先週、観てきました。
実は私はシャーロック・ホームズが大好き。
両親とも好きなのもあり、原作は何度も読んでいます。
映像で一番好きなのはグラナダ版。DVDBOXを持ってます。
ベネディクト版も好きだし、映画のロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウ版も楽しみ。
パスティーシュ(原作の雰囲気に出来るだけ似せたパロディ小説)なんかも結構読んでます。
そんな中、ディーン・フジオカと岩ちゃんのドラマも好きでした。
ホームズの映像化作品は山ほどあるので、もちろん全部観てはいません。
でも、ディーンのシャーロック(誉獅子雄)と岩ちゃんのワトソン(若宮潤一)はかなり原作の雰囲気を踏襲していると思います![]()
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映画も原作のストーリーは超有名で様々なアレンジがあるので、正直雰囲気を楽しめればラッキーくらいで行きましたが、謎ときも面白かったです。
ミステリアスな孤島、そこに住むミステリアスな富豪一族、魔犬の伝説。
これ、原作は文章もミステリーながら文学色も強くて素敵なんです。
こういう「いかにもミステリーな舞台装置」も大好きな私。
そこで縦横無尽に活躍する獅子雄とがんばる若宮を大画面で見られて幸せ。
ミステリー好きだけど「謎を解いてやろう!」と思って観る派ではないので(頭がおいつかないし・・)素直に楽しめました。
オチや内容は日本映画的というのでしょうか。
切なさも意外さもあり。
ゲストの稲盛いずみ、西村まさ彦、小泉孝太郎、新木優子、広末涼子、村上虹郎、椎名桔平なども良かったです。
マイナスとしては
- 佐々木蔵之介の出番が短すぎること。
- ディーンが描くシャーロックの文字タイトルがない
- ディーンが歌っていた主題歌も違っていた
ことですね。連ドラを見てない層は別に気にならないでしょう。
ディーン・フジオカは個人的にはすごく綺麗な顔より、あの独特の雰囲気が好き。
必ずドラマを見てる訳でもない私が語るのも恐縮ですが![]()
いやほんとに綺麗な顔してますけど、シャーロック・ホームズを演じて雰囲気がぴったり似合う日本人なんてそうはいません。正直言うと西洋人ですら似合う俳優多くないので。
独自のオーラって大事。
岩ちゃんもイケメンてだけではなく、お人よしで女性には甘い(弱いというより甘いんです)医師崩れの若宮にぴったり。
ホームズと比べて普通だと思われがちなワトソンは実は普通の役ではなく、個性的な天才・ホームズの存在を受け入れる大きな包容力や、普通の人なら見て観ぬふりをしてしまう人をスルー出来ない優しさの演技が求められます。
そこが岩ちゃん本人の性格と演技でびったりでした。
原作のワトソンは軍医でもある優秀な医者なので、ちょっとあの設定は若宮が気の毒な気もします。岩田さんはそちらもいけそうだけど。
確かに公式の言う通り、こんなイケメン同士の組み合わせってあまりないですね。
でも二人とも原作の雰囲気にあってるのでそこがいいのです。
シーズン2はないかなあ。
あの物議をかもした最終回、アレンジしてくれてシーズン2をつくってくれないかなあ。


