原作はだいぶ前に読みました。

東野圭吾作品のリーダビリティ(読みやすくて理解しやすい文章)は職人芸ですね。面白かったです。

ただこのホテルのホテルマン、大変過ぎないか。。が率直な感想。

長澤まさみの役は有能すぎて尊敬しかない。長澤まさみは好きな女優さんです。

続編もけっこう前に読みました。ホテルマンの大変さが更にパワーアップしていましたよ。

先日、赤楚くん目当てにCM NOW  BOYSを購入する際、隣駅の大型書店に足を運びました

(Amazonで予約すれば済むのに笑い泣きでも最近、赤楚くんが出てる雑誌はあっという間に予約不可・入荷未定になってしまう)

 

そこでちょっとばかり驚くことがあったんです。

マスカレードナイトの宣伝で、キムタク表紙の雑誌が何冊も出ていました。それらを即座に全部手に取ってレジに持って行った40代くらいの男性がいました。ぱっと見、6冊以上はありました。推しが表紙の雑誌は全部買い気持ちはわかりまっせ!

しかしキムタククラスになると、雑誌含めて散財がどのくらいになるんだろう。。でもその分人生楽しそう。

 

その他にも目の前でキムタク表紙の雑誌がどんどん売れてゆく。比較的大きな本屋ってこともあるでしょうが、誰でも名前を知っているような超大手書店ではありません。購読層は様々ですが若い方もいて、人気の底力を感じました。

 



 

 

マスカレードホテル。キムタクの見た目は原作にあっていると思います。

本を最初に読んだ時、日本の役者で似合う人が思いつかなかったんです。

と思ったら、モデルがキムタクなんですね!キムタクありきで映画化が許可されたみたいですね。

 

私は彼にすごく詳しい訳ではないので、ファンの方も気に障ったら申し訳ありません。

 

父がキムタク大好きで、実家でスマスマもよく一緒に見ていました。

戦メリが大好きで繰り返し見るような自由な人です。家族に隠す気も全くなしで、話もうまい、いわゆる陽キャなのでよくいろんな映画を一緒に観ました。トニー・レオンも大好き。お気に入りのイケメン俳優が世界中に多数いる人でした。

 

他にも舞台・映画・小説等が本当に好きな人って、琴線に触れるものであれば、年齢に関わらず変なこだわりがない印象。

 

父によれば、「キムタクは役にはまって上手い時はものすごく上手い。似たような役が多くてちょっと気の毒だし、顔が可愛すぎて損してるとこはあるけど、独特の華があるから見ていて楽しい」と言ってました。

 

母はそれほどではなかったのに、父が亡くなってからはなぜか好きになってました。ジェラってた?笑

何を言われても全く言い訳しないでいつも全力投球なところは見習いたいしかっこいいなあと私も思います。

 

私は花様年華が好きで、続編の2046も(ウォン・カーウェイ監督が2046は花様年華の続編じゃないと言ってもあの内容は続編)も観ています。2046は映画館に観に行きました。

 

 

 

2046のキムタク、すごく良かったんです。

いつもと全然違って、異国で中国の女性に恋して、言葉もおぼつかないのに一生懸命心のうちを伝えようとしている役。新鮮で今の言葉でいうならキュンとしました。

 

この映画出演の経緯には触れませんが、かなり驚いたのは事実。ウォン・カーウェイ監督、どうしてもキムタクに出演して欲しかったんですね。

 

検察側の罪人も良かったです。古畑任三郎の犯人役もすごく良かった。

 

つまり、「求められるキムタク」ではない役でも出来るんですよね。

本人は主演にこだわっていないとインタビューで答えていたそうです。

 

私がひねくれてるだけかもしれませんが、天海祐希さんもファンの人には評判がいいかよくどうかわからない役の方が好きだったりします。ファンの友人とちょっとその話をしたら微妙な反応でしたw

 

でも彼らが主演として求められるのは当然。誰が見ても個性や華がすごく強い人って俳優の中でもそう多くはない。しかもそれを長年保ち続けるって想像を絶します。

 

映画に関しては原作と違う展開もありましたが、いい具合に原作を忘れていたので楽しんで観られましたよ笑

画面作りも凝っていて綺麗なので次作・マスカレードナイトは映画館で観たら楽しそうです。