ネタバレしています!更に原作ネタバレもあります。

チェリまほTHE MOVIE、ついに劇場で観てきました!

知らず緊張していたのか、ドキドキしすぎて鑑賞後に疲労困憊。

一度しか観ていないのに感想を書くのはどうかとも思うのですが・・

体調などもあり、予定していたより見られなさそうですダウン

 

個人の勝手な感想です。優しい愛に溢れたとても素敵な映画でした。

映画に大満足な方達の気持ちも十分わかりますし、否定するつもりは一切ありません。

ですが、愛故に否定的なことも書いていますm(__)m

 

幸せいっぱいの前半と、感動しながらも疲労と寂しさに見舞われた後半、といったところ。

きっと私はこの二人には、ずっと幸せいっぱいでいてほしいんでしょう。

 

黒沢安達の再現度は完璧笑い泣き

二人とも出てくるだけでエリートイケメン黒沢と可愛い安達でした。

今回は恋人同士になっているので、安達への大大好きが溢れちゃう黒沢、戸惑いつつも笑顔で愛情を受け止める可愛い安達を最初から堪能できます。

大きなスクリーンで再現度150パーセント(当社比)の黒沢安達を堪能できるのは最高。

それだけでドラマの多幸感を思い出して、幸せな気分に浸れます。

町田啓太さん、赤楚衛二くんともに予想以上だし、演技も確実に一層上手くなっていますアップ爆  笑

 

魔法を失っていない設定は大成功

イブの夜はハプニングで魔法を失っていなかった設定に変更されていました。

六角、誰に電話しようとしたの?笑

市販のチキンラーメンに嫉妬して、安達の為に行列のできる店さながらのラーメンを作る黒沢・・ってことでいいのでしょうか。こういうのが見たかったんですドキドキ

個人的には、あの夜に実は・・はちょっと安達にハードル高すぎないかな?と思ってたので、この変更は違和感なく見られました。


でもこれってタイムスケジュールどうなっているんでしょう。黒沢が一年以上我慢したってこと?

あんな可愛い安達とつきあっててそれは、黒沢ジェントルマンにもほどがある。

ドラマ版は片思い期間7年ですし、安達とつきあえていること自体夢のようだから我慢出来る、は(特に女性目線なら)まあわかります。せっかくつきあえたのだから、万に一つも嫌われたくないのもわかる。

魔法を使いこなす黒沢にひいてる安達を見ると、二人の絆を高めるには必要な期間だったとも思えます。黒沢には社長賞以外にも、ジェントルマン賞を贈りたい。

 

デート場面もすごく素敵

ヘリデートは予算の関係で無理だったようですが、キャンプデートも良かった~アップ

安達の性質上、黒沢とつきあわなければアウトドアなキャンプに行くことはまずないだろうし、黒沢が完璧(すぎる)準備をしてきたでしょうから、安心して楽しめているのが伝わりました。

きっと安達をめいっぱい楽しませようと、万全の下調べをしたに違いありません。

ギターで自作の歌も披露したかどうかは定かではりませんてへぺろ

笑顔の安達を見ているだけで幸せいっぱいの黒沢を見ているこちらも幸せいっぱいドキドキ

慣れない野道をヨタヨタ歩く安達の手を取る黒沢、カッコいい~キラキラ

あの謎のダサコーデでも可愛い安達爆笑 嫉妬するのも理解出来ます。


柘植と湊の安定感ドキドキ

黒沢なら蕎麦打ちはすると思ってました笑

私ならホームベーカリーを買っちゃう。お餅つける機能つきもあるみたいだし。

柘植と湊の場面は短いけど、全部最高でした。お二人の演技も最高笑い泣きドキドキ

ホームパーティーの場面も、それぞれつきあう前の黒沢と安達、柘植と湊の関係性が良い方向に変わったことが感じられて嬉しかったです。

安達の家でタコ焼き器を使うなど細かい箇所も楽しめました。

柘植と湊が出てくると、安心感がすごかったです。この二人もやっぱり大好き。

浅香航大さん、ゆうたろうさんの再現度もすごかったです。

 

安達の長崎転勤によるすれ違い

ここらへんから不穏になってきます。

安達の転勤を浦部さん(原作では朝比奈さん)から聞き、内心はショックだっただろう黒沢。

黒沢の内心がわからず、どこまで相談していいのかも読めず、今後に不安がいっぱいの安達。二人とも真面目で誠実だからこそのすれ違いです。

安達が黒沢を思うあまり勝手に転勤を断ろうとしてると知り、原作の黒沢はなぜ相談してくれないのかと思わず怒って、翌日思い切り後悔します。原作を踏襲しながら、映画の黒沢はもっと優しい。

 

安達の自己肯定感があがる描写が少ない

安達が本社や長崎でシステムを開発したり、ディスプレイを積極的に提案したり仕事でも活躍します。


映画では楠本さんとの交流も少な目。そんな安達を好きになるけど、激重彼女(もちろん実は黒沢がマウントしてる。それに安達は気づいていない)がいるな、と察して苦笑しつつさっさと諦める女性社員の可愛いエピソードもなし。


原作映画ともに、黒沢への思いを自覚した安達は健気で包容力があります。

二人の仲が会社に露見しても、露見しても移動させられたりしないようにと仕事を頑張る安達。

本社でもまた残業を重ねる安達を見て、また倒れるんじゃないの?とおせっかいにも杞憂してしまいました。世話を焼きすぎる黒沢に苦笑しつつも、自分を今一度見直して反省する安達、みたいな描写が見たかったです。安達くん、注文ばかりつけてごめんねm(__)m 

 

後半、くろあだの幸せなイチャコラがもっと見たかったんですね。

原作を踏襲した展開なのに、やたらと真面目で隙がない展開に息がつまりました。

あと、黒沢目線で見がちなので、君が心配でたまらないのよ。

 

長くなりました。後編へ続きます。