ネタバレしています!

これ、面白いです。

最初は乙女な野末(武田航平)が可愛いかったのが、野末大好きな外川(木村達也)も可愛い。

もう外川の「野末大好き」が溢れて隠しきれないんです。

外川(左)と野末(右) 部下と上司で10歳差。

 

アンチエイジングでスイーツ巡りをした時に撮った野末の写真を見て嬉しそうな外川がツボでした。

つきあってはいないものの、合法的に大好きな人の嬉しそうで可愛い写真GETする外川。これは嬉しいだろうなあ。

おじさんよりスイーツを撮りなさいよ、と言われても野末の写真を撮るのをやめられません。

会社でも合コンでも、野末に近づく女性達にあからさまに牽制。

3話を見終わる頃には

  • 野末は罪な男すぎる(リアルにモテそうなキャラ)
  • 野末は無意識に外川の恋心を煽りすぎ。無自覚煽り運転で逮捕される寸前。
  • さすがにこれで恋心に気づいて貰えないのが外川が可哀想

と言う感想になってました。

ツンデレなのに一途なワンコでもある外川。

しかも野末の部下で10歳年下ということで余裕のなさもあるのがツボ。

 

野末の人物像系がリアルです。

  • 仕事も出来て部下に慕われているものの、生きがいがなく鬱屈していた
  • 部下を鼓舞したりやんわり叱ったりがとても上手い
  • そこに外川から誘われて脳内活性するために初体験の女性ごっこ+スイーツ巡りでアンチエイジングをすると、生活にハリが出て楽しくなってきた
  • ホワイトデーにはバレンタインデーにチョコをくれた女性社員達をお洒落でちょっといいお店にまとめてランチに連れて行くような気配りスト
  • 合コンで女性に褒められたら、お世辞でもその言葉が嬉しくなってお礼を言っちゃうような素直さもある
  • モテているのを自覚はしているが、精神的に成熟しているため、慕ってくる女性を無下にないがしろにしたりはせず、人として誠実に向き合うこともある。
  • かといって女性や恋に対して積極性は皆無。相手を傷つけずに断るの上手そう出し慣れていそう
  • 外川の好意は嬉しい。だがそれが何なのかは手探り状態?
  • 何気ない一言で外川をその気にさせすぎ。それがあざとさ一歩手前の絶妙さ。
  • とにかく雰囲気や言動が柔らかくて圧がないので、周囲に人が絶えない

こんなんモテるに決まってる。

でも、モテる人でも、野末の人生を半分諦めたような部分もすんごいリアルなんです。

そこが外川にはもどかしい反面、口説いて落としたくなるところでもあるのが上手い。

ずっと野末を好きだった外川が、「モテる人を好きになる辛さもある」と言うの当然。

今時のアラフォーであんなにスマホに弱い人いるのか?とは思うけど、そこが可愛い。

 

4話になると、外川が野末を好きになったきっかけが語られます。

入社前の出来事だから7年以上前?8年くらい?

外川にとっては文字通り、人生の価値観を変えてくれた恩人でもある。

 

それ以来、ずっと仕事や多種スポーツ等、ひたすらにがんばってきた外川。

黒沢といい、恋ってすごいなあと感動しちゃいました。

その間、恋人が出来た気配もない野末もいかんと思いますよ笑

 

かしょっちゅう体調を崩しがちな外川に、筋トレを教える外川。

前日、外川は合コンで女性と親しげな野末を見てヤケ酒→介抱した野末が外川の家に泊まってます。それ以前に野末が熱を出した時、合鍵を拝借して野末の家にも行ってます。

合法的に野末のパーソナルスペースにじわじわ入っていく戸川。

ベッドでて取り足取りプランクを教えるんですが、この場面がエロい。

 

外川を慕う女性からの電話に、慌てて帰ろうとする野末を止めようとしてキスする外川。

こんな形の告白になってしまったことを謝りつつも

 

「死ぬ気で口説いてました」

「死ぬほど好きです」

 

切ない・・タラー

 

外川を演じる木村達也さん。

彼が舞台で人気の俳優さんだというのはすごくわかります。

第一印象が

「宝塚の男役みたい」でした(褒めてます)

 

はっきりした顔立ちの男っぽさもあるイケメンでありながら、少女漫画っぽいキラキラさもあるとでもいいましょうか。舞台映えしそうなお顔立ちですキラキラ

 

野末を演じる武田航平さんはビルドで知りました。カシラめちゃカッコよかった。

男っぽくて懐が広い役も似合いますが、目下から慕われる役が上手すぎる。

今作ではスイーツを食べた時の嬉しそうな乙女な表情が可愛い。

そもそも野末の内面が乙女でなければ、このストーリー成立してません。

 

続編がもしあるとしても、あと1話でとりあえず完結するのか?

夫も「面白い。外川が可哀想」 そして「5話はあまりにも短すぎる」と繰り返してますあせる