、赤楚くんの生っぽい魅力が満載なところも良いですドキドキ爆  笑

来週のキックボード事故、怖い!また楽しみです!