映画を見てきました。
ドラマと同じく、期待を裏切らない基本的に非常によく出来た実写化だった![]()
激しくはないけどネタバレしてます。
原作との比較あります。
ドラマ版も非常によく出来ていたので不安なし![]()
全員はまり役。
原作は以前から、レシピ本兼人間ドラマとして購入しています。
ゲイカップルの日常漫画だけど、社会人、家族あるあるネタが非常に上手いので、誰でも楽しめる。
定番化しているレシピもある。これ読むと副菜まで作りたくなるのだからすごい![]()
最後はセクシャリティーではなく人間性だよね。
原作でシロさんが父親に「お前そんな生半可な気持ちで同性愛をしとるのか?」と言われ
「じゃあ異性愛者は毎日そんなに真面目に生きてるのかよ」と内心ボヤく場面は笑いながらも仰る通りだと思った!こういう場面をサラッと描けるのがよしながふみはすごすぎる。
原作の京都旅行やお花見など、映画ならではの豪華な場面にうっとり🌸
京都の俵屋、いつか行ってみたい。
ケンジ(内野聖陽)は原作よりやや繊細さを表に出す演出になっていたものの、内野聖陽さんの演技がお見事で気にならない。原作だと帰りの新幹線で遠慮なく怒っていた。どっちも好き。
ケンジは繊細だけど、それを全て表に出すことはしない人なので、やっぱり演技の匙加減が素晴らしい。
ちょっとだけ気になったのは、小日向さんの冷蔵庫が壊れたエピソード。
ここでジルベール(磯優勇斗)が初対面の佳代子さん(田中美佐子)にぶしつけな本音を平気で言う。
ジルベールは小悪魔キャラだけど、ちゃんと人を選んでる。
初対面でお世話になってる人には如才なくスマートな対応が出来る頭の良さがある子。だからこそ小日向さんみたいないい男を惹きつけてやまない。最大の被害者も小日向さん![]()
磯村勇斗は最初からうまかったけど、この役で違和感ないのはすごすぎるよね。
この場面のご馳走も美味しそう!
映像で見ると、食材をその場で見ただけでいくつも簡単レシピを教えられる佳代子さんの偉大さがわかる![]()
逆に言えば他はほぼ気にならない超絶ハイレベルな実写化です!
原作にあるエピソードを大きく変えることなく繋ぎ合わせてる。
切なさもやるせなさもあり、最後にはほっこり胸が暖かくなる人間ドラマに仕上がっていました。
テレビ東京の誠実さと底力を感じます![]()
ゴシップ大好き田渕くんは松村北斗さん。
山本耕史の小日向さんはもはや出てくるだけで笑いが起きてましたw
タンクトップから半袖に変わってる。
やはり西島秀俊さん、内野聖陽さんのキャスティングはとてつもなく大きい。
このキャスティングを考えてオファーした制作陣も、快く引き受けてくれた役者達もありがとう
年齢問わずこんなイケてる人達滅多にいない![]()
ご夫婦で来ている方も多かった。うちもそうしかたったけど、原作と同じで休みがほぼ合わない。
子供もいないので原作映画ともに身につまされるところもちょっとあるかも。
普通に接してくれる人達のありがたさよ。
ドラマ版で毎回「内野さんが可愛すぎる」と感想言ってたw 麒麟がくるの信長にはもっと言ってたw
気持ちはわかるよー。
シロさん(西島秀俊)のお母さん(梶芽衣子)のラストの言葉が身に染みる。
原作も映画も、最後には優しい気持ちになれます![]()
そして当然、お腹がすく。
YOUTUBE企画でもやってきた、りんごのキャラメリゼのトーストアイス載せ、おいしそう~。
コミックスも最新の19巻が出ていたので、帰りに購入。間違いない面白さです。


